LINEのビデオ通話ってどれくらいデータ量を使うの？

LINEのビデオ通話はどれくらいデータ量を消費する？

LINEのビデオ通話は、どれくらいのデータ量を消費するのでしょうか。

想像していたよりも少ない消費でびっくりする方や「こんなに消費してしまうのか！」と驚く方もいるでしょう。

Wi-Fi環境にいれば、データ消費を気にせずLINEのビデオ通話を楽しむことができます。

しかし、データ通信を使っていると、どんどんデータを消費してしまい、気付くと「制限がかかった！」ということになりかねません。

データ通信の制限がかかると、通信速度が低下してしまい、翌月までインターネットが使いづらくなります。

LINEのトークで画像や動画がなかなか送信できなかったり、ビデオ通話が途切れたりするでしょう。

通信制限を解除するためにデータ容量を追加（購入）する場合は、割高な料金が発生するのも難点です。

LINEのビデオ通話がどれくらいデータ量を消費するのか、事前に把握しておくと通話時間をコントロールしながら月末まで楽しめるようになります。

ここからは、LINEのビデオ通話のデータ消費量について紹介します。

ビデオ通話では1分あたり5MB消費！

LINEのビデオ通話は、1分当たり5MBの消費です。1時間話すと約300MB消費することになり、3時間話し続けるには約1GB消費することになります。

3時間もビデオ通話をしても、1GBしか消費しないのは驚きです。実は、LINEのビデオ通話は意外とデータ消費量が少ないのです。

YouTubeを1080p（フルHD画質）で見ると30分で1GB消費する計算になります。

また、720p（HD画質）で利用した場合でも、約1時間の視聴で1GBを消費します。画質を少し落としたYouTubeと比べても、LINEのビデオ通話の方が圧倒的に長く使えます。

LINEを愛用している方は多いですが、ビデオ通話のデータ消費が少ないことを知ればもっと活用したくなりますね。

音声通話はたったの0.3MBしか消費しない！

LINEのビデオ通話は1分で5MB消費するにに対し、音声通話はたったの0.3MBしか消費しません。

LINEの音声通話で1GB消費しようと思うと、約55時間話せることになります。

1日に1時間LINEの音声通話をしても、1ヵ月で1GBも消費しない計算なのです。

通話料が無料なことに加え、たった1GBで55時間も話せるのは魅力的です。これだけデータ消費量が少ないと、友人や恋人と今よりも長電話することも可能です。

できるだけデータ消費を抑えたい方にも、LINEは使いやすいアプリです。

データ消費量が少ないので、Wi-Fiがない状況でもデータ通信を気にせず通話ができるのは、ポイントが高いです。

スマホでの通話は、電話番号ではなく無料で通話できるLINEやSkypeなどのアプリを使用した通話が人気ですが、その中でも特にLINEは、普段のメッセージのやり取りのしやすさもあり、人気が高くなっています。

通話料が無料で、データ消費が少ないLINE通話は、スマホユーザーにとってなくてはならない存在です。

データ量を気にせずLINEのビデオ通話を楽しむには？

LINEのビデオ通話では、1GBで3時間話せることがわかりました。しかし、「もっとたくさんビデオ通話したい！」「気づくといつも長時間ビデオ通話をしている」といった方もいるでしょう。

そんなLINEのビデオ通話を、データを気にせずに楽しむ方法は、Wi-Fiを利用することです。

スマホをWiｰFiに繋げば、好きなだけLINEのビデオ通話が楽しめます。

自宅ではWi-Fiに繋ぐことができないという方は、無料のWi-Fiスポットに行けば、Wi-Fiが利用できます。

また、定額で使えるWi-Fiサービスもあります。WiｰFi専用の機器を購入したりレンタルすることで、思う存分LINEのビデオ通話ができます。

しかし、「周りに人がいる中でLINEのビデオ通話はしにくい！」という方や、「Wi-Fiのために追加でお金がかかるのは嫌！」という方もいるかもしれません。

実は、追加料金なしで自宅でLINEのビデオ通話を思う存分楽しめる方法があります。

その方法について、これからご説明いたします。

「LINEMO」ならデータ消費無しでLINE使い放題！ビデオ通話も対象

ソフトバンクが提供するオンライン専用プランLINEMOでは、LINEでどれだけ通話しても無料です。

LINEを使った際のデータ消費がカウントされないのです。

LINEMOは2024年7月に新たな料金プラン「LINEMOベストプラン」と「LINEMOベストプランV」の提供を開始しました。

どちらも2段階制の料金プランとなっており、使ったデータ容量にあわせて料金が変動します。

LINEMOベストプランでデータをあまり使わない方であれば、毎月1,000円以下でスマホを使えます。

一方LINEMOベストプランVは、最大30GBまで利用できる中容量プラン、かつ1回5分以内のかけ放題が付帯されている料金プランです。

毎月使用するデータ容量にバラつきがある方でも安心して利用することができるでしょう。

それでもやはり注目ポイントは、LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話のデータ消費量が0になるLINEMOの特権「LINEギガフリー」です。

つまりデータ容量を超過しても、LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話は通信速度が落ちることなくずっと無料で使えるのです。

LINEMOは、データ容量の消費を気にせずLINEのビデオ通話をしたい方にぴったりの格安SIM会社となっています。

LINEMOは、ソフトバンクのオンライン専用プランであるため、通信回線はソフトバンクを利用しています。安定した通信速度が強みのソフトバンクなので、格安のオンライン専用プランだからと言って繋がりづらいということはないでしょう。

LINEMO以外でビデオ通話を利用するのにオススメの格安SIM会社

先述の通り、LINEMOはLINEのトーク・音声通話・ビデオ通話の消費量が0になるサービスを提供しています。そのため、LINEのビデオ通話をたっぷりしたい方には特におすすめの格安オンライン専用プランです。

しかし、LINEMO以外でビデオ通話が楽しめる格安SIM会社がないのかも気になりますよね。そこで、LINEMO以外でビデオ通話をするのにおすすめな格安SIM会社をまとめました。

おすすめな格安SIM会社は、mineo・楽天モバイル・IIJmioの3つです。

この3つの格安SIM会社は、豊富なデータ容量が安く使えるSIMカードを提供しています。かなりお得なプランを提供しているので、LINEMO以外でLINEのビデオ通話をもっと楽しめる格安SIM会社を探している方は、ぜひ参考にしてください。

※楽天モバイルは自社回線を保有する大手通信キャリアですが、格安SIM会社並みの料金であることから、比較に含めてご紹介します。

1.mineo：パケット放題Plusを契約するとビデオ通話が自由に使える！

LINEのビデオ通話がたっぷり利用できる格安SIM会社の1つに、mineo（マイネオ）があります。mineoは、1GB・5GB・10GB・20GBのデータ容量から選べるのが特徴です。

毎月自由にデータ容量を選べるのがポイントで、データ通信を多く使うときとあまり使わないときでプランを切り替えられます。プランの自由度が高く、状況に応じて気軽にプラン変更できるのがポイントです。

余ったデータ通信はそのまま翌月に繰り越せるため、データに余裕のあった翌月は低容量プランにすることも可能です。

mineoでは、通信回線をドコモ・au・ソフトバンクの中から選べるため、今使っている回線のままスマホ料金を安くしたい方にもおすすめの格安SIM会社となっています。

通信速度も安定している格安SIM会社なので、不便なく使うことができるでしょう。

そしてmineoには、「パケット放題Plus」のオプションがついています。「パケット放題Plus」は、最大通信速度1.5Mbpsでデータ通信が使い放題になるサービスです。

「1.5Mbpsって遅いんじゃない？快適に使えるのか気になる」という方もいるでしょう。こちらの画像をご覧ください。

こちらは、mineoユーザーへのアンケート結果です。このアンケートでは、mineoユーザーの96％の方が1.5Mbpsは十分な速度と答えています。

YouTubeの視聴やZoomのビデオ会議も問題なく行えると答えた方が多数です。

そしてもちろん、この使い放題はLINEのビデオ通話も対象です。mineoの「パケット放題Plus」を利用すれば、データの消費を考えず、LINEのビデオ通話を何時間でも楽しめます。

「パケット放題Plus」は基本プランに付けるオプションとなっており、5GB以下のプランなら月額385円(税込)で、10GB以上のプランなら無料で付けられるのもポイントです。

10GB以上のプランでは無料なので、たくさんデータ通信を使う方にとっては、とてもうれしいプランとなっています。ただし、「パケット放題Plus」は自動で付くサービスではなく、オプションとして利用するサービスです。

基本プランだけの申し込みでは、「パケット放題Plus」は利用できません。これからmineoに乗り換えを検討している方は、「パケット放題Plus」のオプションを付けるのを忘れないようにしましょう。

使い放題については、3日間で10GB分という制約もありますが、LINEのビデオ通話は3時間でデータ消費が1GBです。10GBあれば30時間もビデオ通話ができる計算になるため、十分と言えます。

詳しくは、mineo公式サイト「パケット放題 Plus」をご確認ください。

2.楽天モバイル：無制限で通信できる！

LINEのビデオ通話をたくさん楽しみたい方には、楽天モバイルもおすすめです。楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VII」なら、最大月額3,278円(税込)でデータ通信が使い放題です。

「Rakuten UN-LIMIT VII」は、毎月使った分に応じて料金が変動するプランで、データ通信をあまり使わなかったとき（3GB未満）は月額1,078円(税込)となります。

使った容量で自動で料金が決まるため、自分でプラン変更をする手間がかかりません。

楽天回線エリア内の国内利用であれば、データの最大容量に制限がないため、たとえ100GBや200GB利用したとしても、スマホ料金は3,278円(税込)以上にはなりません。

つまり、定額でデータが使い放題になるのと変わらないのです。
（楽天回線エリア外のパートナー回線エリアでは、国内利用で5GBまで。）

LINEのビデオ通話をどれだけ使ったとしても、データ通信の制限を受けることもないので、データの容量を気にせず好きなだけビデオ通話が楽しめます。

LINEのビデオ通話は1GBで3時間使えるので、もし楽天モバイルで100GB分のビデオ通話をしようと思うと、300時間利用できることになります。

1ヵ月の間に1日10時間もLINEのビデオ通話ができる計算です。もちろん、LINEのビデオ通話以外に動画の視聴やゲームなどもデータ使い放題となります。

3.IIJmio：大容量プランでも安い！

IIJmioには、月額2,000円(税込)でデータ容量20GBまで使える料金プランがあります。20GBというたっぷりのデータ通信を格安で使えるため、LINEのビデオ通話をたくさん利用したい方にぴったりです。

20GBあれば、ビデオ通話を60時間楽しめることになります。1ヵ月間毎日2時間近くのビデオ通話ができる計算です。

動画の視聴やインターネットをたくさん利用したい方は、20GBあればデータを調整しながらビデオ通話することもできます。「ビデオ通話もしたいし、ネットもしたい！」というわがままを叶えてくれる格安SIM会社なのです。

もしデータ通信を使い切ってしまったとしても、IIJmioのギガプランであれば1GB 220円(税込)でデータの追加も可能です。

また、IIJmioは公式サイトからの申し込み限定で、さまざまな割引サービスを行っているのもポイントです。乗り換え割引や利用者限定のキャンペーンなど、お得なサービスを提供しています。

店舗で加入するよりも安くなるため、申し込むときはIIJmio公式サイトから行いましょう。

LINEMOに変えるほどではないけれど、ビデオ通話をたくさん使いたい方は、IIJmioを検討してみてはいかがでしょうか。

2024年8月30日時点の調査内容です。