ワンストップ対応、povoから楽天モバイルに乗り換える手順を5ステップでご紹介！

povoから楽天モバイルに乗り換える方法・手順を5ステップで解説！

はじめに、povoから楽天モバイルに乗り換える方法を紹介します。以下の5つのステップに分けて、手順を確認していきましょう。

1. 楽天モバイルの契約手続きに必要なものを準備する

まずは、楽天モバイルの契約手続きに必要なものを準備します。以下の一覧表をご覧ください。

上記のうち、本人確認書類や補助書類には細かく受付条件が定められています。また、未成年の方の契約には別途書類が必要です。

詳しくは、楽天モバイル公式サイト「本人確認書類」および「未成年のお客様がご利用になる場合のお申し込みの流れ」をご覧ください。

MNP予約番号は乗り換え手続きに使用する10桁の番号です。以前は必須でしたが、2023年5月のワンストップ方式開始以降、以下の条件に当てはまる場合に限り不要となっています。

上記の条件に該当しない方は、povo公式サイト「解約」にてMNP予約番号を発行した上で申し込み手続きを進めてください。

なお、MNP予約番号には発行日から15日間の有効期限があります。期限を超えると正常に手続きが完了しないため、発行後はできるだけ早く申し込みを開始しましょう ※1。

※1. Web窓口から申し込む場合、有効期限が7日以上残っている必要があります。

2. 動作確認済み端末とSIMロック解除のチェックをする

楽天モバイルは他社で購入した端末の持ち込み契約にも対応していますが、すべての機種が使えるわけではありません。

使いたい機種が決まったら、申し込み手続きをする前に「動作確認済み端末」と「SIMロック解除」をチェックしておきましょう。それぞれ項目を分けて解説します。

動作確認済み端末をチェックする

楽天モバイルのサービスを正常に使えることが確認された端末は「動作確認済み端末」として登録されます。未登録の端末は正しく動作しない恐れがあるため、事前に情報を確認しておきましょう。手順は以下のとおりです。

上記の手順で「対象の機種名が表示されない」または「チェックがついていない」場合、動作確認が済んでいない可能性があります。該当する方は、楽天モバイルに対応している新しい機種を購入するなどの対策を検討してください。

SIMロック解除の有無をチェックする

「SIMロック解除」は、SIMロック（購入した通信キャリア以外のSIMカードを利用できないようにする制限）を解除するための手続きです。

2021年10月1日以降に発売された機種は制限の対象外のため、手続きは不要。それ以前に発売された端末の解除状況は通信キャリアによって異なります。ここでは、ドコモ・au・ソフトバンクのSIMロック解除状況を一覧表で紹介します。

上記のうち「あり」に当てはまる場合、SIMロック解除手続きが必要です。各社、店舗・電話・Webで受け付けているため、問い合わせて手続きをしましょう。

3. 申し込み手続きをする窓口を決める

楽天モバイルは、Webと店舗の2つの窓口で新規申込を受け付けています。

手軽に契約したい方は「楽天モバイル公式サイト」、店頭スタッフに相談した上で決めたい方は「楽天モバイルショップ」のように、求めるサービスにあわせて選択してください。

4.楽天モバイルの申し込み手続きをする

ここまでの準備が整ったら、楽天モバイルの申し込み手続きを進めましょう。ここでは、楽天モバイル公式サイトから申し込む手順を紹介します。

1.「楽天モバイル」にアクセスし、画面上部の「お申し込み」をタップする。
2.「プランを選択する」をタップし、オプションサービスを選択する。

3. SIMタイプの項目で「SIMカード」または「eSIM」を選択する。
4. 端末を購入する場合は「製品選択へ進む」をタップする。
5. SIMカード単体で契約する場合は「この内容で申し込む」をタップする。
6. 画面表示に従って、契約手続きを進める。

続けて「楽天会員登録」→「契約者情報の入力」と進み、登録を確定させたら申し込みは完了です。

5. 開通手続き・初期設定をする

申し込み手続きおよび審査完了後、2日〜4日程度で商品が配送されます。登録内容と相違がないことをチェックした上で開通手続き・初期設定を進めてください。手順は以下のとおりです。

なおeSIMを契約した場合、別途プロファイルのダウンロードが必要です。詳しくは、楽天モバイル公式サイト「MNP開通手続き方法」をご確認ください。

1. MNP開通手続きをする

まずは、楽天モバイルの通信回線を利用するための開通手続きをしましょう。9:00〜21:00に手続きをすると当日中に、21:01〜翌日8:59に手続きをすると翌日9:00以降に回線が切り替わります。

21:00ギリギリの手続きは翌日開通となる可能性があるため、時間に余裕を持って進めてください。手順は以下のとおりです。

2. 端末にSIMカードをセットする

続いて、端末に楽天モバイルのSIMカードをセットします。SIMカードは小さくデリケートなため、取り扱いには十分注意してください。手順は以下のとおりです。

3. APN設定をする（APN自動設定非対応端末のみ）

APN設定は、楽天モバイルの通信サービスを利用するための設定です。楽天モバイル公式サイト「ご利用製品の対応状況確認」で確認できる「APN自動設定」に対応している場合は設定不要。利用不可または未確認となっている場合は設定が必要です。

◼︎参考：楽天モバイル 他社で利用していた製品でAPN設定は必要ですか？

以上でpovoから楽天モバイルへの乗り換えに必要な手続き/設定はすべて完了です。最後にWi-Fiをオフにした上でブラウザを開き、モバイルデータ通信の接続状況を確認してください。

povoから楽天モバイルに乗り換える前に知っておきたい3つのポイント

ここからは、povoから楽天モバイルに乗り換える前に知っておきたい3つのポイントを解説します。項目ごとに詳しく確認していきましょう。

通信速度の違い

auと同等の通信回線を利用しているpovoから、独自の通信網を展開する楽天モバイルに乗り換えることで、通信速度やつながりやすさが変化する可能性があります。
乗り換えてから「思っていたよりも遅い……」とならないように、しっかりと比較しておきましょう。

ここでは、回線速度の口コミサイト「みんそく」の情報を参考に、povoと楽天モバイルの通信速度を比較します。まずは、以下の一覧表をご覧ください。

上記のうち「平均Ping値」は1回あたりの通信にかかる時間の平均値を、「平均ダウンロード/アップロード速度」は1回あたりの通信で送受信できるデータ容量の平均値を表します。

平均Ping値は数値が小さいほど高速で、平均ダウンロード/アップロード速度は数値が大きいほど優れていると考えてください。

測定項目の特徴を踏まえた上で比較結果を見ると、povoと比べて楽天モバイルの平均ダウンロード/アップロード速度の数値が高いことがわかります。乗り換え後も安定した高速通信を利用できるでしょう。

料金プランの違い

基本料0円で「使いたい分だけ選べる」という一風変わった料金体系を採用するpovoと、〜3GB・〜20GB・〜無制限の従量制プランが魅力の楽天モバイル。

どちらも安さを求める方に定評がありますが、使い方によって最適なサービスは異なります。ここではデータ容量ごとに月額料金を比較し、2社の特徴を深掘りしましょう。

※povoのデータトッピングのうち「利用可能期間が30日未満のプラン」と「データ使い放題プラン」は比較対象に含めていません。

上記のうち「povoとの金額差」の項目を確認すると、ほとんどの項目で楽天モバイルの月額料金が安いことがわかります。たとえば「povo：20GB」と「楽天モバイル：20GB」の金額差は月額522円(税込)。1年間同じ条件で使い続ける場合、合計6,264円(税込)の差額が生まれます。

しかし、だからといってpovoのサービスが劣るわけではありません。povoが提供する、30日超の利用可能期間が設定されたデータトッピングなら「360GBをひと月30GBずつ、1年かけて利用する」のような使い方ができます。この場合の実質負担金額は月額2,200円(税込)です。

※1. データ追加360GB(365日間)を12ヵ月間利用する場合のひと月あたりの実質負担金額です。（26,400円(税込)÷12ヵ月=月額2,200円(税込)）

このように、povoと楽天モバイルの料金プランは単純には比較できません。実際に使用するデータ容量や、月ごとの増減を確認した上で選択してみてください。

通話サービスの違い

「楽天モバイルに乗り換えたらRakuten Linkを使いたい！」と考えている方は多いはず。無料かけ放題サービスのRakuten Linkを利用できる楽天モバイルに乗り換えることで、通話料を節約できる可能性があります。

ここでは、povoと楽天モバイルの通話サービスの違いを比較してみましょう。

基本の国内通話料はどちらも22円(税込)/30秒と一般的ですが、専用アプリの有無やかけ放題オプションの内容はまったく異なります。

楽天モバイルの強みは、やはり専用アプリからの発信で国内通話がかけ放題になる「Rakuten Link」です。楽天モバイルユーザーなら無料で使えるため、通話料の節約にはもってこいだと言えるでしょう。

一方でかけ放題オプションは「15分（標準）通話かけ放題」のみとなっており、物足りなさを感じます。

povoは5分かけ放題の「5分以内通話かけ放題」と、無制限かけ放題の「通話かけ放題」を提供中。短い通話にも、長い通話にも対応できます。

povoから楽天モバイルに乗り換える際に使えるキャンペーン情報

現在楽天モバイルは、他社からの乗り換えで契約する方に向けてお得なキャンペーンを開催しています。項目ごとに特典内容と適用条件を確認していきましょう。

iPhoneトク得乗り換え！対象のiPhoneが最大36,000円相当おトク！

「iPhoneトク得乗り換え！対象のiPhoneが最大36,000円相当おトク！」は、複数の特典を組み合わせることで最大36,000円相当の還元を受けられるキャンペーンです。他社からの乗り換えで初めて楽天モバイルを契約、かつ対象のiPhoneを購入する方に適用されます。

特典の最大還元額は機種代金の支払い回数によって異なります。購入サポートの「楽天モバイル買い替え超トクプログラム（iPhone）」を使わない方は最大36,000円相当、使う方は最大21,000円相当の還元を受けられると考えてください。

たとえば、iPhone 15 Proを購入する場合の特典内容の内訳は次のとおりです。

上記のうち「iPhone購入＆対象のiPhone下取りで…」の還元を受けるには対象端末を下取りに出す必要があります。その他、特典ごとに適用条件が定められているため、申し込み前に公式サイトをご覧ください。

スマホトク得乗り換え！Android製品が最大16,000ポイント還元！

「スマホトク得乗り換え！Android製品が最大16,000ポイント還元！」は、楽天モバイルの契約と同時に対象のAndroidスマホを購入する方に適用されるキャンペーンです。

他社からの乗り換えなら最大16,000円相当、他社からの乗り換え以外なら最大13,000円相当の楽天ポイント還元を受けられます。

なお、本キャンペーンには複数の特典が含まれています。特典ごとに適用条件やポイントの付与タイミングが異なるため、契約手続きをする前に公式サイトをご確認ください。

他社から電話番号そのまま乗り換え＆初めてお申し込みで10,000ポイントプレゼント！

「他社から電話番号そのまま乗り換え＆初めてお申し込みで10,000ポイントプレゼント！」は、他社からの乗り換えで楽天モバイルを初めて契約する方が対象となるキャンペーンです。端末の購入を伴わない「SIMのみ」契約を選択する方にも適用されます。

特典の10,000ポイントは、3ヵ月にわたり1回目と2回目に3,000ポイント、3回目に4,000ポイントと分けて進呈されます。また、適用には事前エントリーが必要となる点にも注意が必要です。詳しくは公式サイトをご覧ください。

povoから楽天モバイルへの乗り換えに関するよくある質問

最後に、povoから楽天モバイルへの乗り換えに関するよくある質問を紹介します。不明点や心配な点がある方はぜひ参考にしてください。

2024年12月11日時点の調査内容です。