SoftBank 光｜解約時に違約金は発生する？手続き方法・手順を解説

SoftBank 光を解約する方法・手順

さっそく「SoftBank 光を解約する方法・手順」から見ていきましょう。

それぞれ詳しく解説します。

1. サポートセンターに解約の連絡をする

解約の手続きは、解約希望日の90日前から受付可能です。解約希望日の6営業日前（土日祝除く）までに電話をして申し込みましょう。

また、自動更新プランを契約中の方で、自動更新を希望しない場合は「契約解除料不要期間、最終月の15日前まで」に電話での申し込みが必要です。月末付近は特に混み合うため、できるだけ早く連絡をしましょう。

なお、解約手続きをする際「契約者の名前・生年月日・住所」に加え「撤去工事の有無・立ち会い希望日の候補」が必要となります。電話をかける前に情報を準備しておくと、スムーズに手続きが進むでしょう。

2. レンタル機器を返却する

ソフトバンクやNTTからレンタルしている機器は、利用停止月の翌月20日までに返却する必要があります。

機器が破損している、または期日まで返却しない場合「規定/規約に基づいた規約金」または「修理交換料金」の支払いが必要となる可能性があるため、注意しましょう。

ソフトバンクのレンタル機器と、NTTのレンタル機器では返却方法が異なります。
それぞれの返却方法、返却先を分けて確認していきましょう。

ソフトバンクのレンタル機器は「機器を受け取ったときの箱」または「手持ちの段ボール」で梱包して、以下の住所に返却してください。発送料は利用者の負担となります。

開通前レンタル機器が手元にある場合は、以下の住所に返却しましょう。

NTTのレンタル機器は、NTTから送られてくる「回収キット」で返却ができます。同封されている「機器返却方法のご案内」を確認した上で、返却してください。

なお、他社光コラボへの乗り換え（事業者変更）をする場合、NTTのレンタル機器を返却する必要はありません。乗り換え先でも同じものを利用します。

3. 必要に応じて撤去工事をする

撤去工事は原則不要ですが、物件によっては必要となることがあります。
工事費は基本的に無料ですが、立ち会いが必要です。

「立ち会いができる場合」は、解約手続きの際に希望日を3つ登録してください。一方、すでに移転済みなどで「立ち会いができない場合」は、次の表を参考に対応してください。

SoftBank 光の解約費用

SoftBank 光を解約する際、以下の費用が発生します。

それぞれの金額や条件などを詳しく見ていきましょう。

【2022年7月改定】契約解除料（解約金）

更新月以外にSoftBank 光を解約する場合「契約解除料」が発生します。SoftBank 光には「2年契約」と「5年契約」のプランがあり、どちらも「契約満了月の当月/翌月/翌々月」が更新月（契約解除料不要期間）です。

契約期間・更新月・契約解除料は「My SoftBank」で確認できます。My SoftBankへのログインには「S-ID（認証ID）」と「パスワード」が必要となるため、事前に確認しておきましょう。不明な場合は「S-ID（認証ID）とパスワードを確認する方法を教えてください。」をご覧ください。

SoftBank 光およびオプションサービスの契約解除料は、2022年7月の「電気通信事業法改正」に伴って変更されました。2022年6月以前に契約した方と、2022年7月以降に契約した方で適用される金額が異なるため、注意しましょう。

なお、2022年6月以前に契約した方でも、以下の条件を満たせば新しい金額が適用されます。

解約月の利用料金

SoftBank 光の解約月の利用料金は、日割りになりません。初月に解約しても、ひと月分の料金が請求されます。

前述したようにSoftBank 光の解約は、解約希望日の6営業日前（土日祝除く）までに申し込む必要があります。月末日に申し込んでも実際に解約されるのは翌月の6日になるということです。

この場合、解約月は申し込みの翌月となり、ひと月分の料金が余計に請求されてしまいます。サポートセンターにつながらず、申し込みできない可能性もあるため、早めに手続きを済ませましょう。

工事費の残債

SoftBank 光の解約時には、工事費の残債が一括請求されます。ただし、2022年7月以降に解約する場合「電気通信事業法で定められた計算方法」で算出した金額が「請求上限額」に適用されます。計算方法は以下のとおりです。

1. 契約期間と利用期間を使って「率」を計算する

2.「1.」 で算出した「率」のうち、高い方に工事費を掛け合わせる

上記の例の場合、工事費残債の「請求上限額」は、9,900円(税込)となります。

解約費用の負担金額を抑える方法

ここまでの内容で「契約解除料・解約月の利用料金・工事費の残債」の金額が分かりましたが「解約費用が高い！」と感じている方もいるのではないでしょうか。

ここからは「SoftBank 光の解約費用を抑える方法」を以下の3つの項目に分けて紹介します。

契約更新月にあわせて解約する

先にお伝えしたように、SoftBank 光には「2年契約」と「5年契約」のプランがあります。どちらも「契約満了月の当月/翌月/翌々月」が更新月です。

上記の期間に解約すれば、契約解除料が発生しません。2年契約の場合、ファミリータイプなら5,720円(税込)、マンションタイプなら4,180円(税込)の解約費用を削減できるのです。

SoftBank 光を最安で解約できるタイミングのため、ここにあわせて手続きをしましょう。

キャンペーンを開催しているサービスに乗り換える

他社のインターネットサービスに乗り換える場合は、キャンペーンが適用できるかどうかを確認しておきましょう。

サービスによって異なりますが「契約解除料・工事費の残債・撤去工事費」を対象とし、最大10万円まで還元されることもあります。

引越しの場合は「引越し手続き」をする

SoftBank 光を引越し先でも利用する場合は「引越し手続き」をしましょう。条件を満たした場合、通常最大26,400円(税込)の引越し工事費が無料になるため、とてもお得です。

ただし、キャンペーンを適用しても、以下の費用は免除されません。

引越し手続きは「Web」または「店舗」で受け付けています。詳しい情報を「SoftBank 光 引っ越しのお手続き」で確認した上でお申し込みください。

SoftBank 光を解約する際の注意点

最後に、SoftBank 光を解約する際の注意点を4つ紹介します。

SoftBank 光で発行した電話番号は引き継げない

SoftBank 光を解約すると、契約に紐づいている固定電話番号も廃止されます。引き継ぎたい場合は、別途手続きが必要です。なお、固定電話番号の発番方法によっては、引き継げないことがあります。以下の表をご覧ください。

NTT東日本・西日本で発番した固定電話番号を、NTTの契約に戻す場合は「アナログ戻し」が必要です。SoftBank 光を解約する前に、以下の窓口に問い合わせましょう。

他社光コラボへの移行には「番号ポータビリティ」を利用します。事業者変更手続きとあわせて申し込みできるため「事業者変更承諾番号」を発行する際に確認しておきましょう。

SoftBank 光などの光コラボで発番した固定電話番号は、事業者変更をする場合に限り引き継ぎができます。「光回線を解約する」「au光などの独自回線サービスに乗り換える」といった場合は引き継ぎできないため、注意が必要です。

別途解約が必要なオプションサービスがある

「スカパー / Netflix / ひかりTV / スマートレスキュー / がっちりパック / プレミアムTV」を契約中の方は、別途解約手続きが必要です。以下の窓口にお問合せください。

キャンセルは開通工事前まで

SoftBank 光は、契約成立前（開通工事前）の方に限り、キャンセルが可能となっています。すでに開通済みの場合は、解約の手続きが必要です。

キャンセルの申込みは「チャットサポート」で受け付けています。
受付時間は、10：00〜19：00までです。

なお、おうち割光セットなどの割引・キャンペーンを適用している場合は、キャンセルが完了次第、廃止されます。また、キャンセル完了後も、行き違いで郵送物やSMSが届く可能性があるため、把握しておきましょう。

おうち割光セットの適用が終了する

SoftBank 光を解約すると、ソフトバンクスマホに適用されている「おうち割光セット」や、ワイモバイルスマホに適用されている「おうち割光セット（A）」の割引が終了します。それぞれの割引金額は、以下のとおりです。

どちらも大きな割引のため、場合によっては継続利用したほうがお得になるかもしれません。たとえば、家族4人で「ソフトバンク2回線 / ワイモバイル2回線」の契約をしているケース。割引金額は以下のようになります。

SoftBank 光（ファミリータイプ）の場合、月額料金は5,720円(税込)。上記の割引額を充当すると、差額の1,144円(税込)で利用できます。他社のインターネットサービスに乗り換える場合は、割引金額も含めた上で比較しましょう。

2022年11月13日時点の調査内容です。