mineoのメリットとデメリットを調査! 口コミで評判をチェック
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mineoは関西電力グループのオプテージという会社が運営する格安SIM会社です。ドコモ、au、ソフトバンクの大手通信キャリア3社に対応し、月々のデータ容量は1GBから無制限まで幅広いプランを展開しています。
また、全国のmineoユーザー同士でパケットを分け合う「フリータンク」や、平日昼間の混雑緩和のために考案されたミッションプログラム「ゆずるね。」など、他では見られないユニークなサービスを多数展開していることも特徴の一つです。
本記事では、料金プランや豊富なサービスを紹介するとともに、Twitterの口コミも参考にしながらmineoのメリット・デメリットを分析していきます。
サポート体制が充実し、選択肢も豊富なmineo。データ容量で選ぶ2プランを用意
mineoの最大の特徴は選択肢が豊富な点です。また、サポート体制も充実していて、オンラインチャットや電話に加えて、全国に200店舗以上の提携店舗があるため、対面の相談も可能です。
現在、大手通信キャリアを利用している方なら、月額料金は大きく下がります。プランはデータ容量を選ぶ「マイピタ」と速度を選ぶ「マイそく」の2つがあります。
ただし、平日昼間の速度低下には注意が必要で、特に「マイそく」は実用不可レベルです。メリット、デメリットを比較検討し、参考にしてみてください。
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mineoの特徴・基本情報
mineoの最大の特徴は選択肢が豊富なことです。マルチキャリア対応、料金プランの豊富さ、そして充実したオプションの数々。自分の使い方にあわせてカスタマイズすればとても便利でお得にスマホを使うことができます。
また、サポート体制の充実も強み。オンラインチャットや電話に加えて、全国に200店舗以上の提携店舗があり、対面の相談も可能です。
こうした多角的なサービス展開を評価され、RBB TODAYの「格安SIMアワード2021 下半期」では最優秀賞に輝くなど、各種調査で受賞実績があります。
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mineo料金プランのメリットとデメリット
mineoには大きく分けて「マイピタ」と「マイそく」の2つの料金プランがあります。それぞれの料金プランを細かく見て、メリットとデメリットを探ってみましょう。
データ容量で選べる:マイピタ
基本データ容量 | 月額料金 | パケット放題Plus (オプション) |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 有料(月額385円) |
5GB | 1,518円 | 有料(月額385円) |
10GB | 1,958円 | 無料 |
20GB | 2,178円 | 無料 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
1~20GBの4つのコースから、自分に合ったデータ容量を選ぶプランです。回線はドコモ、au、ソフトバンクの大手通信キャリア3社に対応。オプションサービスの「パケット放題 Plus」と組み合わせて使用すると、実質無制限の使い方が可能です。
【メリット】ドコモ、au、ソフトバンクよりも月額料金が安い
現在、大手通信キャリアを利用している方なら、月額料金は大きく下がります。下表は「マイピタ」の1・5・10・20GBを大手通信キャリア3社で使用した場合の料金を比較したもの。
ドコモ、au、ソフトバンクともに家族割や光回線とのセット割、指定のクレジットカード払いなどの条件をクリアすればこの金額より割引を受けられますが、割引後の価格も総じてmineoより高くなります。
通信キャリア(プラン名) | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
---|---|---|---|---|
mineo(マイピタ) | 1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
ドコモ(eximo) | 4,565円 | 7,315円 | 7,315円 | 7,315円 |
au(スマホミニプラン 5G/4G・使い放題MAX 5G/4G) | 3,465円 | 7,238円 | 7,238円 | 7,238円 |
ソフトバンク(ミニフィットプラン+・メリハリ無制限+) | 3,278円 | 7,425円 | 7,425円 | 7,425円 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
大手キャリアから乗り換えて月々のコストを大きく削減した方のツイートです。年間72,000円は大きなインパクトがありますね!
【メリット】「パケット放題 Plus」で実質無制限で使える
「マイピタ」と組み合わせることで実質無制限で使えるようになるオプションが「パケット放題 Plus」です。アプリでスイッチをONにすると、通信速度が最大1.5Mbpsに制限されるかわりにデータ通信が無制限になるもの。
この速度ならSNSはもちろん、軽めの動画もストレスなく再生できます。10GBコース以上は月額無料で利用できることもポイントです。
時間帯によってはフルHD動画も再生できたという声です。混雑時は速度低下もありますが、十分実用に耐えうることがわかります。
【デメリット】格安SIM会社の中では月額料金が高め
他の格安SIM会社と比べるとmineoの料金は若干高い傾向にあります。例として「LINEMO」と比べてみると、下表の通り10GBまでは軒並み他社のほうが安い設定であることがわかります。
一方、20GBは他よりも安い結果になりました。
mineo (マイピタ) |
LINEMO (ミニプラン・スマホプラン) |
|
---|---|---|
500MB | ー | ー |
1GB | 1,298円 | ー |
3GB | ー | 990円 |
5GB | 1,518円 | ー |
6GB | ー | ー |
10GB | 1,958円 | ー |
20GB | 2,178円 | 2,728円 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
【デメリット】ちょうどいい小容量プランがない
マイピタは1GBの次が5GBに設定されています。Twitterでは、「1GBだと少ないけれど、5GBだと余ってしまう」という声が多く見られました。
5GBは意外に使い切れないというツイートは他にも多く見られました。他社では一般的な3GBプランを求めるユーザーは多いようです。
通信速度で選べる:マイそく
名称 | 通信速度 | 月額料金 | 24時間データ使い放題 (オプション) |
---|---|---|---|
ライト | 最大300kbps | 660円 | 330円/回 |
スタンダード | 最大1.5Mbps | 990円 | 330円/回 |
プレミアム | 最大3Mbps | 2,200円 | 330円/回 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
速度制限はあるものの、データを無制限で使えるプランが「マイそく」です。300kbpsのライト、1.5Mbpsのスタンダードに加えて3Mbpsのプレミアムがあり、料金が上表の通り異なります。
注意すべき点は、平日昼間と3日間で10GB以上利用した場合に速度が32kbpsまで下がってしまうこと。この速度だとテキスト送受信くらいしかできません。
制限を解除するには、24時間データ使い放題オプションを購入する必要があります。
【メリット】使用用途にあわせて通信速度を選べる
データ容量ではなく、最大速度で選ぶプランは他では見られないユニークなものです。軽めのSNSなどが中心の使い方ならライト、一般的な使い方ならばスタンダード、動画も多く楽しみたいのならばプレミアムというようにうまく使い分けましょう。
迷ったときはスタンダードの1.5Mbpsをおすすめします。下図のように、多くのユーザーが1.5Mbpsで満足している結果が出ています。
【メリット】いざというときの24時間データ使い放題
マイそくは平日昼間と連続使用時に速度制限される特徴があります。いざというときに高速通信ができるように、「24時間データ使い放題」のオプションが安価で用意されていることはメリットの一つ。
使いたいときにだけ課金することで月額料金を節約できます。
この方は平日は速度制限ありで使用し、たくさんネットを使う土日だけ24時間データ使い放題を利用するという使い方を考えているそう。使いたいときだけ課金する賢い使い方です。
【デメリット】平日昼間&連続使用時に速度制限がかかる
マイそくは月~金曜日の12~13時の間、そして3日間で10GB以上のデータ利用をした場合に速度が32kbpsまで低下します。32kbpsは実用レベルではないため、昼間はもちろん、連続使用にも注意しなければいけません。
ちなみに10GBの目安は下図の通りなので、動画を見すぎなければまず大丈夫でしょう。
【デメリット】ベストエフォートなので速度が遅いこともある
設定されている速度はベストエフォートといって、つねに表示通りの速度がでるわけではありません。混雑状況によっては一時的な速度低下もありうることはデメリットの一つとして覚えておきましょう。
速度が低下したという声もある一方、このツイートのように常に最大速度で通信できている例もあるようです。
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mineo全体のメリット・デメリットを細かく解説
料金面以外のサービスや通信品質などのメリット・デメリットを3つずつまとめました。
【メリット】オプションと「mineoでんわ」で通話料がお得
通話が多い方にもお得なサービスが多いこともメリットのひとつ。かけ放題オプションは「10分かけ放題」と「時間無制限かけ放題」の2つが用意されています。
専用アプリ「mineoでんわ」(Android、iOS)はmineoユーザーの必須アプリです。このアプリ経由で電話すれば、通常22円/30秒の通話料が54%割引の10円/30秒で利用できます。
【メリット】ユーザー目線のオプションサービスが豊富
ユーザーの使い勝手を第一に考えた独自のサービスを多数展開していることもメリットのひとつ。ここでは特にユニークな2つのサービスをご紹介します。
格安SIMの弱点は混雑時に起こる速度低下。これを解消する目的のサービスが「ゆずるね。」です。
もっとも混み合う平日の昼間にアプリで「ゆずるね。」を宣言し、実際に通信を控えることでポイントを貯めることができます。達成回数によって、翌月に「夜間フリー」や「プレミアム1DAYパス」などがプレゼントされます。
もうひとつ紹介したい独自サービスは「フリータンク」。
mineoユーザー全員で共有する大きなデータ用タンクが用意され、データを余らせたときはタンクにお裾分けをしたり、反対に足りないときはタンクからデータをもらったりできます。
お裾分けをすると見知らぬユーザーからお礼のコメントが届くこともあり、不思議な連帯感を感じられます。
【メリット】サポート体制の充実
ユーザーサポートが充実していることもmineoの大きなメリットです。電話やAIチャットによるサポートに加え、提携店舗が全国に200店舗以上あり、申し込みや設定作業を行ってくれます。
マイネオ独自のコミュニティサイト「マイネ王」にも注目。ユーザー同士が交流を行っていて、格安スマホでわからないことを質問できたり、サービスや端末のレビューを見れたりします。
また、ユーザーがサービスに関する要望を投稿する「アイデアファーム」では、これまでに800件以上のアイデアが実現されており、会社とユーザーが一緒になってよりよいサービスを作り上げる土壌ができています。
アイデアファームに提案された内容の改善お知らせツイートです。「10分かけ放題」オプションも、元々はアイデアファームに寄せられた要望が元になっているそうですよ。
【デメリット】通信速度が早い方ではない
Twitterなどでは、mineoの通信速度が遅いという声を見かけます。通信速度を測定するサイト「みんそく」では、格安SIM速度ランキングにおいて16番中12位という結果で、確かに順位はあまり高くありません。
また、日にちや時間によって速度が大きく落ち込むことを不満に思うユーザーが多く見られました。
マイそくユーザーの方のツイートです。マイそくは元から速度制限がかかるプランですが、場所や時間帯によってはさらに速度が落ちてしまうケースがあるようです。
【デメリット】端末の販売価格が高めに設定されている
mineoではiPhoneとAndroid双方の取り扱いがあり、格安SIM会社の中では比較的バリエーション豊かなラインナップと言えます。一方、端末価格が若干高めに設定されている傾向があります。
価格は常時変動するので一概には言えませんが、他社の販売価格より数千円高い機種も見られました。
もちろんすべてが高いわけではなく、機種によっては家電量販店などの販売価格より安いものもあります。購入の際は、他社と見比べてから決めることが大切です。
不定期で端末セールも開催されています。過去にはかなり大きな割引を行ったこともあるので、セール情報は定期的にチェックしておきましょう。
【デメリット】支払い方法が基本的にクレジットカードのみ
支払い方法が限定されることもデメリットのひとつです。
mineoの支払い方法はクレジットカードが基本。デビットカードやプリペイドカードも使用できますが、発行会社によっては携帯電話の支払いに対応していないことがあるので、クレジットカードが無難です。
また、同系列の会社が運営している「eo光ネット」を利用中の方のみ口座振替も可能ですが、基本的には受け付けていません。
楽天のデビットカードならば使えるというツイートです。しかし、月額の支払いに対応していないデビットカードは多いので、クレジットカードを作っておくと便利です。
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こんな方にmineoはおすすめ!
これまでに挙げたメリットとデメリットを踏まえると、mineoは以下のような方におすすめできます。
昼間にあまりネットをしない方
mineoを使う上で一番気をつけたいのは平日昼間の使用方法についてです。
「マイそく」の場合、平日昼間は32kbpsに制限されてしまいますし、「マイピタ」の場合は制限こそないものの「昼間は速度が下がる」という口コミが多く見られます。
反対に考えると、この時間帯にあまりネットをしない方にはmineoをおすすめできます。
夜勤が多い方のツイートです。確かに夜中心ならば「マイそく」は最適なプラン。ライフスタイルにあわせたプラン選びをされていますね。
常時接続をしたい方
「マイピタ」「マイそく」ともに、データ無制限の使用が想定されています。そのため、音楽サブスクリプションサービスで音楽を流しっぱなしにするような使い方をする場合、他社よりもかなり安上がりに済ませることが可能です。
1.5Mbpsで使い放題になる「パケット放題 Plus」で長時間接続をしている方のツイートです。この速度でも、YouTubeの再生には不自由がないことがわかります。
電話中心に使いたい方
インターネットはほとんど使わず、電話中心の使い方をする方にもおすすめできます。
新しく始まった「マイそく」のライト月額660円(税込)に「時間無制限かけ放題」月額1,210円を追加すれば、月額1,870円(税込)で、24時間かけ放題のスマホを維持できることになります。
小容量プランと完全かけ放題オプションを持つ他の会社と比べても、下表の通り、かなり安い金額設定であることに注目です。
会社名 | 月額最低料金 | かけ放題オプション | 月額合計金額 |
---|---|---|---|
mineo | 660円(マイそくライト) | 1,210円(時間無制限かけ放題) | 1,980円 |
IIJmio | 850円(2ギガプラン) | 1,400円(かけ放題+) | 2,250円 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
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mineoに関するよくある質問
主に昼間の時間帯の速度低下に対するネガティブな意見があることは事実です。
デメリットを正確に把握し、上手な使い方を心がけましょう。
まず、自分が使用する地域に強い回線網を選ぶことが第一です。
「みんそく」の「速度通信レポート」によると3社のうちauの平均速度がもっとも速いので、速度で選ぶのならばauをおすすめします。
「mineoプチ体験」という体験プログラムが用意されています。
最大2ヵ月間、月額330円(税込)からお試しが可能です。
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まとめ
・プランはデータ容量を選ぶ「マイピタ」と速度を選ぶ「マイそく」の2つ
・データ無制限を想定したプランやオプションが充実
・「データ放題Plus」は1.5Mbpsで使い放題。同速度なら大きなストレスなく使用可能
・小容量帯のプランは他社より若干高め
・平日昼間の速度低下に注意。とくに「マイそく」は実用不可レベル
・通話料金が安い。24時間かけ放題は最安クラス
・独自サービスが充実。公式ユーザーコミュニティも上手く活用しよう
・支払いはクレジットカードで。口座振替は基本的に不可
・「mineoプチ体験」で事前に通信状況などをテストしよう
2023年12月5日時点の調査内容です。
この記事の参考・引用サイトまとめ
この記事を書いた人
OGAWA
OGAWA
編集プロダクションで編集・ライターとしてのキャリアをスタート。主にビジネス、旅行ジャンルなどの雑誌・書籍・ムック本を制作。独立後は、ウェブライティングの仕事も開始し、ガジェット系や各種生活情報などのジャンルも執筆しています。