auひかり｜ルーターはレンタルがおすすめ？機能や月額料金を解説！

auひかりで利用できるWi-Fi機能は4種類

auひかりで提供されているWi-Fi機能（無線LANサービス）は、次の4つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ホームゲートウェイ内蔵無線LAN親機機能

「ホームゲートウェイ」は、auひかりが提供する宅内機器です。有線接続・電話接続だけでなく、無線LAN機能も内蔵されているため、外部のWi-Fiルーターを購入・接続する必要がありません。

また、2022年10月に提供開始した「BL3000HM」は「光信号とデジタル信号の相互交換機能」を搭載しているため、外部のONU（回線終端装置）も不要になりました。

ホームゲートウェイの基本性能

ホームゲートウェイにはいくつかの種類があり、契約しているプランによって提供される機種が異なります。ここでは代表的な3つの機種の基本性能を見ていきましょう。

2022年10月に提供開始した機種の主な変更点として「BL3000HMの6GHz帯対応」と「おうちどこでもWi-Fi対応」が挙げられます。

5ギガ・10ギガといった高速プランで提供されるBL3000HMに「6GHz帯」が対応したことで、より高速なWi-Fi通信を利用できるようになりました。

「おうちどこでもWi-Fi」は、2022年10月に提供開始した新しいサービスです。これまでWi-Fiが届きにくかった部屋にも、電波を届ける機能があります。詳しくは「おうちどこでもWi-Fi」で紹介します。

ホームゲートウェイの月額料金

ホームゲートウェイの月額料金は「内蔵Wi-Fi機能の利用料金」と「レンタル料金」に分けられます。契約するプラン（住居タイプ）や利用状況によって金額が異なるため、まずは表で確認しましょう。

「内蔵Wi-Fi機能の利用料金」は、auスマートバリューまたは自宅セット割に加入することで、割引が適用されます。永年実質0円で利用できるのは、とてもお得ですね。

「レンタル料金」は、マンションタイプの月額料金に組み込まれている料金です。公式サイトの金額に追加でかかるわけではありませんので、ご安心ください。

外付けレンタル機器

Wi-Fiが届きにくいなどの問題がある場合は、外付けのWi-Fiルーターも利用可能です。auひかりでは以下のレンタル機器を提供しています。

おうちどこでもWi-Fi

「おうちどこでもWi-Fi」は、ホームゲートウェイの内蔵Wi-Fiだけでは届きにくかった部屋まで、電波を届けるサービスです。「子機を経由して、建物の隅まで電波を届ける」という仕組み。ホームゲートウェイから離れた部屋や、鉄筋コンクリートの建物でも快適に利用できるようになります。

月額料金は880円(税込)。建物の状況により、子機が複数台必要になった場合、1台440円(税込)で追加できます。なお、契約状況によって、以下の割引が受けられます。

また、接続に不安を感じている方でも利用できるよう「専用デスクによるサポート」がセットになっています。Wi-Fi接続以外に、パソコン周辺機器・ソフトウェアに関するサポートも受けられるため、安心して申し込めるでしょう。

さらに、おうちどこでもWi-Fiの接続を「かけつけ設定サポート」に依頼する場合、利用料金から2,200円(税込)の割引を受けられます。機械の操作が苦手な方にもおすすめです。

無線LAN利用制限

「無線LAN利用制限」は、自宅内でWi-Fi接続できる時間帯を、スマホ・パソコン・ゲーム機ごとに制限できる機能です。

1日の中でWi-Fi接続できる時間帯を、曜日や時間ごとに設定できます。子どものインターネットの使いすぎを防ぎたい方などにおすすめです。

自前のWi-Fiルーターも利用可能！方法と利用料金

auひかりでは、自分で購入したWi-Fiルーターの使用も可能です。

情報サイトの中には「ホームゲートウェイの内蔵Wi-Fiを使う方法しかない！」と記載があるものがありますが、これは誤情報。

内蔵Wi-Fi機能をオフにしたホームゲートウェイに、外付けのWi-Fiルーターを接続することもできます。

内蔵Wi-Fi機能をオフにしたホームゲートウェイの月額料金は、以下のとおりです。

内蔵Wi-Fi機能を利用するかどうかは、契約時に店頭スタッフやオペレーターから聞かれるため、いらない場合は不要だと伝えましょう。

既に契約している場合は、コールセンターで解約できます。

なお、内蔵Wi-Fi機能を外した場合「自分でWi-Fiルーターを購入する」または「auひかりで外付けのWi-Fiルーターをレンタルする」必要があります。今後の使い方を決めて、Wi-Fiルーターを準備した上で解約しましょう。

Wi-Fiルーターの接続方法（SSID・暗号キーの確認）

ホームゲートウェイから発信されているWi-Fiを利用するには、接続設定が必要です。まずはホームゲートウェイの裏面に記載されている「SSID」と「暗号キー」を確認しましょう。

「SSID」と「暗号キー」がわかったら、Wi-Fiを利用したい端末で接続設定をしましょう。本記事では、iPhoneでWi-Fiを利用する方法を紹介します。

auひかりのWi-Fiルーターがつながらないときの対処法

ここからは「Wi-Fiの接続ができない」「突然Wi-Fiが使えなくなった」といったトラブルの対処法を紹介します。以下の5つの手順に分けて確認していきましょう。

1. 接続状態を確認する

まずは、ホームゲートウェイなどの接続機器の状態を確認しましょう。配線が正しく行われているか、コネクタに緩みがないか。また、ランプの表示に問題がないかもチェックしてください。ランプの表示パターンは以下のとおりです。

2. 再起動をする

接続状態に問題がない、または改善してもつながらない場合は「宅内機器（ONU、ホームゲートウェイ）・パソコン・スマホ」などを一度再起動しましょう。

なお「クイック設定Web」を利用している場合「保存」を押下していないと、これまでに変更した設定が消えてしまうため、注意してください。

3. 初期化をする

「ホームタイプ」または「マンションタイプ（タイプG、タイプV、タイプE）」を利用している方は、ホームゲートウェイの初期化が可能です。接続状態が改善しない場合は、以下の手順で実行しましょう。

4. ファームウェアの更新をする

ホームゲートウェイのファームウェア（OS）が古くなっている場合、接続に問題が生じる可能性があります。「クイック設定Web」にアクセスしてバージョンを更新しましょう。

5. 交換・問い合わせをする

ここまでの対処法を試しても改善しない場合「機器の故障」または「契約上の問題」が発生している可能性があります。個人での対処は難しいため、サポートセンターに問い合わせましょう。

「au one net」以外のプロバイダを利用している場合、問い合わせ先が異なります。「提携プロバイダの連絡先一覧」を確認し、契約中のサービスに問い合わせましょう。

2022年11月21日時点の調査内容です。