mineoでiPadやタブレットは使用できる？方法やメリットを紹介！

mineoの料金プラン

mineoでは、2021年2月から提供している「マイピタ」と2022年3月から開始した「マイそく」の2種類の料金プランが存在しています。

「マイピタ」は、使用データ容量を選ぶタイプのシンプルな料金体系です。

料金の詳細は以下の表をご覧ください。

iPadやタブレットでは基本的に通話機能を使うことはないので、月20GB使ったとしても2,000円以内に抑えられます。

自身の使用頻度に応じてデータ容量を調整できるので、実際にどのくらいiPadやタブレットを使用するのかによって検討してみてください。

契約したデータ容量を超えた分の利用は、最大200kbpsと大幅に通信速度が減少してしまうことに注意しましょう。

万が一、高速利用が必要になった場合には、55円(税込)/100MBの追加費用を払うことで速度制限は解除できます。

しかし、足りなくなってパケットチャージをするよりも、最初から利用量に応じた分を契約する方が安くなるので、自身にとって最もちょうど良いデータ量を選びましょう。

続いて、「マイそく」の料金体系について紹介します。料金の詳細は以下の表をご覧ください。

「マイそく」は、平日の12時から13時の間の通信速度が制限される代わりに、お得に使い放題を利用できるサービスです。

平日の12時から13時は最大32kbpsとなるため、メッセージやメール以外の使用は基本的に難しいと思っておいた方が良いでしょう。

「マイそく」は、データ容量ではなく通信速度を選んで利用できる使い放題プランで、月額660円(税込)から利用できます。

しかし、最大300kbpsの「ライト」の場合、メールやメッセージ以外の利用に関してはストレスを感じる可能性が高いので、自身の利用方法にあった通信速度を選ぶことをおすすめします。

目安として、高画質で動画配信を見たい方やビデオ会議などをよく利用される方は「プレミアム」を使うことをおすすめします。

それぞれの通信速度で快適に行えることについては、mineo公式サイトに記載があるので参考にしてみてください。

ただし、あくまで参考程度なので、実際に利用した際にストレスを感じるかどうかは人それぞれです。

さらに注意点として、「使い放題」には上限があり、3日で10GB以上使用した場合は速度制限がかかるので、その点は考慮しなければなりません。

また、「マイそく」の追加の専用オプションに「24時間データ使い放題」があります。

330円(税込)がかかりますが、「24時間データ使い放題」を利用することで、万が一高速でのデータ通信が必要になった場合にも速度を高速に切り替えることが可能です。

mineoでiPadやタブレットを使用する方法

では、実際にmineoでiPadやタブレットを使用する手順を紹介します。

前提として、そもそもWi-FiモデルのiPadやタブレットはWi-Fi環境下でしか使用できないため、お持ちの機器がセルラーモデルであるかを確認しましょう。

mineoの契約をする際にSIMカードかeSIMを選択する

SIMカードの場合、手元に届いたら端末に差し込み、Wi-Fi環境下でAPN設定を行うことで利用できるようになります。

詳しくは、mineoのSIMカードに添付されている説明書をご覧ください。

eSIMも場合も同様の手順になりますが、全てオンラインで行える点が異なります。

基本的にSIMカードでもeSIMでも、機能に変わりはないため、時間が早い方が良いという方はeSIMでの手続きをおすすめします。

注意点は、SIMカードと同じく設定にWi-Fi環境が必要なことです。

専門用語などが多く出てくるため、抵抗を感じる方がいるかもしれませんが、マニュアル通りに進めていけば問題なく開通できるでしょう。

万が一それでも難しい場合は、問い合わせをすればサポートしてもらえるので検討してみてください。

mineoでiPadやタブレットを使用するメリット

ここまでは、mineoでiPadやタブレットを契約する際の料金や手順などを紹介しました。

では、実際にmineoで契約するメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。

それぞれのメリットを具体的に説明していきます。

データSIMなら音声SIMより月額料金が安い

1つ目のメリットは「データSIMなら音声SIMより月額料金が安い」という点です。

データ通信のみの利用に限定したデータSIMであれば、電話サービスを利用する音声SIMに比べて比較的料金が安い傾向にあります。

mineoの場合、一番高くても2,000円程度で使用できるため、大手通信キャリアで契約するよりも大幅に節約できます。

iPadやタブレットで利用する場合には通話機能は必要ないため、お得に利用できるデータSIMを選びましょう。

対応端末が多い

2つ目のメリットは「mineoの対応端末が多い」という点です。

格安SIM会社ではau回線のみ、ソフトバンク回線のみなどキャリアが限定されている場合が多いですが、mineoではドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの回線を提供しているため、現在使用している端末をそのまま利用できる場合が多いです。

一部対応していない機種も存在しているため、mineo公式サイトをチェックした上で契約しましょう。

また、mineoではセルラーモデルの端末も販売しているため、これからタブレットの使用を考えている方はSIMカードとセットでタブレットを購入できます。

パケットシェアで余ったデータをシェアできる

3つ目のメリットが「パケットシェアで余ったデータをシェアできる」という点です。

mineoでは、iPadやタブレットを使用していてパケットが余った場合、家族や友人などのmineoユーザーにパケットをシェアできます。

シェアできるメンバーは事前に登録しておかなければならないため、事前にシェアする可能性があるメンバーで「シェアメンバー登録」を行っておきましょう。

パケットギフトで余ったデータを活用

4つ目のメリットが「パケットギフトで余ったデータを活用」できるという点です。

ご自身で余ったパケットを「パケットギフト」としてmineoユーザーに贈れるサービスです。

iPadやタブレットなどは、月によって使用頻度が異なることが予想されるため、パケットが余った月は積極的に他のユーザーにギフトを贈っていきましょう。

利用開始から45日間は月間6GBまでしか贈れないため、それ以上パケットが余ってしまう可能性がある場合はプランの見直しを検討することをおすすめします。

mineoでiPadやタブレットを使用するデメリット

続いて、mineoでiPadやタブレットを使用するデメリットを紹介していきます。

デメリットを抑えた上で、実際に契約するのかどうかを検討しましょう。

データSIMは電話番号がない

1つ目のデメリットは「データSIMには電話番号がない」という点です。

iPadやタブレットで電話番号を用いて通話することはなく、データSIMでもLINE通話などは通常通り行えるため、このデメリットに関して実際に困る方は少ないと予想されます。

しかし、タブレットで使用していたSIMカードをスマホに差し替えて通話をしたい場合などは、音声SIMを契約しなければなりません。

SMSを使うのに追加料金がかかる

2つ目のデメリットは、「SMSを使うのに追加料金がかかる」という点です。

こちらのデメリットに関しても、iPadやタブレットを使う際に実際に不都合が出ることは少ないかと思います。

SMSに関する料金に関しては以下の表をご覧ください

SMSの基本サービスの料金はau回線の場合だと無料ですが、ドコモ回線とソフトバンク回線では有料となります。

デュアルタイプでは無料で利用できますが、iPadやタブレットは基本的にシングルタイプを選ぶことになるため、その点も押さえておきましょう。

続いて、SMSの送受信に伴う料金を紹介します。

SMSで送受信を行う際、受信は全て無料で行えますが、送信する場合は1通で3〜33円(税込)で費用が発生します。費用については送信するメッセージの文字数によって異なります。

また、海外に向けてSMSを発信する場合は、別途料金が発生します。詳しくはmineo公式サイトから確認してください。

mineoでのiPadやタブレット利用はおすすめ？

最後に、実際にiPadやタブレットをデータ通信で利用する場合、mineoでの利用がおすすめなのかについて説明します。

mineoは、格安SIM会社としては珍しく大手通信キャリア3社の回線に対応しており、速度は安定、価格もリーズナブルという点から、iPadやタブレットで利用することをおすすめできます。

また、自身の使う頻度や用途に合ったプランを選択できるのもmineoの優れた点です。

スマホの月額料金もあるためタブレットの使用料にそこまで負担をかけたくない、という方にとってmineoはとてもぴったりの選択肢です。

また、周りにmineoユーザーがいる場合、パケットをシェアできたり贈ったりできるので、有効活用してさらにお得にiPadやタブレットを使っていきましょう。

2022年9月19日時点の調査内容です。