ドコモ・ケータイユーザーに「らくらくホン」がおすすめ！専用料金プランも解説

ドコモ らくらくホン F-01Mの基本情報

ドコモの「らくらくホン」シリーズは、通常のケータイに比べて画面の視認性が高く、操作も単純化された、初心者・高齢者向けの製品です。

現在、販売されているのは「らくらくホン F-01M」。2019年発売と少々前の機種ですが、ケータイとしての使い勝手はよく、必要十分な機能が網羅されています。

基本スペック

コンパクトなサイズに、810万画素のカメラや防水防塵などの基本的な機能が揃っているほか、ワンセグや歩数計など、高齢者が喜ぶ機能が充実しています。

ただし、おサイフケータイに対応していないのは、少し残念なポイントです。

直感的に使える操作性

以前までの「らくらくホン」から引き継いだ、わかりやすい「らくらくホンのメニュー画面」と、登録している相手のボタンを押すだけで電話をかけられる「ワンタッチダイヤル」に対応しており、直感的な操作ができます。

また、カメラ操作も簡単で、複雑な設定をせずにキレイな写真が撮影できる「おまかせカメラ」機能も便利です。

見やすく、聞きやすい機能

画面サイズは約3.0インチと控えめですが、大きな文字を使用することや、屋外でも画面が見やすくなる工夫により、画面の視認性を高めています。

また、以前の機種と比べて最大音量が約2段階アップし、耳の遠い方でも聞こえやすくなっています。

無料の相談窓口など、不安をやわらげるサービス

ダイヤルボタン左下にある「使い方ボタン」を長押しするだけで、通話料・相談料ともに無料の「らくらくホンセンター」に電話をつなぐことができ、サポートを受けられます。

また、わからない操作を調べられる「使いかたガイド」も内蔵されており、電子機器に慣れていない方も安心して使えます。

さらに、高齢者にとって心配なのは迷惑メールや迷惑電話による詐欺被害です。

本製品では、電話帳に登録していない相手に対して、専用ガイダンスと録音機能で応対できる「迷惑電話対策機能」や、怪しいキーワードが入ったメール・メッセージに注記喚起をする「らくらく迷惑メール判定」が搭載されているため、利用者の不安をやわらげることができます。

らくらくホン F-01Mの料金プラン

ドコモでケータイを使う場合の料金プランは、大きく分けて「ケータイプラン」と「キッズケータイプラン（KY-41C向け、SH-03M向け）」の2種類となっています。

ここでは、「ケータイプラン」を詳しく紹介します。

ケータイプランの利用料金

ケータイプランは、月額1,507円(税込)で、データ容量100MBがついてくるプランです。

データ容量が少ないことからわかるように、インターネットは使わず、電話・メールを中心とした使い方に適したプランとなっています。

なお、このプランには「ファミリー割引」を適用できるので、家族間の国内通話が無料で利用できます。

適用可能なオプション

ケータイプランは「ファミリー割引」が適用可能で、家族間の国内通話料が無料です。

一方、家族以外への通話料は30秒あたり22円(税込)かかるため、家族以外の方と頻繁に通話する場合は、音声オプションへの加入をおすすめします。

ドコモの通話料やかけ放題オプションなど通話に関する記事や60歳以上がお得になる料金プランやキャンペーンについて詳しく説明した記事もご参考に。

よくある質問：ガラケーはいつまで使える？

「折りたたみケータイなどのガラケーは、近々使えなくなる」と思っている方がいますが、それは誤りです。

例えば、今回紹介した「らくらくホン F-01M」は折りたたみケータイですが、当面使えなくなる予定はありません。

一方、一部のケータイがもうすぐ使えなくなることは事実です。

ドコモのガラケー契約と取り扱い端末についてまとめた記事もご参考に。

使えなくなるのは「3G回線のケータイ」

携帯電話の通信には、「3G」「4G（LTE）」「5G」という規格があります。

Gは「Generation（世代）」の略で、現在の日本では第3世代から第5世代の通信規格が使用されています（「LTE」は4G回線の一種）。

このうち、3G回線はすでに停波が決定しており、大手通信キャリアは、以下のスケジュールで順次3Gサービスを終了させていきます（楽天モバイルは3G回線未所有）。

以前のケータイは、3G回線のみに対応している機種が大半でした。

現在も3G回線専用のケータイを使い続けている場合は、3Gのサービス終了にともない使用できなくなります。

一方、本記事で紹介した「らくらくホン F-01M」 は、現行規格である4G（LTE）回線に対応しているケータイなので、今後も使用し続けることが可能となっています。

大手通信キャリアや主要格安SIM会社の3G回線サービス終了についてまとめた記事もご参考に。

スマホデビューには「はじめてスマホプラン」がおすすめ！

現在、ケータイを利用している方におすすめの「はじめてスマホプラン」を紹介します。

これまで通話中心に使ってきた方でも違和感なく使える便利なプランですが、プラン利用には条件があり、誰でも入れるわけではありません。

ここでは、「はじめてスマホプラン」の料金とともに、利用条件も解説します。

はじめてスマホプランの料金表と適用条件

「はじめてスマホプラン」は、月額1,815円(税込)で、データ容量は月間1GBまで利用可能なプランとなっています。

データ容量は控えめな一方、通話に関するサービスが充実していることが特徴となっています。

まず、「ファミリー割引」を適用できるので、家族間の国内通話料は24時間無料。さらに通常は有料オプションとなっている「5分通話無料オプション」が、あらかじめプランに組み込まれています。

また、通常1,870円(税込)の「かけ放題オプション」が、このプランの利用者に限り、1,100円(税込)で利用可能となっています。

加入できるのは現在3Gを使用中の方のみ

「はじめてスマホプラン」は、サービス終了が決まっている3G回線から現行プランへの乗り換えを促進するためのプランです。

そのため、ドコモの3G回線であるFOMAを利用中の方、または他社通信キャリアの3G回線を利用中の方のみが利用できるプランです。

スマホデビューにおすすめの機種

これまでケータイを使っていた方にもおすすめできる、操作が簡単なスマホ3機種を紹介します。

らくらくスマートフォン F-52B

初心者・高齢者向けケータイ「らくらくホン」の使い勝手を継承した「らくらくスマートフォン」の最新機種です。

通常のスマホと違い、「電話」「メール」「インターネット」などの基本機能をホーム画面にわかりやすく配置しており、これまでスマホを扱ったことがない方でも簡単に操作できます。

また、「らくらくホン」最大の特徴であった、通話料・相談料無料の「らくらくホンセンター」にワンタッチでつなげる機能も継承されています。

らくらくスマートフォン F-42A

1世代前の機種となる「らくらくスマートフォン F-42A」です。

最新の「F-52B」と比べると、画面サイズ、バッテリー容量、カメラ性能などが控えめですが、「らくらくスマートフォン」ならではの使い勝手や、「らくらくホンセンター」への無料相談機能などは変わりません。

最新機種よりも約1万円ほど安く購入できるので、初期費用を抑えたい方はこちらがおすすめです。

あんしんスマホ KY-51B

「らくらくスマートフォン」と同様に、初心者や高齢者向けの機能や操作性を盛り込んだ「あんしんスマホ KY-51B」です。

簡略化されたわかりやすいホーム画面に加え、「電話」「ホーム」「メール」に割り当てられた物理ボタンを採用しており、タッチ操作に慣れない方にもわかりやすい作りとなっています。

また、画面の大きさが6.1インチと大きいことや、カメラの画素数が4,800万画素と高画素であることなど、「らくらくスマートフォン」と比べると全体的なスペックが高めです。

一方、無料相談機能の「らくらくホンセンター」のサービスは使うことができません。

スマホデビューの方が受けられるサポート

スマホ初心者が抱くさまざまな心配事に対応できるサービスが、「あんしんパックモバイル」です。

こちらのサービスは、「ケータイ補償サービス」「あんしん遠隔サポート」「あんしんセキュリティ」という3つのサービスがセットになったもので、それぞれ単独で加入した場合と比べて、月額418円(税込)安く利用できます。

3つのサービスのうち、「ケータイ補償サービス」は使用中の機種により月額料金が異なります。それにともない「あんしんパックモバイル」の月額料金も下表の通り変わります。

ケータイ補償サービス

スマホやタブレットなどの交換、修理補償サービスです。故障・水濡れ・盗難・紛失など、あらゆるトラブルをサポートしてくれます。

あんしん遠隔サポート

使い方がわからない際やトラブル時に、オペーレーターに相談できるサービスです。

通常の相談窓口と異なるのは、オペレーターが相談者の画面を遠隔で見ながら操作案内をしてくれる点で、音声のみの相談よりも効率よく相談できます。

また、LINEによる相談にも対応しています。

あんしんセキュリティ

さまざまなセキュリティリスクに対応するサービスです。危険なサイトやメールの警告だけでなく、迷惑電話対策にも対応しています。