auひかりは引っ越しできる？手続きの流れ・費用・注意点を徹底解説！

auひかり｜引っ越し手続きをする前に確認しておくこと

トラブルなく手続きを済ませるためには、事前確認が大切です。
引っ越し手続きに入る前に、以下の2つのポイントを確認しておきましょう。

契約内容とプロバイダを確認する

auひかりの引っ越し手続きの手順は、加入しているプロバイダによって異なります。
また、引っ越し先のエリアや建物の設備状況によっては、最大速度や月額料金が変更になることがあります。まずは、現在の契約内容とプロバイダを確認しましょう。

契約内容は「My au」で確認できます。
ログインに「auひかりに紐づいているauID/パスワード」が必要となるため、手元に用意しておきましょう。

不明な場合は「au ID・パスワード：インターネット・電話をご利用の方向け」の「パスワード確認方法」をご確認ください。

引っ越し前に契約していた「付加サービス」は、そのまま継続となります。ただし、サービスごとに取り扱いが異なるため、把握しておきましょう。

引っ越し先の提供エリアを確認する

auひかりは独自回線を使っているため、利用できない地域や建物があります。引っ越し先では、現在契約しているプランが利用できないこともあるため、確認しておきましょう。

マンションタイプの提供エリアを調べる際「6.」で建物名が表示されない場合、auひかりの設備が導入されていないのだと判断できます。ほかのインターネットサービスを検討しましょう。

auひかり｜引っ越し手続きの流れ

auひかりの引っ越し手続きには、1ヵ月程度かかります。また、手続きのタイミングや利用環境によっては、引っ越し先でauひかりが利用できない期間が発生することがあります。

スムーズに手続きを進めるため「引っ越し日・新しい住所」が決まり次第、早めに申し込みましょう。ここからは「auひかりの引っ越し手続きの流れ」を、以下の4つの項目に分けて解説します。

KDDIまたはプロバイダに引っ越し手続きを申し込む

前述したように、auひかりの引っ越し手続きは、現在契約しているプロバイダによって手順が異なります。まずは、KDDIが提供する「au one net」を契約している場合の申込手順を見ていきましょう。

「au one net」以外のプロバイダを契約している方は、各サービスでの申し込みが必要です。

引っ越し日や引っ越し先の住所が決まり次第、以下の窓口で申し込みましょう。

引っ越し手続きに必要なものを受け取る

引っ越し手続きの申し込みから1週間〜3週間程度経つと、KDDIから「回線工事日」と「新しい電話番号」についての連絡がきます。工事日の確定、または調整をしましょう。

さらに回線工事日が近づくと「ご利用開始のご案内」と「宅内機器」が自宅に送られます。宅配便で送られてくるため、引っ越し前に受け取りましょう。

「ご利用開始のご案内」には、手続きの進め方や、機器の接続方法などが記載されています。受け取り次第、すぐに開封して中身を確認しましょう。

開通工事・撤去工事の立ち会いをする

auひかりの引っ越しをする際、回線工事は最大2回必要です。

1つ目は、新しい建物に回線を引き込むための「開通工事」。住居タイプごとに工事内容が異なるため、表で確認しましょう。

2つ目は、現在利用している回線を取り除くための「撤去工事」。引っ越し前にホームタイプを利用していた方が対象です。以下の条件に沿って実施されます。

機器の接続・設定をする

回線工事が完了したら「モデム・Wi-Fiルーターの接続」「端末のWi-Fi接続」など、各種設定をしましょう。取り付け方法は「接続設定ガイド」をご確認ください。

うまく接続・設定できない方には、auひかりの「かけつけ設定サポート」がおすすめです。こちらのサービスでは、専門スタッフによる訪問サポートを受けられます。

「機器の配線」や「Wi-Fiの接続設定」を任せられるため、機械が苦手な方でも安心して利用できるでしょう。受けられるサポートは、選択するメニューによって異なります。

「基本設定（有線）」では、Wi-Fi接続のサポートが受けられません。Wi-Fiを利用したい方は、次の「基本設定（宅内LAN機器パック）」を選択しましょう。

基本メニューでサポートを受けられるパソコンは1台まで。複数台のサポートを受けたい場合は「オプションメニュー」で追加できます。詳しい情報は「かけつけ設定サポート」および「オプションメニュー」をご覧ください。

機器の接続ができたら、引っ越し手続きはすべて完了です。

auひかりの引っ越し手続きにかかる費用

続いて、auひかりの引っ越し手続きにかかる費用を見ていきましょう。
以下の2つの項目に分けて紹介します。

契約解除料 / 回線撤去費 / 初期費用残債

前述したように、auひかりの引っ越し手続きには「解約と再契約」という工程が含まれるため、更新月以外に手続きをすると、以下の費用が発生します。

しかし、引っ越し先で「対象プラン・対象プロバイダ」を契約する場合、免除または割引を受けられます。まずはそれぞれの金額を確認しましょう。

契約解除料

契約解除料は、更新月以外に解約する場合に請求される費用です。「2022年6月以前に契約した方」と「2022年7月以降に契約した方」で金額が異なります。

撤去工事費

「開通工事・撤去工事の立ち会いをする」でも紹介したように、引っ越し元の建物で「auひかり ホーム」を契約している場合、撤去工事が必要になることがあります。契約時期によって工事の有無が決まるため、確認しておきましょう。

初期費用残債

「初期費用残債」とは、引っ越し元の契約で分割している工事費のことです。分割支払いが残っている場合は、引っ越し時に一括精算が必要となります。

ここまでの「契約解除料・回線撤去費・初期費用残債」の免除または割引を受けるには、以下の対象プラン・プロバイダを継続利用する必要があります。特典の還元方法とともに確認しましょう。

上記のとおり「契約解除料」と「撤去工事費」は免除されるため、請求されません。一方「初期費用残債」は、一括請求されてから免除または還元されます。引っ越し元の利用料金とあわせて請求されるため、把握しておきましょう。

サービス登録料 / 工事費

「サービス登録料」と「工事費」は、引っ越し先の契約で発生する費用です。ホームタイプとマンションタイプでそれぞれ金額が異なります。

「サービス登録料」は、ホームタイプ/マンションタイプともに発生します。スマホの契約に置き換えると、契約事務手数料に該当する費用です。

「工事費」は、auひかりの回線を自宅に引き込む際に発生する費用です。ホームタイプとマンションタイプで金額が異なりますが、どちらにも「初期費用相当額割引」が適用されるため、実質0円になります。特典の詳細情報は次のとおりです。

初期費用相当額割引｜auひかり ホーム

初期費用相当額割引｜auひかり マンション

auひかりの引っ越し手続きに関する注意点

最後に、auひかりの引っ越し手続きに関する注意点を見ていきましょう。
以下の3つの項目に分けて紹介します。

解約後の再契約（解約新規）は基本NG

情報サイトの中には「所定の引っ越し手続きをせずに、一度解約してから再契約する方法（解約新規）」を推奨しているものがあります。「お得に契約できる」とのことですが、本記事ではおすすめしていません。

同一名義で再契約する場合、キャッシュバックなどのキャンペーンの適用対象外となります。引っ越し手続きで適用できる特典を利用した方が、お得だと言えるでしょう。

固定電話番号は変更になる可能性がある

多くの場合、auひかりの引っ越しに伴って固定電話番号が変更されます。ただし、以下の条件を満たしている場合、同じ電話番号の引き継ぎが可能です。

マンションタイプは料金プランが変わる可能性がある

住居タイプの変更を伴う引っ越しだけでなく、同じマンションタイプへの引っ越しでも月額料金が変わる可能性があります。

「auひかり マンション」の料金プランは8種類あり、建物の設備によって決められているため、自分で選ぶことはできません。ここでは、auひかりの料金プランを一覧で紹介します。

引っ越し先ではどのプランが適用されるのか、引っ越し元と比べて高くなりすぎないかを調べておくことが大切です。

2022年11月19日時点の調査内容です。