【徹底比較】大手通信キャリア4社の端末購入プログラムを解説!2年返却は本当に得?
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最新のスマホをできるだけ安く手に入れたい、と考えている方は多いのではないでしょうか。
近年、大手通信キャリア各社が提供している「端末購入プログラム」を利用すれば、約2年後に端末を返却することを前提に、最新機種を非常にお得に購入できます。
しかし、各社で仕組みや条件が微妙に異なり、しっかりと把握しておかないと、逆に損をしてしまう可能性も。
本記事では、主要な通信キャリアが提供する端末購入プログラムの仕組みを分かりやすく解説し、あなたに最適なプログラムを見つけるお手伝いをします!
端末購入プログラムを上手く使えば、最新機種がお得に!
この記事では以下のポイントを解説します。
・端末購入プログラムの基本的な仕組みと各社の違い
・各プログラムのメリット・デメリットと、どんな人におすすめか
・プログラム利用時の注意点と、実質負担額の比較
それぞれ微妙に違う各社の端末購入プログラム!しっかり理解していないと、損してしまう可能性があるので、一緒に確認していきましょう!
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端末購入プログラムとは?基本的な仕組みを理解しよう

端末購入プログラムは、一定期間スマホを使用した後、キャリアに端末を返却することで、残りの支払い金額が免除されるサービスです。
利用者は、購入時に端末代金の総額から将来の残価分を差し引いた金額を分割で支払います。
多くの場合、2年後の返却が前提となっており、2年経過したタイミングで、端末を返却して残価の支払いを免除してもらうか、残価を再分割して支払いを継続し、端末を使い続けるかを選択することができます。
しかし、これらのプログラムを利用するうえで注意点もあります。
査定基準を満たさない場合は追加費用が発生する点です。画面のひび割れや本体の破損など、端末の状態が悪いと、残価の免除が受けられず、追加費用を支払うことになります。
補償サービスに加入している場合、追加費用が大幅に減額される通信キャリアも多いため、心配な方は事前に補償サービスに加入を検討しておくと安心です。
このプログラムは、常に最新機種を使いたい方や、2年サイクルで機種変更を考えている方にとって、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。
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各キャリアの端末購入プログラムを徹底解説
ここからは、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの各社が提供する端末購入プログラムについて、具体的な内容を順に見ていきましょう。
返却のタイミングや追加費用の有無など、各社で異なる点をしっかり把握することが重要です。
auの「スマホトクするプログラム」

auの「スマホトクするプログラム」は、シンプルで分かりやすいのが特徴です。端末購入時、24回目の支払いに残価が設定され、13ヵ月目から25ヵ月目までに端末を返却することで、その残価が全額免除されます。残価以外の金額は23回に分割して支払うことになります。
25ヵ月目以降も使い続けたい場合は、最終回の支払いに設定されていた残価を24回に再分割して支払いを継続します。この再分割後も、端末を返却すれば残りの残債は免除されます。
注意点として、返却時に端末の状態が基準を満たしていないと、22,000円(税込)の追加料金が発生します。ただし、「故障紛失サポート」(iPhoneは対象外)に加入している場合は、2,200円(税込)に減額されます。
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ドコモの「いつでもカエドキプログラム」と「いつでもカエドキプログラム+」

ドコモは、通常の「いつでもカエドキプログラム」に加え、早期に機種変更をしたいユーザー向けに「いつでもカエドキプログラム+」を用意しています。
いつでもカエドキプログラムは、auのプログラムとほぼ同様の仕組みです。残価設定で購入後、23ヵ月目までに端末を返却すれば、24回目の残価が免除されます。
もし返却が間に合わなかった場合、残価は24分割で再分割され、支払いは継続します。この場合も、返却した時点で未払い分が免除されます。
さらに、22ヵ月目までに返却すると「早期利用特典」として、機種ごとに決められた金額が翌月以降の分割支払金から割引される点がauとの大きな違いです。
いつでもカエドキプログラム+は、ドコモの補償サービス「smartあんしん補償」への加入が必須です。通常の残価免除に加え、12ヵ月目から22ヵ月目までの残債免除にも対応しており、1年での機種変更がしやすくなります。
ただし、早期に返却する際には、多くの機種で12,100円(税込)の早期利用料が発生します。毎月の補償サービス料とあわせると、トータルの負担額が大きくなる可能性があるため、事前にしっかりと試算しておくことをおすすめします。
故障時の追加費用は、基本的には補償なしで22,000円(税込)、補償ありで2,200円(税込)が必要です。
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ソフトバンクの「新トクするサポート+」

ソフトバンクは、以前の「新トクするサポート」から、2025年8月に「新トクするサポート+」に移行しました。以前のプログラム(スタンダード、バリュー、プレミアム)は順次終了しますが、すでに購入済みの機種に付いている旧プログラムは引き続き利用できます。
旧「新トクするサポート」は、48回払いで購入し、返却・査定で条件を満たすと、以降の支払いが不要になる仕組みでした。返却の申し出は翌月末までに必要で、査定基準を満たさないと22,000円(税込)の追加費用が発生します。
あんしん保障パックに加入している場合は、種類に応じて最安0円から最大12,980円(税込)の故障時利用料が発生。返却しない場合は残価を24回で再分割し、返却した時点で未払い分が免除されます。
・スタンダード: 25ヵ月目から返却可能で、最大24回分の支払いが不要。
・プレミアム: 早期利用料とあんしん保証パックへの加入が前提で、13ヵ月目から24ヵ月目の早期返却で最大36回分の支払いが不要。
・バリュー: 利用可能な機種は限られますが、早期利用料やあんしん保証なしでも13ヵ月目から残価免除の特典が利用可能。
新プログラム「新トクするサポート+」では、特典Aと特典Bのどちらかを後から選べるようになりました。
・特典A: 13ヵ月目から24ヵ月目に返却することで、最大36回分の支払いが免除。あんしん保証パックへの加入と早期利用料が必要です。旧「プレミアム」に該当します。
・特典B: 25ヵ月目以降に返却することで、最大24回分の支払いが免除。旧「スタンダード」に該当します。
このプログラムの最大の変化は、特典Aと特典Bのどちらを選んでも、回収時に別途最大22,000円(税込)の特典利用料が発生するようになったことです。
せっかく残価が免除されても、高額な手数料がかかるため、お得感が薄れてしまう可能性があるので注意が必要です。また、査定基準から外れた場合の追加費用(最大22,000円(税込))もそのままです。
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楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」

楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」は、25ヵ月目以降に端末を返却すれば残りの支払いが不要になるシンプルなプログラムです。ただし、このプログラムを利用するには楽天カードが必須で、さらに返却時に事務手数料3,300円(税込)が発生します。
故障時の追加費用は、査定基準を満たさない場合、他社と同様に22,000円(税込)が発生します。補償サービスの「スマホ交換保証プラス」に加入している場合、自己負担金は6,600円(税込)と、他社に比べてやや割高です。
しかし、楽天モバイル自体が月額料金を抑えやすいキャリアであること、そして楽天経済圏で楽天カードを持っている方にとっては、条件面でのハードルは比較的低いといえます。
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各社の端末購入プログラムと実質負担額を比較!

前章で紹介した各社の端末購入プログラムと人気のiPhone・Androidスマホの実質負担額について、一覧表にまとめました。
まずは、各社の端末購入プログラムの詳細を比較しました。
通信キャリア | プログラム名 | 返却タイミング | 特徴 | 追加費用 |
---|---|---|---|---|
au | スマホトクするプログラム | 13~25ヵ月目 | シンプルで分かりやすい |
故障時 最大22,000円 |
ドコモ | いつでもカエドキプログラム | 23ヵ月目まで | 早期利用特典あり | 故障時 最大22,000円 |
いつでもカエドキプログラム+ | 12~22ヵ月目 | smartあんしん補償の加入必須 1年での返却に対応 |
早期利用料12,100円 +故障時2,200円 |
|
ソフトバンク |
新トクするサポート+(特典A) | 13~24ヵ月目 | あんしん保障パック加入で 返却タイミングを後から選べる |
特典利用料最大22,000円 +故障時 最大22,000円 |
新トクするサポート+(特典B) | 25ヵ月目以降 | 特典利用料 最大22,000円 +故障時 最大22,000円 |
||
楽天モバイル | 買い替え超トクプログラム | 25ヵ月目以降 | 楽天カード必須 | 事務手数料3,300円 +故障時 最大22,000円 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
こう見ると、各社微妙に違いがありますね。特に、手数料のあるソフトバンクと楽天モバイルのプログラムを利用する際は、その分の金額も考慮に入れて計算をするようにしましょう。
次に、人気のスマホを例に、各社のプログラムを適用した場合の実質負担額を比較してみましょう。今回は「iPhone 16 128GB」と「Pixel 10 128GB」をキャンペーンなし、2年返却前提で購入する場合を例に挙げます。
通信キャリア | プログラム名 | iphone16 128GB | Pixel10 128GB |
---|---|---|---|
au | スマホトクするプログラム | 実質 65,500円 | 実質 78,300円 |
ドコモ | いつでもカエドキプログラム | 実質 73,920円 | 実質 83,490円 |
ソフトバンク | 新トクするサポート+ | 実質 26,328円 (+特典利用料22,000円) |
実質 43,200円 (+特典利用料22,000円) |
楽天モバイル | 買い替え超トクプログラム | 実質 70,848円 (+事務手数料3,300円) |
実質 74,774円 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
※これらの情報は、2025年9月19日現在の各社公式サイトに基づいています。
時期やキャンペーンによって金額が変動する可能性があるため、必ず最新情報をご確認ください。
【iPhone 16 128GB の場合】
・au「スマホトクするプログラム」(25ヵ月目に返却):65,500円(税込)〜
・ドコモ「いつでもカエドキプログラム」(23ヵ月目に返却):73,920円(税込)〜
・ソフトバンク「新トクするサポート+(特典B)」(25ヵ月目に返却、特典利用料込み):48,328円(税込)~
・楽天モバイル「買い替え超トクプログラム」(25ヵ月目に返却、事務手数料込み):74,148円(税込)〜
【Pixel 10 128GB の場合】
au「スマホトクするプログラム」(25ヵ月目に返却):78,300円(税込)〜
ドコモ「いつでもカエドキプログラム」(23ヵ月目に返却):83,490円(税込)〜
ソフトバンク「新トクするサポート+(特典B)」(25ヵ月目に返却):65,200円(税込,特典利用料込)〜
楽天モバイル「買い替え超トクプログラム」(25ヵ月目に返却):78,074円(税込)〜
特典利用料込みにも関わらず、iPhone16 128GB、Pixel10 128GB、ともにソフトバンクの新トクするプログラム+が最も安価な結果となりました。
このように、キャリアによって同じ2年返却でも金額が大きく異なることがわかります。機種の購入を検討している方は、各社の公式サイトで最新の実質負担額を比較してみることが重要です。
また、スマホの破損は予期せぬ出費につながるため、返却を前提に購入する場合は、必ずケースやフィルムを使用し、端末を丁寧に扱うよう心掛けましょう。
返却時の最大免除額は時期により変動しますので、購入前には公式サイト等でしっかりと金額確認をすることをおすすめします。
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タイプ別!あなたにおすすめの端末購入プログラム
これまでの内容を踏まえて、どのような方がどのプログラムに向いているかを整理します。端末購入プログラムを選ぶ上で大切なのは、「いつ返すか」と「どれだけ免除になるか」です。
auの「スマホトクするプログラム」と、ドコモの「いつでもカエドキプログラム」がおすすめです。これらのプログラムは、シンプルで分かりやすく、プログラム利用時の事務手数料や早期利用料もないため、気軽に利用しやすいでしょう。
ドコモの「いつでもカエドキプログラム+」が最適な選択肢です。1年での買い替えを前提にしているため、最新機種への乗り換えがスムーズに行えます。ただし、補償サービスへの加入や早期利用料が必要となるため、トータルの費用をしっかりと計算してから購入を検討しましょう。
楽天モバイルの「買い替え超トクプログラム」がおすすめ。楽天カードが必須条件ですが、すでに楽天カードを持っている方であれば、条件面のハードルはほとんどありません。そのため、月額の安さを考えれば、事務手数料があるとしても、こちらがおすすめです。
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まとめ
・auはシンプルな2年返却
・ドコモは2年返却の他に1年返却向けのプログラムも用意
・ソフトバンクは返却タイミングを後から選べるが、特典利用料が発生
・楽天モバイルはプログラム加入に楽天カードが必須
・補償料や早期利用料など、見えにくいコストに注意
・端末破損で故障利用料が発生するため、本体は大切に使う
・本当にお得になるのか、購入前には必ず公式サイトで確認する
2025年9月19日時点の調査内容です。
※最新の情報については必ず公式サイトご確認ください。