スマートウォッチを利用したい!大手通信キャリアが提供しているサービスとは？

音声通話やデータ通信をスマートウォッチでするためには？

Apple WatchやGoogle Pixel Watch、Galaxy Watchなどのスマートウォッチは、それぞれ単独で音声通話やデータ通信を行うことが可能ですが、単独で利用したい場合は通信契約に対応した製品の購入および通信キャリアとの契約が必要になります。

Apple Watchを例に挙げると、Apple Watchには「GPSモデル」と「GPS + Cellularモデル」の2種類があり、Apple Watch単独で利用したい場合は「GPS + Cellularモデル」のApple Watch購入が必要です。

その他のGoogle Pixel WatchやGalaxy Watchで音声通話・データ通信を単独で行いたい場合、Google Pixel Watchでは「4G LTE+Bluetooth/Wi-Fi」モデル、Galaxy Watchでは「LTEモデル」を選択するようにしましょう。

製品購入後は通信キャリアで料金プランへの申し込みを行い、利用を開始させます。

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルが提供しているサービス内容については「大手通信キャリアにはスマートウォッチを単独で利用できるサービスを提供中！」で解説しているので、そちらをご確認ください。

大手通信キャリアで扱っているスマートウォッチを一覧で紹介！

ここでは、大手通信キャリアが扱っているスマートウォッチを一覧で紹介します。

Apple WatchとGoogle Pixel Watch/Galaxy Watchと項目を分けてそれぞれ確認していきましょう。

在庫があるスマートウォッチを記載していますが、在庫情報は2024年8月時点のものです。最新の在庫情報については、公式サイトを必ずご確認ください。

Apple Watch

ここでは、大手通信キャリアが扱っているApple Watchの情報を一覧で紹介します。

Apple Watchは大手通信キャリア全てが扱っており、それぞれの通信キャリアで購入することが可能です。

Google Pixel Watch/Galaxy Watch

ここでは、大手通信キャリアが扱っているGoogle Pixel WatchとGalaxy Watchの情報を紹介します。

2024年8月には新しい「Google Pixel Watch 3」の発売も発表され、2024年9月上旬にドコモ・au・ソフトバンクから発売予定となっています。

なお、ドコモとauはGoogle Pixel WatchとGalaxy Watchどちらも扱っていますが、ソフトバンクはGoogle Pixel Watchのみの扱い、楽天モバイルではどちらも扱っていません。

通信キャリアで購入を希望する際は扱っているスマートウォッチに注意しましょう。

大手通信キャリアにはスマートウォッチを単独で利用できるサービスを提供中！

ここでは、Apple WatchやGoogle Pixel Watch/Galaxy Watchで音声通話・データ通信を行うために大手通信キャリアが提供しているサービスを紹介します。

ドコモ｜ワンナンバーサービス

ドコモでは、「ワンナンバーサービス」に申し込むとApple WatchやGalaxy Watchなどで音声通話・データ通信を行うことができます。

ワンナンバーサービスは月額550円(税込)で提供されており、サービスを利用する際には、指定された対象料金プランへの契約とスマートウォッチが必要です。

ワンナンバーサービスの概要を見ていきましょう。

対象機種は、「Apple Watch」「Google Pixel Watch」「Galaxy Watch」の3種類。対応機種の詳細については、ドコモの公式サイトから確認することができるので、事前に確認することをおすすめします。

申し込みはドコモショップから行えますが、それ以外にもApple WatchではiPhoneに搭載されている「Apple Watch」アプリ、Galaxy Watchでは「Galaxy Wearable」、Google Pixel Watchでは「Google Pixel Watch」アプリから申し込み可能です。

なお、ワンナンバーサービスはドコモの小容量プランのirumoやドコモの格安プランであるahamoでも契約可能です。利用を希望する際は、専用アプリから申し込みを行いましょう。

■関連記事
ahamoがワンナンバーサービス対応に！Apple Watchも利用可能！

au｜ナンバーシェア

auでは、「ナンバーシェア」に申し込むとApple WatchやGalaxy Watchなどで音声通話・データ通信を行うことができます。

月額料金は385円(税込)となっており、ドコモの月額料金よりも165円(税込)安く提供されています。申し込みは各種スマートウォッチのアプリまたはau Style/auショップからできます。

なお、回線契約が法人名義および未成年の方は各種アプリからの申し込みはできず、au Style/auショップでのみ申し込みとなることに注意が必要です。

ナンバーシェアの概要を見ていきましょう。

対象機種はドコモと同じく、「Apple Watch」「Google Pixel Watch」「Galaxy Watch」の3種類です。こちらも対応機種を事前に公式サイトより確認しておきましょう。

ナンバーシェアを利用するためには、「シニアプラン（V）」「新カケホ割60の専用プラン」以外の料金プランを利用している必要があります。

どちらも新規受付は終了している料金プランですが、現在上記の料金プランを利用している方でナンバーシェアの利用を希望する方はプラン変更を行うなどしてから申し込みを行いましょう。

ソフトバンク｜Apple Watch/ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス

ソフトバンクでは、Apple Watchを利用する方向けの「Apple Watch モバイル通信サービス」とGoogle Pixel Watchを利用する方向けの「ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス」の2つを提供しています。

月額料金はどちらも385円(税込) です。

Apple Watch/ウェアラブルデバイスモバイル通信サービスの概要を見ていきましょう。

対象機種は、「Apple Watch」と「Google Pixel Watch」の2種類。Galaxy Watchの取り扱いはありません。

その中でもGoogle Pixel Watchの対応機種は、「Google Pixel Watch」「Google Pixel Watch 2」のみ。親回線となるAndroidスマホはAndroid 9.0以上のOSが必要です。

ただし、ソフトバンクで発売した機種において機能の全部または一部が利用できない端末が存在します。公式サイトから確認ができるので、事前に確認しておきましょう。

一方、Apple Watchは「Apple Watch Ultra 2」「Apple Watch Series 9」など数多くのApple Watchが対象機種になっています。親回線となるiPhoneも公式サイトから確認可能です。

なお、ソフトバンクでAppleWatchやGoogle Pixel Watchを利用するためには上記サービス加入だけでなく、親回線にて以下の料金プランやオプションへの加入が必要になります。

楽天モバイル｜電話番号シェアサービス

楽天モバイルでは、iPhoneとApple Watchで1つの電話番号を共有して利用したい方向けに「電話番号シェアサービス」を月額550円(税込)で提供しています。

楽天モバイルではApple Watch以外のスマートウォッチは扱っていないため、利用できるのは楽天回線を持っているiPhone（親回線）とApple Watch（Series 3以降のCellularモデル）を持っている方のみ申し込みが可能です。

また、Rakuten最強プラン（データタイプ）での申し込みの対象外となっています。

電話番号シェアサービスの概要をみていきましょう。

対象機種については、Apple Watch Series 9をはじめとする計17種類が対象機種として公式サイトに表記されています。

なお、電話番号シェアサービスでは、親回線（iPhone）1回線につき最大5台までApple Watchを登録することができますが、電話番号シェアサービスへの設定に登録できるApple Watchは1台のみと決まっています。

そのため、親回線（iPhone）とどのApple Watchで申し込みをするか間違えないよう気を付けましょう。

スマートウォッチを単独で利用する際に関するよくある質問

ここでは、スマートウォッチを単独で利用する際に関するよくある質問を紹介します。

2024年8月22日時点の調査内容です。
※最新の情報については必ず公式サイトご確認ください。