スマホの種類を完全解説!OSやシリーズによる違いとは?
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スマホは今や多くの方が利用していますが、メーカーや種類がたくさんありすぎて「自分のスマホはなんという機種?」「スマホの種類には何があるの?」と疑問に思っている方はいませんか?
新しいスマホを買おうとしても、違いがわからず、どのスマホを選べばよいのかわからない方も多いことでしょう。
そこで、本記事では一般的なスマホの種類について詳しく解説をしました。
iPhoneとAndroidの違いやメーカーごとの特徴まで紹介しているので、本記事を読めばスマホにどんな種類があるのかが詳しくわかりますよ。
どの通信キャリアで購入してもスマホの性能は同じ。スペックはシリーズにより異なる!
スマホやiPhoneには、ドコモやau・ソフトバンクなどの販売している通信キャリアによる性能差はありません。
たとえば、ドコモで購入したiPhoneでも、ソフトバンクで購入したiPhoneでも同じ性能・同じ仕様で使えます。「ドコモを使っているからドコモで買わなきゃ……」といったことは一切ありません。
一方、同じような名前の機種でもシリーズやモデルによって性能は異なります。iPhoneでいえば「Proシリーズ」など、Galaxyでいえば「Sシリーズ」や「Aシリーズ」などで違いがあるのです。
また、海外製のスマホを購入するときには、モデルによって対応バンド(どの電波を受信できるか)が異なるケースがあり、日本国内での通信に対応していないかもしれません。不安な方は、通信キャリアで取り扱いのある機種を購入しましょう。
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スマホは主にiOS(iPhone)とAndroidの2種類!
スマホの種類は搭載されているOSによって分けられ、2023年9月現在では「iOS」もしくは「Android」の2種類。
OSとは「オペレーティング・システム(Operating System)」の略で、スマホの基本動作やアプリを利用するための土台となるシステムです。
「アプリを起動する」「文字を入力する」といった、当然のように利用できている機能は「OS」があることで動作しているので、スマホにおける「脳」とも言い換えられるでしょう。
OSが違うと、根本的な画面の構成や操作方法が変わったり、入れられるアプリが違ったりします。まずは、国内販売のスマホで一般的に搭載される「iOS」と「Android」について、概要を紹介します。
iOS(iPhone)とは?
iOSとは、アメリカのApple社が独自に開発・販売し、主に「iPhone」に搭載されるOSです。シンプルで感覚的に操作でき、セキュリティ性が高いOSとして知られています。
パソコンやiPadなど、他のApple製品との互換性が高いこともiOSの特徴です。
そのため、高いセキュリティ性に魅力を感じる方や、スマホ以外にもApple製品を使いたいに方におすすめですよ。
Androidスマホとは?
Androidとは、アメリカのGoogle社が無償提供しているOSです。iPhone以外のスマホはほぼすべてAndroid OSを搭載しており、世界中のメーカーで使われています。
日本国内で流通しているスマホだけでも数多くのメーカーがあり、スマホの代表格である「Xperia(SONY製)」や「Galaxy(Samsung製)」など様々なシリーズが展開されています。
「種類が多い=選べる機種が多い」と言えるので、低価格の激安スマホから超高性能なゲーミングスマホまで、自分自身にあったスマホを見つけやすい点が大きな魅力と言えるでしょう。
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iPhone(iOS)のメリットとデメリット
iPhoneの主なメリットは以下の通りです。
・高いセキュリティ性で安心して使える
・ケースやカバーなどのアクセサリーが豊富
・利用者が多いため使い方や操作を知人に聞ける
・機種が少なくスマホ選びに迷わない
・スマホ初心者でも操作方法がわかりやすい
・Apple製品との親和性が高い
・専用コールセンターなどのメーカーサポートが手厚い
高いセキュリティ性と優れた操作性を兼ね備えたiPhoneは、初心者におすすめできるスマホと言えるでしょう。
iPhoneのアプリは、Appleが直接提供する「App Store」からしかインストールができないので、ウイルスの侵入や個人情報の漏洩が非常に少ないです。
また、利用者が多い上に操作方法がシリーズ共通なので「操作に困ったら知人に聞ける」「友達と同じアプリが入れられる」という点も嬉しいポイント。特に学生や若い方は友人と同じ機種が使える安心感があるでしょう。
機種は少ないですが、ケースなどのアクセサリー類は豊富で、自分の個性を出すこともできます。
一方で、iPhoneのデメリットは以下の通りです。
・機種が少ないのでデザインや性能など細かい好みで選びづらい
・カスタマイズの自由度が低く対応アプリに限りがある
・SDカードなどの外部ストレージが使えない
・価格が高い
iPhoneのデメリットは、機種が限られており自分好みのスマホが手に入れづらい点です。カメラ性能は優秀なものが多いですが、それ以外に「ゲーム用に冷却システム搭載」といった何かに特化した機能はありません。
また、アプリのインストール元が「App Store」だけという点はセキュリティ面ではメリットがありますが、その一方で「入れられるアプリが限られる」というデメリットにもなります。
さらに最大のデメリットとも言えるのは、定価が10万円以上と高価なことです。2世代以上前のモデルであれば大きく値下げされていることもありますが、それでも2~3万円以下で購入できるような激安スマホはありません。
良くも悪くも普段使いに困らない万人向けのスマホなので、特化機能が欲しい方や逆に最低限の機能で十分という方には、あまり向かないと言えるでしょう。
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Androidスマホのメリットとデメリット
次に、Androidスマホの主なメリットは以下のとおりです。
・豊富な機種から自分好みのスマホを選べる
・カメラ性能やゲーム向けなど特化した機能がある
・カスタマイズの自由度が高く、一般流通していないアプリも使える
・2万円以下の格安機種もある
・Googleサービスとの親和性が高い
Androidのメリットは何といっても、豊富なメーカーから自分好みのスマホを見つけられること。
ゲームに特化したゲーミングスマホやカメラに特化した超高画質のスマホもあれば、定価が2万円を切っている格安スマホ、セールで1円購入可能な激安スマホまで非常に多くのラインナップがあります。
さらに、アプリのインストールに制限がないので個人が独自に開発した「一般流通していないアプリ」を入れられるなど、カスタマイズ性が非常に高いことも魅力のひとつです。
※安全性の確認されていないアプリのインストールは自己責任になります。
一方で、Androidスマホは「玄人向け」と言われるようなデメリットが多くあるので注意が必要です。
・スマホを熟知した方でないとセキュリティ面がやや不安
・機種が多すぎて自分にあっていないスマホを選んでしまう可能性がある
・ケースやカバーの選択肢が少ない
・故障時の問い合わせ先や対応拠点がわかりづらい
・機能や操作が機種により異なる
主なデメリットは上記のとおり。特に「機種が多すぎて何を選べばいいかわからない」という点は初心者にとって敷居が高いと言えるでしょう。
価格だけで購入して満足する性能が得られなかったり、自分には不必要な機能がたくさん入っていたりなど、Androidスマホは自分で調べて性能を把握できなければトラブルにつながりがち。
また、さまざまなアプリが入れられるので「知らない間にアプリをインストールしてしまってウイルスに感染した」というケースもあります。アプリのインストールは、GoogleのPlay ストアから行うことをおすすめします。
総じて、Androidは「ある程度スマホの知識がある方に向いている」と言えるでしょう。
メーカー・ブランドによるスマホの種類とシリーズ
次に、日本国内で販売されている主なメーカーのスマホの種類や特徴を紹介します。
Androidも含めると非常に多くのスマホが存在していますが、今回は特に利用者が多い4メーカーに絞り、シリーズごとの特徴をまとめました。
初心者の方やスマホ選びに自信がない方は、この中で紹介するスマホをぜひ使ってみましょう。大手メーカーで利用者が多いので、信頼性が高く使いやすいですよ。
iPhone(Apple)
日本でもっとも人気が高いiPhoneには、以下のシリーズがあります。
シリーズ名 | 特徴 | 代表機種 |
---|---|---|
iPhone | ・基本的なシリーズ ・迷ったら一番おすすめ ・価格は11万円程度から |
iPhone 15 iPhone 14 iPhone 13 |
Pro シリーズ |
・iPhoneの高性能モデル ・特にカメラ性能が優れていて 写真や動画重視の方におすすめ ・価格は15万円程度 |
iPhone 15 Pro iPhone 14 Pro iPhone 13 Pro |
Pro MAX シリーズ |
・Proシリーズより大きいディスプレイ ・ディスプレイサイズは約6.7インチ ・価格は最も高額、17万円〜 |
iPhone 15 Pro Max iPhone 14 Pro Max iPhone 13 Pro Max |
mini シリーズ |
・小型の全画面iPhone ・iPhoneと同等の性能ながら やや安価で9万円程度 ・最後に発売されたのは iPhone13シリーズ |
iPhone 13 mini iPhone 12 mini |
Plus シリーズ |
・iPhoneと同等の性能で画面が大きい ・カメラにはこだわらないけど 大きな画面が欲しい方におすすめ ・価格は13万円程度 |
iPhone 14 Plus |
iPhone SE シリーズ |
・iPhoneと同等の動作性能ながら リーズナブル ・ディスプレイは全画面ではなく 物理ボタン&指紋認証を搭載 ・カメラ性能は通常のiPhoneより 大きく劣る ・画面が小さい(4.7インチ) ・価格は6~7万円程度 |
iPhone SE(第3世代) |
※表は右にスクロールできます。
iPhoneはすべてのシリーズにおいてサクサク快適に操作できる動作性能を備えているので「アプリの起動が遅い」「動作がカクカクしている」といったトラブルが起きにくいです。
操作でストレスを感じにくいことは、日常的にスマホを利用する上で大きな魅力と言えるでしょう。
基本モデルは「iPhone+世代名」で表される「iPhone 13」や「iPhone 14」です。基本モデルとはいえ、美麗な全画面ディスプレイや高画質カメラを搭載しているので、どのiPhoneにしようか迷う方に最もおすすめできるモデルです。
Proシリーズはさらに高画質なカメラを搭載し、ディスプレイの感度が高いので「写真を特に重視する方」「対戦ゲームでより快適に遊びたい方」におすすめです。
コストパフォーマンスが高い「SEシリーズ」は、カメラやディスプレイの性能を抑える代わりに価格が6~7万円台なので、少しでも費用を抑えたい方やスマホを初めて持つお子様にぴったりですよ。
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Xperia(SONY)
Xperia(エクスペリア)はSONY(ソニー)製のAndroidスマホで、縦長のスリムなディスプレイが大きな特徴です。
最先端機能を詰め込んだ高機能モデルから、リーズナブルな価格のエントリーモデルまで以下のようにシリーズを展開しています。
シリーズ名 | 特徴 | 代表機種 |
---|---|---|
1シリーズ | ・高性能かつ最先端機能を搭載した フラッグシップモデル ・価格は15~20万円程度 |
Xperia 1 V Xperia 1 IV |
5シリーズ | ・優れた動作性能を誇る ミドルハイモデル ・1シリーズほど高機能は搭載していないが 必要十分以上の性能&高画質カメラ ・価格は10~12万円程度 |
Xperia 5 IV Xperia 5 III |
10シリーズ | ・廉価版モデルでリーズナブルさが 大きな魅力 ・日常生活に十分な性能 ・価格は5~7万円程度 |
Xperia 10 V Xperia 10 IV |
PROシリーズ | ・クリエイターやゲーマー向けの 超高性能モデル ・一般用途なら1シリーズや5シリーズで十分 ・価格は20万円〜 |
Xperia PRO-I |
Aceシリーズ | ・コストパフォーマンスに優れる エントリーモデル ・動作性能やカメラ機能は並 ・価格は3~4万円程度 |
Xperia Ace III |
※表は右にスクロールできます。
最大の特徴であるディスプレイは、シネマワイドディスプレイと呼ばれる「21:9」の比率を採用。映画館のスクリーンと同じ縦横比であり、高品質なサウンドと相まって迫力の臨場感で動画やゲームを楽しめます。
カメラ性能が優秀な点もXperiaの大きな魅力です。SONY製のイメージセンサーは世界的に高く評価されており、なんとiPhoneにも採用されています。自社の高性能センサーを生かしたXperiaのカメラは、夜景や逆光などあらゆる場面で美しい写真が撮れますよ。
性能により名前で区別されているため、欲しい機能と価格から自身にあったモデルを選びましょう。
Androidスマホの中でも高額な点がやや難点ですが、「ディスプレイ・サウンド・カメラ」の3つで高い性能を持つスマホが欲しいなら、SONYのXperiaがおすすめです!
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Galaxy(Samsung)
Galaxy(ギャラクシー)は、韓国のSamsung(サムスン)が製造するAndroidスマホです。
Galaxyは以下のように様々なシリーズを展開しており、フラッグシップモデルとなるSシリーズから2万円台で購入できるAシリーズ、さらには折りたたみスマホのZシリーズと豊富なラインナップがあります。
シリーズ名 | 特徴 | 代表機種 |
---|---|---|
Sシリーズ | ・高性能なフラッグシップモデル ・画面が大きくカメラに特化した 「Ultra」がある ・価格は13万円程度(Ultraは20万円〜) |
Galaxy S23 Galaxy S23 Ultra |
Aシリーズ | ・リーズナブルなミドルレンジ &エントリーモデル ・検索やSNSなどの日常利用に十分な性能 ・A20~はエントリーモデルで2万円〜 A50~はミドルレンジモデルで7万円程度 |
Galaxy A23 5G Galaxy A54 5G |
Zシリーズ | ・高性能かつスマホなのに 折りたためるモデル ・開くとタブレットのような大画面、 折りたたんでスマホとしても使える “Z Fold”は20万円〜 ・折りたたむと超小型になる “Z Flip”は15万円程度 |
Galaxy Z Flip5 Galaxy Z Fold5 Galaxy Z Flip4 |
※表は右にスクロールできます。
メインモデルのSシリーズは高性能でありながら割安な価格で販売されており、高いコスパを誇ります。国内の高性能Androidスマホは前述の「Xperia」と「Galaxy」が双璧ですが、同程度の性能ならGalaxyの方が1~2万円ほど安く購入可能です。
その一方で、Sシリーズには最新技術を詰め込んだ「S Ultraモデル」も用意されています。
価格は20万円を超えますが、カメラ性能は全スマホでも最高クラスと言え、最大100倍の望遠ズームなどGalaxy S Ultraにしかない機能も盛りだくさん。カメラに強いこだわりがある方にはぜひおすすめしたい一台です。
2万円台から購入できるAシリーズもあるので、総合的には「費用対効果(コスパ)を重視する方」におすすめと言えるでしょう。
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AQUOS(SHARP)
AQUOS(アクオス)は、SHARPが製造するAndroidスマホです。日本国内で好まれる「おサイフケータイ」が全モデルで使え、大容量バッテリーや高い防水性能を搭載するなど使いやすさにこだわったスマホが特徴です。
AQUOSが展開するシリーズは以下のとおりです。
シリーズ名 | 特徴 | 代表機種 |
---|---|---|
Rシリーズ | ・高性能&高機能カメラ搭載の フラッグシップモデル ・さらにカメラにこだわった proシリーズも展開 ・価格は13万円~(proは20万円~) |
AQUOS R8 AQUOS R8 pro |
senseシリーズ | ・コスパに優れるミドルレンジモデル ・必要十分な動作性能で防水や おサイフケータイなど日本人向け機能が充実 ・価格は4~6万円程度 |
AQUOS sense7 |
wishシリーズ | ・非常に安価なエントリーモデル ・防水/おサイフケータイを搭載しつつ 安価なことで人気 ・価格は2万円程度 |
AQUOS wish3 |
※表は右にスクロールできます。
AQUOSには高性能かつカメラやディスプレイにこだわったRシリーズも用意されていますが、特に人気なのは高コスパのミッドレンジモデル「senseシリーズ」です。
senseシリーズは2023年9月現在、7代目となる「AQUOS sense7」が最新で、初代モデルから使いやすさにこだわりつつ低価格を実現したことで大きな人気を呼びました。
4~6万円台でありながら「防水・防塵」「おサイフケータイ」「大容量バッテリー」を搭載し、控えめな動作性能も検索やSNS・地図アプリなら十分に快適です。
決して最新技術が詰め込まれているわけではありませんが、不自由なく普段使いできるリーズナブルなスマホが欲しい方にはぴったりなスマホと言えるでしょう。
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まとめ
・スマホは大きく分けてAndroidとiOS(iPhone)の2種類
・iPhoneは利用者が多く高いセキュリティ性があり初心者向け
・Androidはカスタマイズ性が高いが扱いがやや難しい
・iPhoneはスタンダードモデルで十分、より安い機種が欲しいならSEシリーズがおすすめ
・Xperiaは「21:9」の特徴的なディスプレイでやや割高だがカメラやサウンドは一級品
・Galaxyは高性能モデルが割安、最新技術を詰め込んだ大画面の「Ultra」もある
・AQUOSは低価格モデルの人気が高く、高コスパモデルを探している方におすすめ