楽天モバイルでデータ通信量を確認する方法は?
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楽天モバイルは、ドコモ、au、ソフトバンクに続く第4の大手通信キャリアです。
格安SIM会社並みの安価な料金に加え、ワンプランのシンプルな料金体系や、国内通話が無料になるアプリなど、革新的なサービスを展開し続けています。
楽天モバイルはデータ通信量に応じて段階的に料金が変わるシステムのため、月々の支払料金を抑えたい方は、データ通信量を把握する必要があります。
本記事では、楽天モバイルのプラン「Rakuten最強プラン」の基本情報に加えて、データ通信量の確認方法などを解説します。
モバワンチャンネルにて動画公開中
「my 楽天モバイル」アプリでのデータ使用量確認手順や基本的な操作は動画でも解説しています。お急ぎの方はこちらも参考にしてください。
Rakuten最強プランからはパートナー回線エリアでもデータ無制限で使用できます。
従来のプランでは楽天モバイル回線で通信を行う場合はデータ無制限で使用できましたが、パートナー回線に接続されると、月々の高速データ通信容量の上限が5GBとなっていました。
一方、2023年6月からサービス開始となった新プラン「Rakuten最強プラン」からは、パートナー回線エリアにおける上限が撤廃され、楽天モバイル回線エリア同様、無制限でデータ利用ができるようになりました。
また、KDDIとの新ローミング協定に伴い楽天モバイルの人口カバー率は99.9%まで向上し、大手通信キャリア3社と肩を並べることになりました。
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楽天モバイル ┃ Rakuten最強プランの基本情報
楽天モバイルでは、「Rakuten最強プラン」というワンプランのみを提供しています。
使用したデータ通信量に応じて段階的に料金が上がるシステムで、月3GBまでなら1,078円(税込)、20GBまでなら2,178円(税込)、それ以上は3,278円(税込)となり、以降は無制限で使用することができます。
なお、データ通信量のリセットが行われるのは、毎月1日の0時となっています。
■ 「Rakuten最強プラン」 についての詳細は以下の記事で紹介しています。
・楽天モバイルに「Rakuten最強プラン」が登場!通信速度、エリアは改善される?
通信速度が制限される条件
楽天モバイルで通信速度制限が行われるのは、以下3つのケースです。
・海外ローミングエリアで2GB以上データ容量を使い切った場合
毎月1日の0時に、海外ローミングエリアにおける高速データ容量が2GB付与されます。この容量を使い切ると、海外では128kbpsに速度制限が行われます。
・データ高速モードOFF時
「データ高速モード」をOFFにすることで、海外ローミングエリアにおける高速データ容量を消費しない設定にすることができます。
「データ高速モード」がOFFの間は、128kbpsに速度が低下しますが、高速データ容量を消費せずに利用することが可能です。
設定方法は「my 楽天モバイル」にログインし、ホーム画面上に表示される「データ高速モード」をOFFにするだけ。
なお、データ高速モードが影響するのは海外ローミングエリアのみで、OFFにしても楽天回線エリアおよびパートナー回線エリアの通信速度は制限されません。
・短期間で多くのデータ通信量を使用した場合
国内であっても、短期間で多くのデータ通信量を使用すると、速度制限がかかると言われており、Twitterの口コミでは、1日10GB以上使用すると3Mbpsに制限されるという報告の声が多く上がっています。
しかし、楽天モバイルの公式サイトには「公平にサービスを提供するため通信速度の制限を行う場合があります」という注意書きが記載されているのみで、速度制限の基準が明確になっているわけではありません。
このように10GBを超えると3Mbpsに制限されるという声が多く聞かれました。一方、この方は速度制限後でも、そんなに不便を感じていないと報告されています。
制限がかからなかったという声も聞かれました。公式に明確な基準があるわけではないので、「1日で10GB使用すると3Mbps制限」は、あくまでも目安と考えましょう。
データ利用量としてカウントされるサービスとカウントされないサービス
データ通信を利用すると、データ利用量が加算されていきますが、下表の通り、一部のサービス利用時に行なわれた通信は、データ利用量に含まれず、パートナー回線の残データ容量も減少しません。
データ利用量が カウントされるサービス |
・楽天回線エリア内の通信 |
データ利用量が カウントされないサービス |
・「Rakuten Link」を利用したメッセージの送受信、 電話の発着信 ・データチャージ(有料)時のデータ容量の利用 ・「my 楽天モバイル(アプリ・Web)」の利用 |
※表は右にスクロールできます。
注目したいのは、コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」を使ったメッセージの送受信や電話の発着信はデータ利用量が加算されないこと。「Rakuten Link」は他に利用料もかからないので、通話とメッセージは完全無料で使うことができます。
なお、iOS 15以降のiPhoneで楽天モバイルを使用している場合、本来カウントされないはずのデータ利用量がカウントされる事象が確認されています。以下のページを参考に設定を確認しましょう。
詳細:楽天モバイル公式 (ご注意ください)iOS 15以降でプライベートリレーをご利用のお客様へ
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楽天モバイルのデータ通信量を確認する方法
これまで解説してきた通り、楽天回線使用時は、3GB、20GBを境に階段状に料金が上がる特性があります。また、海外ローミングエリア使用時は月々2GBが高速通信の上限のため、データ通信量はこまめに確認することをおすすめします。
データ通信量の確認方法はアプリとWebの2つ。それぞれのやり方を解説します。
アプリで確認する手順
「my 楽天モバイル(iOS、Android)」は、料金確認や各種手続きを行える公式アプリです。
起動後のホーム画面に、その月のデータ利用量を確認できる円グラフが配置されているので、ここから確認を行いましょう。
Webで確認する手順
ブラウザで確認したい場合は、Webサイトの「my 楽天モバイル」にアクセスし、ログインを行います。
以降の画面は、アプリ版の「my 楽天モバイル」とほぼ同じです。円グラフで利用量の確認を行いましょう。
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データ利用の内訳を確認する方法
また、データ利用の内訳を確認する方法として、まず画面下メニューの「利用状況」をタップします。
契約電話番号の下に表示されている[データ]、[通話]、または[SMS]をタップし、確認したい期間を選択すると、データ利用の内訳を確認することができます。
各項目最大で過去60日間分の利用の内訳を確認することができます。
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楽天モバイルの回線が繋がりにくくなった場合の解決方法
2023年6月から提供開始されたRakuten最強プランからは、更なる通信環境の改善が期待できる楽天モバイルですが、万が一回線が繋がりにくくなった時の対処法をいくつかご紹介します。
Wi-Fiスポットを活用して手っ取り早く解決
今いる場所にWi-Fiスポットの提供があるなら、接続すればすぐインターネットを使えるようになります。
例えば、自宅で光回線などを契約しているなら、接続してみましょう。
外出先でも、駅やコンビニ、スーパー、喫茶店などで無料のWi-Fiスポットがあれば、接続することでインターネットを使えます。
デュアルSIMで回線を切り替えて解決
Wi-Fiスポットは使える場所が限られますが、「デュアルSIM」でスマホを使うなら日本全国広いエリアで通信を行えます。
デュアルSIMとは、対応するスマホに2枚のSIMカードを入れておき、必要に応じて使い分けられる仕組みのことです。
楽天モバイルがエリア外になってしまってもデュアルSIMにしておくと、もう1つの回線がエリア内なら通信・通話ができるので心配ありません。
iPhoneならXS・XRシリーズ以降がデュアルSIMに対応しています。(2枚目のSIMカードはデータのみをネット上からダウンロードして使うeSIMを利用、 iPhone 13シリーズ以降はeSIM2枚でもOK。)
AndroidスマホでデュアルSIMを利用したい場合は、Xpeira 1 IVなど対応するスマホを選びましょう。
そして、楽天モバイルと組み合わせて使う回線は自由に選べますが、迷ったらpovo2.0がおすすめです。
povo2.0は月額0円・高速通信は使いたい時に課金をしていく、という仕組みであり、毎月課金をしなくても半年に1回有料トッピングを行っておけば回線の維持が可能です。
コストを最低限に抑えつつ非常時の通信・通話手段を確保しておけるのが、povo2.0のメリットです。
povo2.0は、1回330円(税込)の24時間使い放題や1GB 390円(税込)/7日間などの低価格な通信トッピングが用意されているので、楽天モバイルが繋がらなくなったときの追加出費を最低限に抑えられるのも嬉しいですね。
また、povoは2024年3月からデータ通信のみ利用できる「povo2.0 データ専用」の提供を開始しています。
povo2.0の「通話+データ」または「データ専用」を契約し、スマホに2枚目のSIMカードとしてセッティングしておき、楽天モバイルの通信が不安定になってしまった時は必要に応じて切り替え・トッピングをして高速通信を行ってみてください。
楽天モバイル公式サイトより電波の調査を依頼する
楽天モバイル公式サイト内の「お問い合わせ」から、電波状況の調査依頼ができます。
楽天モバイルを使っていて電波が繋がりづらい場所があったら、相談してみましょう。
将来的に提供された情報を元に改善が行われ、繋がりやすくなるかもしれません。
ただし、調査依頼をすれば絶対に通信環境が改善されるとは限らないので、ご注意ください。
SIMカードの抜き差し
物理SIMカードを使用している機種の場合、SIMカードの抜き差しで状況が改善することがあります。電源をオフにしてからSIMカードを差し直してみましょう。
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楽天モバイルのデータ通信量に関するよくある質問
使用したデータの「my 楽天モバイル」への反映は時間差があります。
また、月末のデータ通信の一部は翌月分のデータ利用量としてカウントされる場合があります。
データ高速モードのオンオフは、パートナー回線(海外)の残容量にのみ影響を及ぼすものです。
オフにすることで、パートナー回線の残容量(海外2GB)は減らなくなりますが、全体の通信量はオンオフに関わらず加算されていきます。
有料でデータチャージを行うことができます。
購入する際は、アプリかWebの「my 楽天モバイル」トップ画面下にある「データチャージ」をタップします。
チャージするデータの容量を選択し、「購入する」をタップしたら完了です。
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まとめ
・楽天モバイルはRakuten最強プランのワンプラン
・ Rakuten最強プランからはローミング接続時のデータ通信量5GB/月の上限が撤廃となった
・データ容量のリセットは毎月1日の0時
・データ通信量の確認はアプリかWebで行うことが可能
・過去の利用量は最大60日前までさかのぼって確認が可能
・パートナー回線(海外)の高速データ容量がなくなった場合、追加購入が可能
・ 楽天モバイルが繋がりづらい時はWi-Fiスポットを活用、必要に応じてデュアルSIMを活用して回線を切り替えるのもおすすめ
2024年7月8日時点の調査内容です。
この記事の参考・引用サイトまとめ
この記事を書いた人
OGAWA
OGAWA
編集プロダクションで編集・ライターとしてのキャリアをスタート。主にビジネス、旅行ジャンルなどの雑誌・書籍・ムック本を制作。独立後は、ウェブライティングの仕事も開始し、ガジェット系や各種生活情報などのジャンルも執筆しています。