OCN モバイル ONEはシニア層におすすめ！らくらくスマホはある？

OCN モバイル ONEおよびOCN 光は、NTTドコモとの合併に伴い、2023年6月30日をもって新規受付を終了しました。なお、ドコモでは、OCN モバイル ONEと同等の料金で利用できる小容量向けプラン「irumo」を提供しています。

OCN モバイル ONEに「らくらくスマホ」はある？

冒頭でお伝えしたように、OCN モバイル ONEでは「らくらくスマートフォン」や「らくらくスマホ」といったシニア向けスマホは販売されていません。

しかし、シニア層にもおすすめできる機種はいくつかあります。また、他社で購入したシニア向けスマホも利用可能です。以下の2つの項目に分けて、詳しく紹介します。

OCN モバイル ONEのシニア層におすすめできる機種

OCN モバイル ONEで取り扱いのある機種の中には、設定を変更するだけでシニア向けスマホと同じような画面で利用できるものがあります。ここでは、以下の2機種の性能と特徴を見ていきましょう。

AQUOS sense7

AQUOS sense7は、2022年11月に発売された、SHARPのミドルレンジスマホです。

注目すべき特徴は「AQUOS史上最大5,030万画素のメインカメラ」。ハイエンドモデルの「AQUOS R7」と同じ技術を採用していることもあり、非常に綺麗に撮影できます。シニア向けスマホのカメラ性能では物足りない、と感じている方に適しているでしょう。

また、シニア向けの機能「かんたんモード」にも対応しており、以下の6項目の設定ができます。

かんたんモードは、すべての項目のオン/オフをまとめて切り替える「一括設定」と、項目別に切り替える「個別設定」に対応しています。このうち、一括設定の手順は次のとおりです。

1. ホーム画面で「アプリ一覧ボタン」をタップする。
2.「設定」アプリをタップする。
3.「AQUOSトリック」をタップする。

4.「かんたんモード」をタップする。
5.「まとめてONにする」をタップする。
6. 確認通知の内容を読み「はい」をタップする。

上記の手順を「1〜4」まで進めた段階で「かんたんモードの個別設定」欄に表示されている項目のオン/オフを切り替えることで、個別にも設定できます。

Xperia 10 IV

Xperia 10 IVは、2022年7月に発売された、SONYのミドルレンジスマホです。注目したいポイントは「バッテリー性能」。5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、動画やゲームも電池持ちを気にせず楽しめます。

さらに「いたわり充電」と「Xperia独自の充電最適化技術」により、充電時のバッテリー負担を軽減。3年使い続けても劣化しにくい長寿命バッテリーとなっています。

また、シニア向け機能の「かんたんホーム」にも対応しています。設定を変更することで、文字やアイコンが大きくなり、シニア向けスマホと同じような使い方が可能です。ホーム下部に表示される「短縮アイコン」には、よく使う連絡先を登録できます。

かんたんホームの設定方法は次のとおりです。

1. 画面を上から下に2度スワイプし「クイック設定ツール」を表示する。
2. 右下の「設定」アイコンをタップする。

3.「アプリ」→「標準のアプリ」→「ホームアプリ」と進める。

4.「かんたんホーム」をタップして、設定を変更する。

ドコモの「らくらくスマートフォン」なども使える！

OCN モバイル ONEの動作確認をクリアしている機種なら、他社で購入したシニア向けスマホも利用できます。たとえば、以下の機種が挙げられます。

ほかにも、前述した「AQUOSシリーズ」や「Xperiaシリーズ」など、計759機種が利用可能です。対象の動作確認済み端末は、以下の手順で確認できます。

上記の手順で確認した結果「対象の機種が見つからない」または「項目に○がついていない」といった場合は、動作確認が済んでいない可能性があります。必要に応じて新しい端末を購入するなどの対策を取りましょう。

SIMロックがかかっている場合は解除手続きが必要！

また、端末に「SIMロック」がかかっている場合は、別途手続きが必要となります。

SIMロックとは、端末を購入した通信キャリア以外の、SIMカードの利用が制限されている状態のことです。制限を解除する手続きを、SIMロック解除と呼びます。

SIMロック解除の手続きは、端末を購入した通信キャリアの店舗・Web・電話で受け付けしています。ただし、店頭・電話受け付けは手数料が発生する可能性があるため、Webでの手続きがおすすめです。

なお、2021年10月以降に発売された端末はSIMロックの対象外となるため、手続きは必要ありません。それ以前に発売された端末の解除状況は通信キャリアによって異なります。ドコモ・au・ソフトバンクの解除状況は次のとおりです。

OCN モバイル ONEにシニア向けの料金プランはある？

OCN モバイル ONEには、シニア向けの料金プランはありません。しかし、小容量プランが充実しているため、大手通信キャリアよりもお得に使える可能性があります。60歳以上の方には特典が適用されるため、さらにメリットを感じやすいでしょう。

この項目では、OCN モバイル ONEの料金プランについて紹介します。

OCN モバイル ONEの料金プラン一覧

OCN モバイル ONEの料金プランは「500MB〜10GB」の5種類に分かれており、いずれも月額料金は2,000円(税込)以下となっています。

中でも「500MB/月コース」は、月額550円(税込)の超低価格。さらに無料通話分が最大10分相当ついています。インターネットの利用頻度が少ない方には、最適な料金プランだと言えるでしょう。

OCN モバイル ONEは通話料・通話オプションもお得！

また、上記の料金プラン（500MB〜10GB）を契約する方は、通話料が11円(税込)/30秒となります。申し込み・専用アプリともに不要のため、使い方を変える必要もありません。

さらに、通話をよく利用する方に向けて、3種類の「かけ放題オプション」が提供されています。オプションの基本情報は次のとおりです。

対象の方には「60歳からの特典（最大12カ月間0.5GB増量）」が適用！

60歳以上の方が「500MB/月コース」を利用する場合、以下の特典が適用されます。

「60歳からの特典（最大12カ月間0.5GB増量）」は、500MB/月コースのデータ容量が最大12ヵ月間0.5GB増量する特典です。適用中は、合計1GBを利用できます。

なお、2022年9月まで実施していた「1年間実質1GBキャンペーン」を適用したことがある方は、対象外となります。

Twitterに投稿された口コミ

この項目では、Twitterに投稿された「60歳からの特典（最大12カ月間0.5GB増量）」についての口コミを紹介します。

特典を適用することで、データ容量はそのままに月額料金を下げられたようです。無料通話分もついてお得ですね！

OCN モバイル ONEはドコモショップでも申し込める！

OCN モバイル ONEの申し込みは「Web」と「ドコモショップ」で受け付けしています。

店頭での対面サポートを受けられるため「オンライン申し込みは不安」と感じている方も安心して契約できるでしょう。ドコモショップでの申し込みの流れは次のとおりです。

上記のとおり、基本的には「SIMカードの開通手続き」までのサポートを受けられます。「SIMカードの挿入」や「端末の初期設定」は契約者自身で行う必要があるため、把握しておきましょう。

また、店頭が混雑している場合、当日中にSIMカードを受け取れない可能性があります。日程が決まったら、来店予約をしておきましょう。手順は次のとおりです。

1.「ドコモショップ／d garden(dガーデン)」にアクセスし「検索バー」までスクロールする。
2.「検索バー」に「店舗名・地名・駅名」などを入力する。
3. 検索結果の中から、目的の店舗の「店頭来店」をタップする。
4. 下にスクロールし「ドコモのエコノミーMVNO」をタップする。

5.「OCN モバイル ONEの申し込み」→「次へ進む」と進める。
6.「dアカウント」でログインし、手続きを進める。

なお、申し込みには本人確認書類やクレジットカードが必要となります。詳細はOCN モバイル ONE公式「ドコモショップでのOCN モバイル ONE受付」をご確認ください。

2023年3月6日時点の調査内容です。