auからpovoへの乗り換えで通信料はいくらお得になる?メリットとデメリットを徹底比較
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INDEX
auのオンライン専用のプランとして、2021年3月にサービスが開始されたpovo。
データ追加20GB(30日間)が2,700円(税込)で利用できるほか、データトッピングと称した様々な料金プランを展開しており人気を集めています。
そこで今回は、auとpovoの料金や使い勝手などを比較して、どのような方ならauからpovoへの乗り換えがおすすめなのか、解説していきます。
ショップスタッフが教える”裏技”
・通信障害時に安心!
ソフトバンクやドコモを利用中の方は、povoをサブ端末で持っていると、災害などで繋がりにくくなったときにauのネットワークも使えるようになります。auは大規模な通信障害も少なく、通信の安定性には定評がある通信回線です。どちらか片方に障害が発生したときに備えられます。
《シミュレーション》乗り換えると料金がいくら安くなる?
最初にauとpovoの料金プランを比較して、1年後・2年後の料金シミュレーションを行いました。
料金プラン | 使い放題MAX 5G/4G | スマホミニプラン 5G/4G | |
---|---|---|---|
月額料金 | 月額料金 | 7,238円 | 3,465~6,215円 |
各種割引適用 | 5,038円 (テザリングは60GB) |
2,178~4,928円 | |
データ容量 | 無制限 | 1GB~4GB | |
通信制限時の速度 | 制限無し | 最大128kbps | |
1年後 料金合計 |
割引適用無し | 86,856円 | 41,580~74,580円 |
割引適用 | 60,456円 | 26,136~59,136円 | |
2年後 料金合計 |
割引適用無し | 173,712円 | 83,160~149,160円 |
割引適用 | 120,912円 | 52,272~118,272円 |
※表は右にスクロールできます。
データ追加 | 3GB | 20GB | 60GB | 150GB | 300GB |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 990円 | 2,700円 | 6,490円 | 12,980円 | 9,834円 |
データ容量 | 3GB(30日) | 20GB(30日) | 60GB(90日) | 150GB(180日) | 300GB(90日) |
通信制限時の速度 | 最大128kbps | 最大128kbps | 最大128kbps | 最大128kbps | 最大128kbps |
乗り換え時費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
1年後料金合計 | 11,880円 | 32,400円 | 25,956円 | 25,956円 | 39,336円 |
2年後料金合計 | 23,760円 | 64,800円 | 51,912円 | 51,912円 | 78,672円 |
※表は右にスクロールできます。
auの割引適用後の料金は、家族割プラスとauスマートバリューをセットで適用した最大の割引額となっています。
月額料金に関しては、povoがauと比べて圧倒的に安いことがわかるでしょう。
例えば現在使い放題MAX 5G/4Gを契約している方がpovoのデータ追加20GB(30日間)に乗り換えると、2年間で約11万円もお得になります。
auのスマホミニプラン 5G/4Gも1GBであれば1年間で41,580円(税込)ですが、povoではデータ追加3GB(30日間)が年間で11,880円(税込)と非常に安価なので、20GB以下の容量であればpovoが圧倒的にお得ですよ。
さらにpovoは90日、180日単位でデータ通信が行える料金プランを備えている点も魅力。
データ追加150GBを利用すれば年間300GB、月換算で25GBのデータ容量が年間25,956円(税込)で利用できるので、最初はお試しでデータ追加20GB(30日間)を契約して、povoが気に入ったらお得なデータ追加150GB(180日間)に乗り換える、といった使い方もできますよ。
乗り換えるメリット6つ
プロの意見は?au から povoに乗り換えるメリット・デメリット
メリット
・24時間使い放題というトッピングがあるのでメリハリのある使い方ができる。
・DAZNを短期間だけ利用したい場合、使い放題パックのトッピングでお得に使える。
・毎月の支払う料金が安くなる。
デメリット
・データ通信の買い足しがその都度必要。
・マメな方には便利だが、自分自身でデータ量の管理ができない方は面倒に感じるかも。
・「最新機種を購入して契約する」ということができないため、乗り換えと同時に端末を買い換えたい方は自分で用意するということが面倒かも。
次に、auからpovoへ乗り換えるメリットについて解説していきます。
auと比べて料金面が非常にお得
povoに乗り換える一番のメリットは、やはり料金面の安さでしょう。
通信データ量 | povo | au |
---|---|---|
1GB | 990円 | 2,178円 |
3GB | 990円 | 4,378円 |
20GB | 2,700円 | 5,038円 |
上記の表はau(各種割引適用後)とpovoの利用可能期間が30日のデータトッピングを比較したものです。
料金シミュレーションでも解説しましたが、20GB以下の容量であればpovoが圧倒的な安さを誇っていることが分かります。
使い放題やデータ追加のオプションがお得に使える
povoではトッピング制という珍しい仕組みを採用しており、データトッピングは8種類から自分にあったものを都度選択できます。
その他にも通話やコンテンツなど様々なトッピングが用意されているので、自分にあったオプションを気軽に選択できる点が大きなメリットです。
通信データ量 | 月額料金 | 有効期限 |
---|---|---|
使い放題 | 330円 | 24時間 |
1GB | 390円 | 7日間 |
3GB | 990円 | 30日間 |
20GB | 2,700円 | 30日間 |
60GB | 6,490円 | 90日間 |
300GB | 9,834円 | 90日間 |
使い放題(12回分) | 9,834円 | 7日間 |
150GB | 12,980円 | 180日間 |
上記の表はpovoのデータトッピングの料金と有効期限です。
一般的な料金プラン同様30日間で利用できるものもありますが、90日間、180日間で利用できるデータプランなどもそろえているほか24時間データ容量が使い放題のトッピングもあるため、状況に応じて最適な料金プランを賢く選ぶこともできますよ。
解約が無料
通信キャリアの乗り換えで頭を悩ませる点の1つが契約期間の縛りや契約解除料ですが、povoであればその心配はありません。
povoは契約期間の縛りが無く、契約解除料や事務手数料が無料でいつでも気軽に解約が行えるのが特徴です。
さらに初めてpovoに申し込む場合でも契約事務手数料などは一切かからず、無料での契約が可能。
契約も解約も追加料金なしで気軽に行えるので、1回試しに契約してあわなかったら解約する、という使い方もできますよ。
ただし、1年間に6回線以上新規契約をする場合は事務手数料として、3,850円(税込)が発生するため、注意しましょう。
テザリングが無料
テザリングとは、スマホのデータ通信を利用してパソコンやタブレットなどをスマホを介してインターネット接続する仕組みです。
一部の格安SIM会社などではオプションとして有料の場合もあるのですが、povoでは特別な設定いらずで無料でのテザリング利用が可能。
auでもテザリングは一部の料金プランでは550円(税込)と有料オプションとなっており、無料の料金プランの場合でも申し込みをする必要があるため、手続き不要かつ無料で利用できるのは非常に嬉しいポイントと言えるでしょう。
通信速度がauと同じ
povoは非常に低価格な料金設定となっているので、通信品質がauと比べて劣っているのではと思う方もいるのではないでしょうか。
ですがその心配はありません。povoはau回線と全く同じ回線を利用しているので非常に快適な通信が可能です。
特にauからの乗り換えであれば、回線環境については変わらないため安心して乗り換えができますよ。
auからの乗り換えが非常に簡単
povoはauの新料金プランという位置づけのため、auからの乗り換えが非常に手軽なのも大きなメリットです。
具体的な乗り換えの手順については、auからpovoへ乗り換える手順で解説しているので参考にしてくださいね。
乗り換えるデメリット4つ
次に、auからpovoへ乗り換えた場合のデメリットについて解説します。
auのキャリアメールが無料で使えなくなる
povoに乗り換えると、auのキャリアメールは使えなくなります。
今までauのキャリアメールをメインで使っていた方は、色々なサービスに登録しているメールアドレスを変更したり、お友達にアドレス変更の連絡をしたりする必要があります。
しかし、auでは「auメール持ち運び」を月額330円(税込)で提供しています。利用することによってauのキャリアメールを引き続き利用することができるため、利用を希望する方は申し込みを行いましょう。
詳しくはこちらの記事をご確認ください。
サポートや手続きはオンラインのみ
povoでは店舗などでサポートが受けられず、契約やプランの変更、不具合や不明点などの相談をすべてオンライン上で行わなければなりません。
povoの申し込み自体は手順に沿って簡単に行えるほか、困った際にはチャットを介してオペレーターに直接相談できるものの、オンラインでの契約が初めての方は不安に感じるかもしれませんね。
公式サイトで端末を販売していない
povoでは公式サイトで端末の販売を行っていないのも大きなデメリットといえるでしょう。
auをはじめとした大手通信キャリアやその他格安SIM会社では、公式サイトで端末の販売を行っていることがほとんどなのですが、povoではそうした端末販売を一切行っていません。
povoの場合は、auで利用していた端末をそのまま引き継げることがほとんどなため、今までの端末を使えなくなる心配はないものの、機種変更する場合は自分で動作保証されている端末を探す必要があるので、注意が必要です。
auでは、auオンラインショップにて端末のみの購入が可能なので、基本的にはauでの端末購入がおすすめですよ。
データ容量が0GBの場合、通信速度が送受信最大128kbpsになる
povoはデータ容量が0GBになった際、通信速度が送受信最大128kbpsとなります。
128kbpsがどれぐらいの速度かというと、Chromeなどのブラウザアプリを開くだけで30秒から1分程度かかってしまうほど。
Googleマップであれば現在地の表示だけで4分ほどの時間が必要ですし、YouTubeなどの動画配信サービスはまともに見ることすらかないません。
唯一ストレスなく利用できるのはLINEなど、文字情報のみでのやり取りをするサービスに限られてしまうので、外出先でまともに端末が使えなくなるほどの遅さだといっていいでしょう。
他の格安SIM会社や他通信キャリアの新料金プランでは、通信制限後も1Mbpsで通信が行えるものも存在します。
データ容量が0GBになる前にデータトッピングをするなど、対処を行うようにしましょう。
乗り換えがおすすめな方
それでは、メリットやデメリットをもとに、どのような方に乗り換えがおすすめなのか解説していきます。
オンライン手続きを不便に思わない方
povoは契約やサポートがすべてオンラインのみで行われるため、オンライン上の手続きを不便に思わない方におすすめです。
povoで必要な手続きとしては、以下のようなものがあります。
・povoへの契約
・料金プランの確認、変更
・メールアドレスなど会員情報の変更
・解約
・その他不具合などの対応
povo契約後はこれらの作業をオンライン上で行う必要があるので、1人でも問題なく作業が行える、という方にpovoはおすすめです。
またpovoはオンラインのみのサポート対応ですが、チャットを利用してオペレーターと直接やり取りも行えるので困った場合はチャットでのサポートが受けられますよ。
月に消費するデータ容量が25GB以下の方
月に消費するデータ容量が平均して25GBを下回る方も、povoへの乗り換えがおすすめです。
povoでは180日間で150GBのデータ容量が使えるプランが12,980円(税込)。月換算だと25GBの容量が約2,100円で利用できるため、auのどの料金プランよりもお得になりますよ。
ちなみに上の画像はMM総研が調査したスマートフォン利用者の前月のデータ通信量を一覧にしたグラフです。
画像を見ると約9割の利用者がデータ消費が月20GB以下に収まっているので、ほとんどの方はpovoに乗り換えても通信制限にかかることなく安心して利用できると考えていいでしょう。
自分で端末を用意できる方
povoでは端末の販売を行っていないため、自分で端末を用意できる方もpovoへの乗り換えがおすすめになります。
povo利用者が機種変更や新規契約の際、端末を用意する方法は以下の通りです。
・今まで使っていた端末をそのまま利用(au以外はSIMロック解除が必要)
・auショップまたはauオンラインショップで端末のみ購入
・SIMフリー端末をメーカー公式サイトや通販で購入
・中古端末を店舗や通販で購入
povoでは動作確認済みの端末を公式サイトに載せていますので、必ずチェックしてから購入しましょう。
対応端末以外は正常に動作しない可能性があるので、自分で対象端末を確認して購入できる人にpovoは向いていますよ。
乗り換えた方の口コミや評判
次に、auからpovoへ乗り換えた方のSNS上の口コミについて紹介していきます。
良い口コミ・評判
こちらの方はpovoに乗り換えたことで、なんと通信料が約7,000円も浮いたようです。
毎月の固定費は家計に重くのしかかるので、節約できるのはうれしいですね。
こちらの方もpovoに乗り換えたことでスマホ代が約1,000円に。
povoでは3GBのデータ容量が月額990円(税込)で使えるプランを用意しているので、月に3GB程度の容量があれば十分という方は通信料がかなり安くなりますよ。
悪い口コミ・評判
続いては、悪い評判に関しても見ていきましょう。
こちらはpovoでの機種変更が面倒という意見です。
auであれば公式のオンラインショップやauショップで手軽に機種変更が行えるもののpovoでは余計な手間がかかるようで、少し不便ですね。
■povo対応のおすすめスマホに関する記事はこちら
povo対応のおすすめSIMフリースマホを価格帯別に紹介!機種変更するならどれ?
現在auのキャリアメールを利用している方はやはり手続きが面倒なようです。
auのキャリアメールはpovoに限らず他社に乗り換えると無料で使えなくなるので、この機会にどのサービスでも利用できるフリーメールアドレスを作っておくと便利ですよ。
■auのメール持ち運びに関する記事はこちら
auメール持ち運びを契約すれば解約後もアドレスを継続可能!内容や注意点まとめ
auからpovoへ乗り換える手順
それでは、auからpovo乗り換える際の手順について細かく解説していきます。
まずは乗り換えに際して必要なものを準備しましょう。
auからpovoへ乗り換える際に必要なものは、表の通りです。
乗り換えに必要なもの | 注意点 |
---|---|
povoで利用する端末 | au以外で購入した端末、SIMフリー端末 以外はSIMロック解除が必要 |
本人名義のクレジットカード (あと払い(ペイディ)も選択可) |
利用可能なクレジットカードはVISA、MasterCard、 JCB、American Express、Diners Club |
メールアドレス | auのキャリアメールはpovo移行後は無料での使用不可 |
povoのサイトから手続き
まずはpovoの公式サイトにアクセスしましょう。
アクセス後、ページ下部にある「お申し込みはこちら」をクリックし申し込み画面へ進みます。
上記の画面が出るので、「auからpovo2.0へ変更」をクリックしましょう。
その後、お手続き前に確認、との表示が出るので、注意事項を確認しておきましょう。
手続き前に確認が必要なのは以下の点です。
・手続きに必要なものの準備
・使用するオプションの確認
・対応端末の確認
・auIDの作成、auのキャリアメールを持ち運ばない場合は情報の変更
・MNP予約番号を発行済みの場合はMNPのキャンセル
・@povo.jpのメールが受け取れるようドメイン設定
対応端末を確認する
続いて、povoで利用できる端末を確認しておきましょう。
povoでは端末の販売を行っていないため、端末は自分で用意する必要があります。
povoで利用可能な端末は公式サイト対応端末に表示されているので、チェックしておいてください。
他社で購入した端末は対応周波数帯に注意
povoではauから販売されている端末の他にもドコモ、ソフトバンクなど大手通信キャリアから発売されている端末であればほとんどの端末動作確認が取れていますが、その際に注意しておきたいのが端末の対応周波数帯です。
iPhoneの場合は問題ありませんが、実はAndroid端末ではどの通信キャリアから販売されたかによって端末のスペックが若干異なっています。
その1つが対応周波数帯の問題。
例えばドコモで販売された端末はドコモ回線の周波数にはすべて対応しているけれど、au回線の周波数帯には対応しておらず、その結果電波の入りが悪くなる場合があるのです。
そのため、auから販売された端末以外を利用する際は端末の対応周波数をしっかりと確認するようにしましょう。
ちなみにau回線の主要な周波数は、表の通りです。
Band | 周波数帯 | 説明 |
---|---|---|
1 | 2.1GHz | auの主要周波数帯。必須レベル。 |
3 | 1.7GHz | 新しい周波数帯。ドコモやソフトバンクでも使われている。 |
11 | 1.5GHz | 対応エリアは狭い。無くても問題なし。 |
18 | 800MHz | こちらもauの主要周波数帯でプラチナバンド。必須レベル。 |
26 | 800MHz | 18を内包する。18と26いずれかに対応していれば良い。 |
28 | 700MHz | こちらもプラチナバンドだが、重要度は低め。 |
42 | 3.5GHz | 4Gのキャリアアグリケーションで用いる周波数帯。あると便利。 |
n77 | 3.7~3.8GHz | 5G(Sub6)用の周波数。対応しておきたい。 |
n257 | 27.80GHz~28.20GHz | 5G(ミリ波)用の周波数。 n77より重要度は低いがあると良い。 |
特に重要なのはBand1、Band18(26)、Bandn257の3つです。
他社製の端末をpovoで利用する場合は、最低限上の3つをカバーしていてほしいところですね。
使用したいトッピングを選択する
続いて、povoで使いたいトッピングを選択します。povoでは様々なトッピングが用意されており、契約時を含めていつでも好きなトッピングをその都度選択できます。
povoで用意されているトッピングは、表の通りです。
トッピング内容 | 料金 | 期間 |
---|---|---|
データ使い放題 | 330円 | 24時間 |
データ追加1GB | 390円 | 7日間 |
データ追加3GB | 990円 | 30日間 |
データ追加20GB | 2,700円 | 30日間 |
データ追加60GB | 6,490円 | 90日間 |
データ追加300GB | 9,834円 | 90日間 |
データ使い放題(12回分) | 9,834円 | 7日間 |
データ追加150GB | 12,980円 | 180日間 |
DAZN使い放題パック | 1,145円 | 7日間 |
5分以内かけ放題 | 550円 | 1ヵ月 |
通話かけ放題 | 1,650円 | 1ヵ月 |
留守番電話サービス | 300円 | 1ヵ月 |
※表は右にスクロールできます。
特にDAZN使い放題パックは、ライセンスとサービス利用中のデータ容量が両方プレゼントされるので、興味のある方は積極的に利用していきたいですね。
契約内容を確認し申し込む
それではいよいよ申し込みへ移ります。
auからpovoへ申し込む手順は、以下の通りです。
1.公式サイト内の「お申し込みはこちら」をクリック
2.auからの乗り換えを選択
3.確認事項に同意
4.auIDへログイン
5.契約内容の入力
6.契約内容、同意事項の確認
7.手続き完了
申し込み自体は手順に沿って必要な事項を入力していくだけなので、誰でも簡単に行えますよ。
初期設定を行う
申し込みが完了してSIMカードが届いたら、初期設定を行えばpovoの利用が可能になります。
povoの初期設定は以下の手順になります。
1.郵送でSIMカードを受け取る
2.SIMカードの有効化を実施
3.SIMカードを端末に挿入
4.通信設定を行い利用可能に
5.最後に発信テスト用番号へ電話をかけて開通を完了
細かく解説していきます。
①郵送でSIMカードを受け取る
povoへの申し込みが完了したら、指定された住所宛にSIMカードが到着します。
通常申し込みから2、3日程度で到着しますが、時間がかかる場合は手続きに不備があった可能性もあるためメールを確認しておくといいでしょう。
②SIMカードの有効化を実施
続いて送られてきたSIMカードの有効化を行います。
1.「SIMカードを有効化する」をタップ
2.「バーコードをスキャンする」をタップ
3.SIMカード台紙のバーコードをカメラで読み取り
4.「SIMカードを有効化する」をタップ
5.有効化が完了
③SIMカードを端末に挿入
④通信設定を行い利用可能に
SIMカードの有効化を行い端末にSIMカードを挿入したら、端末の設定から通信設定を行いましょう。
1.「設定」をタップ
2.「ネットワークとインターネット」をタップ
3.「アクセスポイント名」をタップ
4.画面上部の+欄から「名前」、「APN」、「APNプロトコル」をタップ
それぞれ「povo2.0」、「povo.jp」、「IPv4 / IPv6」を設定
5.有効化が完了
5.最後に発信テスト用番号へ電話をかけて開通を完了
最後にテストとして発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、無事繋がったら設定は完了です。
乗り換えでよくある質問
次に、auからpovoへの移行でよくある質問についてまとめました。
povoへ乗り換えた場合の契約解除料や契約事務手数料は?
povoへ乗り換える場合、povo側では一切料金が発生しません。
同じようにauを解約する場合も一切料金はかかりません。
povoへ乗り換えた月の支払いは?
auからpovoへ乗り換えた場合、契約月ではauの日割り計算したものと、povoで購入したトッピングの料金が請求されます。
例えば12月10日にpovoへ乗り換えた場合は、10日分のauの使用料とpovoのトッピング料が請求される形です。
ただし特定のサービスは月途中の解約でも月末までの料金が請求される場合があるため、詳しくはau公式サイトプラン共通の注意事項についてを確認してください。
契約期間の縛りはある?
povoでは、契約期間の縛りは一切ありません。
最低利用期間もないため、契約解除料0円で好きなタイミングに解約が行えますよ。
povoのSIMカードが届くまでの間は前の通信キャリアを利用できる?
はい。利用できます。
SIMカードが到着後、SIMカードの切り替えが完了するまではまえの通信キャリアでの通信が可能となります。
動作保証欄にない端末も利用できる?
動作保証欄にない端末は公式で動作の確認を行っていないため、一部のサービスが利用できない、繋がらないなどの不具合が出る場合があります。
基本的には動作保証欄にある端末から選択して、どうしても対象外の端末を利用したい場合は自己責任となるので注意してください。
まとめ
povoへ乗り換えるメリット
・月額料金の安さ
・様々なトッピングで自分好みにカスタマイズ可
・回線が変わらない
povoのデメリット
・オンラインでの受付のみ
・端末の販売が無い
・通信制限時の速度が遅い
2024年7月30日時点の調査内容です。
※最新の情報については必ず公式サイトご確認ください。
この記事を書いた人
モバワン編集部
モバワン編集部
アルファインターナショナルとともにモバワンのサイトを運営。メディア出身者が編集長を務め、日々有益な情報の発信に努めています。