ahamoでSMSは利用できるの？料金や海外利用ができるのかなど徹底解説！

ahamoはSMS機能の利用が可能

ahamoは、大手通信キャリアと同様にSMS機能（ショートメッセージ）が利用でき、連絡を取りたい相手の電話番号さえ知っていれば誰とでも連絡が取れます。

また、個人同士のメッセージのやり取り以外にも、外部サービスの本人確認や2段階認証などにも活用できます。

そもそもSMSとは？

SMSとは1984年にマッティ・マッコネンが発案し、世界の各地で普及していきました。

海外で定着した10年程後に、日本ではドコモ、au、ソフトバンクをはじめとする5社で、大手通信キャリア間のSMSサービスが実現されました。

現代では、メッセージのやり取りをする際にLINEやメールを活用する場面が主流なものの、ネットショッピングやアプリの本人確認、2段階認証など、今でも利用する機会の多いサービスです。

ahamoのSMS機能の詳細を解説

それでは、ahamoのSMS機能について確認していきましょう。

基本的にはドコモと同じ仕様となっています。

テキストの送受信ができる

SMS機能では、テキストの送受信ができ、メッセージを送りたい相手の電話番号を知っていれば、誰とでもSMSを通じて連絡が取れます。

1度に送信できるテキストは全角670文字までで、半角の場合は1,530文字です。

ahamoだからといって、他のキャリアのSMS機能との違いはなく、一般的な使い方ができます。

絵文字の利用もできる

ahamoのSMSでは、他のキャリアと同じく絵文字が利用できます。

ただし、特定の絵文字に対応していない端末を利用している場合は、絵文字の箇所が「☒」と表示されます。そのため、絵文字を使用する箇所によっては伝わりづらい文になってしまうことに注意しましょう。

これは、iPhoneとAndroid間のやり取りで起こりやすい問題です。

しかし、この現象はSMSだけではなく、LINEやその他のSNSなど外部のアプリケーションと同じなので、そこまで注意する点ではありません。

ahamoのSMS機能で出来ないことはある？

続いて、ahamoのSMS機能で出来ないことについて解説します。

以下の3つには非対応なので注意しましょう。

それでは順番に確認していきます。

画像、動画、音声データは送れない

ahamoのSMS機能では画像や動画、音声データが送れません。

データを共有したい場合は、メッセージアプリやメールなどを活用しましょう。

その他の方法として、データをURLとして送信することは可能です。

しかし、URLで送信すると文字数が多くなり、1通あたりの料金が高くなるでおすすめできません。

「どうしてもURLで送りたい！」という方はURL短縮サービスなどを利用すれば、文字数を少なくすることができます。

全角670字以上の長文は送れない

ahamoのSMS機能では全角670字を超える長文テキストを送信できません。

さらに、ガラケーと言われる折りたたみ携帯や、子ども向けのキッズケータイのような一部端末では、全角670字よりも少ない文字数制限があるので注意が必要です。

自分が利用している端末でSMS機能がどのくらい使えるのかは、購入された携帯会社のホームページやメーカーサイトで確認できます。

iPadへのSMS送信ができない

ahamoはタブレットでも使用できますが、iPadはSMS機能に対応していません。

iPadを使用している方はSMSの送受信が行えないので注意しましょう。

ahamoでSMS送受信した際の料金

ahamoでSMSを送受信した際の料金について、確認していきましょう。

メッセージの受信は無料

SMSのメッセージの受信は無料です。

どれだけメッセージを受信しても料金は発生しないので安心です。

送信料金は文字数によって変わる

メッセージの送信料金は、テキストの文字数によって変わります。

ahamoでは、最大で全角670字、半角の場合は1,530字まで入力できますが、文字数が多くなればなるほど料金も高くなります。

ちなみに、670字のメッセージを送信する場合、134字の短文を連続して5回送信した方がお得です。

ahamoでSMSが送れない！対処法を紹介

ahamoでSMSが送れない時は、以下の原因が考えられます。

その他にも、通信の接続状態や端末の一時的な不具合によってもSMSが送信できない場合があります。

送達通知機能を使えば送信が成功したかがわかる

「相手にメッセージが届いたか知りたい」という方は、送達通知機能を利用しましょう。

送達通知機能は相手にメッセージが届いたかどうか確認できる機能です。My docomoの「メール設定」にて、送達通知をオンにすることで利用できます。

ただし、送達通知はメッセージが相手に届いたかどうかを知らせるサービスであり、メッセージの既読までは分からないので注意しましょう。

また、送信先がドコモ以外のキャリアの場合は正常に機能しない場合があります。

ahamoでスパムSMSを拒否したい場合の設定方法

最近では、業者を装ったスパムSMSが度々届くことがあります。

ahamoではスパムSMSの受信拒否ができるので、「間違えてスパムSMSを開いてしまうのが不安」という方でも、安心して利用できます。

ahamoでは、My docomo→設定画面→メールの順番でSMSの受信拒否設定が行えます。詳しくは、以下で解説します。

My docomoから目的に応じてSMS拒否設定が可能

ahamoは、My docomoから目的に応じて以下のSMSを受信拒否する設定が行えます。

なお、個別番号拒否や個別番号受信を利用したい場合は注意が必要です。

例えば、特定の個別番号からのSMSを拒否したいのに、誤って「個別番号受信」で該当の番号を登録してしまうと、受信したくない個別番号を受信し、それ以外の番号を拒否することになります。

また、SMS拒否設定はMy docomo以外にも「iモード」や「spモード」「ダイヤル/サービスコード」からも設定ができるので、ドコモ公式サイトから確認してみましょう。

ahamoなら海外200以上の国と地域でSMSが利用可能

ahamoでは、日本国内だけでなく海外200以上の国と地域で通話・SMSが利用できます。

ただし、国内SMSの送信方法とは異なり、電話番号の頭に＋または010と送信先の国番号を入力しなければなりません。

例えば、日本から韓国にSMSを送信する場合は、「＋82（韓国の国番号）相手の電話番号」と入力する必要があります。

海外での送信料は国内SMSよりも高くなるので要注意

海外へSMSを送信する場合は、国内SMSの送信料よりも高くなるので注意しましょう。

上記の通り、国内のSMSと比較すると10倍以上の料金が発生します。

なお、メッセージの受信は海外からでも無料です。

ahamoでSMS料金を抑えたいときの対策

SMSでメッセージを送信すると、少なからず料金が発生してしまいます。

さらに絵文字のバリエーションやデータ送信の制限など、不便に感じる点も多いのではないでしょうか。

しかし、「＋メッセージ」や「iMessage」を活用すれば、メッセージの送信料の節約やデータの送信ができます。

【＋メッセージ】無料でメッセージのやりとりが可能

＋メッセージ（プラスメッセージ）とは、ドコモ・au・ソフトバンクの大手通信キャリアが提供しているメッセージアプリです。

SMSのように、送信するのに料金が発生することはありません。

データ通信やWi-Fiと接続できる環境であれば、どこでも利用できます。

【iMessage】iPhoneユーザー同士なら画像・動画も送れる

iPhoneユーザー同士なら、iMessageを活用することで画像や動画、音楽、GIFなどが送れます。

その他にも、重要なメッセージをピンで固定して確認漏れを防ぐ機能もあります。

しかし、一般的に友人とのやり取りにおいて、メッセージをピン留めする機会は少なく、iPhoneユーザー同士でしか利用できないという制限もあります。

2024年10月15日時点の調査内容です。