ahamo・LINEMO・povoはどれが一番おトク?料金や通信速度などで徹底比較!
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INDEX
2021年3月から続々と始まった、オンライン限定の格安プラン「ahamo・LINEMO・povo」。
当初は3社、20GBの容量を月額3,000円以下で利用できるという同じような条件でしたが、現在は新しい料金プランが追加されて、それぞれ特徴が出てきました。
そのため、どこを選んでも変わらないというような考え方ではおトクに使えなくなったのです。
そこで、この記事ではahamo・LINEMO・povoを6つの項目で徹底比較し、具体的にどこがどのように良いのか、悪いのかを項目ごとにご紹介します。
乗り換えを検討している方にはとても役に立つ情報ばかりなので、是非チェックしてくださいね。
店長4人がおすすめするなら…ahamo?LINEMO?povo?
モバワンは運営元がショップ運営をしているため、ショップ店長にリアルな意見をアンケートしています。
大手通信キャリア3社含むキャリアショップの店長4名から、ahamo・LINEMO・povoの中からおすすめするならどのキャリアかを聞いてみました!
店長1.
おすすめ:ahamo
理由:20GBまでの固定プランではありますが、オプションなしで5分以内の通話も使え、安定したドコモ回線が利用できるため。
店長2.
おすすめ:月3GB未満ならLINEMO。大容量プランならpovo。
LINEMOの理由:LINEでのデータ通信はカウントフリーの為、LINEのヘビーユーザーは少ないデータ容量の安価なプランでも問題なく利用できる。
povoの理由:キャンペーンで「○ヵ月間基本料金無料」というキャリアはありますが、povoの基本料金はずっと無料。大容量の契約もトッピングだけで利用できる。
店長3.
おすすめ:povo
理由:ほぼWi-Fi環境下にいる方など滅多にデータ通信や通話をされない方は、0円から維持できるため。
店長4.
おすすめ:LINEMO
理由:スマホ利用者の多くがLINEを使用しているため、LINEカウントフリーがあるLINEMOがおすすめ。
使い方にあわせて選べる料金プラン新登場
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ahamo・LINEMO・povoの比較
まずは3社がどのように違うのか、6つの項目で比較をしていきます。
先に重要な項目をまとめて紹介するので、気になるところをチェックしてください。
ahamo | LINEMO LINEMOベストプラン |
LINEMO LINEMOベストプランV |
povo | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 2,970円 | 990円(~3GB) 2,090円(3GB~10GB) |
2,970円(~20GB) 3,960円(20GB~30GB) |
0円 |
データ容量 | 20GB | ~3GB 3GB~10GB |
~20GB 20GB~30GB |
データ使い放題(24時間) データ追加1GB(7日間) データ追加3GB(30日間) データ追加1GB(180日間) データ追加20GB(30G日間) データ追加60GB(90日間) データ追加300GB(90日間) データ使い放題(7日間)12回分 データ追加150GB(180日間) データ追加120GB(365日間) データ追加300GB(365日間) |
速度制限時 | 最大1Mbps | 300kbps(10GB超~15GB) 128kbps(15GB超) |
1Mbps(30GB超~45GB) 128kbps(45GB超) |
最大128kbps |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
料金プランを比較
各社特徴的な料金プランのため、使い方にあわせて選ぶ必要があります。
まずは1社ずつ確認していき、最後に3社の料金プランを比較していきます。
ahamoの料金プラン
ahamoは、ドコモの格安プランです。
ahamo | |
---|---|
月額料金 | 2,970円 |
データ容量 | 20GB |
通話オプション | かけ放題オプション:1,100円 (1回5分の国内通話かけ放題付き) |
速度制限時 | 最大1Mbps |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
ahamoは、月額2,970円(税込)で月間20GBまでデータ容量を利用でき、かつ1回5分の国内通話かけ放題がついています。
また、「大盛りオプション」を追加すると月額4,950円(税込)で100GBまで利用可能。
複雑な料金体系から選択しなくてもよいので、シンプルなプランを求めている方にはおすすめです。
・データ容量は20GB程度欲しい
・一回5分程度の通話を頻繁にする
・料金プランで悩みたくない、途中で見直したくない
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LINEMOの料金プラン
LINEMOは、ソフトバンクのオンライン専用プランです。
LINEMO LINEMOベストプラン |
LINEMO LINEMOベストプランV |
|
---|---|---|
月額料金 | 990円(~3GB) 2,090円(3GB~10GB) |
2,970円(~20GB) 3,960円(20GB~30GB) |
データ容量 | ~3GB 3GB~10GB |
~20GB 20GB~30GB |
通話オプション | ・通話準定額:550円 ・通話定額:1,650円 |
通話定額 for LINEMOベストプランV:1,100円 |
速度制限時 | 300kbps(10GB超~15GB) 128kbps(15GB超) |
1Mbps(30GB超~45GB) 128kbps(45GB超) |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
LINEMOは、2024年7月より新たな料金プランの提供を開始しました。
どちらもデータ使用量に応じて料金が変動する2段階制の料金プランとなっており、月々のデータ使用量にバラつきがある方でも安心して利用することができるでしょう。
LINEMOのベストプランは~3GB時月額990円(税込)とかなり安い金額設定のため、データ使用量が少ない方はとてもお得に利用することが可能です。
一方LINEMOのベストプランVは最大30GBまで利用できる料金プランで、1回5分の国内通話かけ放題が付いています。~20GB時の月額料金は2,970円(税込)とahamoと同額となっており、付帯している通話オプションの内容も同じです。
また、LINEのトークや音声通話を利用した際のデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」も特徴の1つ。LINEをたくさん使う方などにLINEMOはおすすめです。
・データ容量が3GB未満に収まる方
・データ容量は20GB程度使いたい方
・5分以内の通話をかけることが多い方
・LINEをたくさん使う方
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povoの料金プラン
povoは、auのオンライン専用プランです。
povo | |
---|---|
月額料金 | 0円 |
通話オプション | 5分以内通話かけ放題:550円 通話かけ放題:1,650円 |
速度制限時 | 最大128kbps |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
povoは基本料0円で利用ができ、以下の表に記載されたデータをトッピングしていくという形式となっています。
データ容量/利用可能期間 | 料金/回 |
---|---|
データ使い放題(24時間) | 330円/回 |
データ追加1GB(7日間) | 390円/回 |
データ追加3GB(30日間) | 990円/回 |
データ追加1GB(180日間) | 1,260円/回 |
データ追加20GB(30G日間) | 2,700円/回 |
データ追加60GB(90日間) | 6,490円/回 |
データ追加300GB(90日間) | 9,834円/回 |
データ使い放題(7日間)12回分 | 9,834円/回 |
データ追加150GB(180日間) | 12,980円/回 |
データ追加120GB(365日間) | 21,600円/回 |
データ追加300GB(365日間) | 24,800円/回 |
データトッピングも11種類から選択することができるため、自身が使いたい分にあわせてデータをトッピングしていくことが可能です。
例えば、「データ追加300GB」は365日間という利用可能期間が設けられており、24,800円(税込)/回で提供されています。
これを1ヵ月あたりの料金として計算すると1ヵ月約2,067円(税込)で25GBを利用することが可能となり、ahamo、LINEMOのLINEMOのベストプランVよりも安価に利用することが可能です。
ahamoやLINEMOと同じように1回5分以内の国内通話かけ放題を付帯した金額でもpovoの方が安価となっているため、毎月の負担額を抑えたいという方にpovoはおすすめとなっています。
・自分にあわせて料金プランをカスタムしたい
・格安SIM会社ならではの変わった料金プランを使いたい
・月によって使うデータ通信量が変わる
対応端末を比較
各社対応端末を随時増加しているため、対応端末に関してはほとんど差がありません。そのため、最新の端末であれば基本的に対応していると考えて問題ないでしょう。
ただ、海外のAndroidスマホなどは最新の端末でも対応していないこともあるので、事前に各社の対応端末確認ページで確認しておくと安心です。
また、3社とも「eSIM」にも対応しています。
eSIMとは、「SIMカード」と言われる電波を受信するためのチップが、端末の中に内蔵されているものを指します。
eSIMに対応していることで、乗り換え先のSIMカードに差し替えることなく、オンライン上で手続きが完了できるため、面倒な作業がいらず手軽に乗り換えることができるのです。
ただ、まだあまりメジャーではないため、対応しているということだけ覚えておけば問題はないでしょう。
対応端末に関しては各社とも大差ありませんでしたが、取り扱い端末に関しては違いがありました。
実は3社のうち契約時に端末を購入することができるのは、ahamoだけです。
取り扱い端末は少ないものの、機種にこだわりがなく同時に購入したい方にとってはありがたいサービスですよね。
一概には言えませんが、格安SIM会社が取り扱っている端末は、格安スマホと言われる安価な機種のみであることが多く、最新機種や高性能スマホは、ほとんどありません。
これから取り扱い機種が増えても、最新機種やこだわりの機種がある場合には、家電量販店やインターネットで購入する必要がありそうです。
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通信速度を比較
ahamo・LINEMO・povoは大手通信キャリアの通信回線を利用しているため、高速通信が可能です。
しかし実際に出るスピードは、本当に大手通信キャリアと同じなのでしょうか。
また、大手通信キャリア3社の中でスピードがどのように違うのかも気になるポイントですね。
各社の通信速度情報が集まる「みんそく」の情報を確認していきましょう。
ドコモ | ソフトバンク | au | |
---|---|---|---|
平均ダウンロード速度 | 146.24Mbps | 95.97Mbps | 101.77Mbps |
平均アップロード速度 | 16.94Mbps | 17.61Mbps | 15.98Mbps |
ahamo | LINEMO | povo | |
---|---|---|---|
平均ダウンロード速度 | 96.21Mbps | 43.63Mbps | 68.23Mbps |
平均アップロード速度 | 13.22Mbps | 11.61Mbps | 12.37Mbps |
出典:みんそく公式
実際に使う場所や時間帯によって速度は変わってきますが、各社違いが出ています。
やはり大手通信キャリアに比べると速度は落ちてしまうようで、そのままの速度というわけにはいかないでしょう。
しかし、今回確認した中で一番低いLINEMOの速度でもネット検索や動画視聴はサクサクとできる速度なので、過度な心配はいりません。
中でもahamoは、大手通信キャリアと比べてもほとんど変わらないスピードが出ているのでおすすめです。
通話オプションを比較
ahamo・LINEMO・povoにはそれぞれ通話オプションを提供しています。
各社がどのような通話オプションを提供しているのか確認していきましょう。
ahamo | LINEMO LINEMOベストプラン |
LINEMO LINEMOベストプランV |
povo | |
---|---|---|---|---|
1回5分以内の 国内通話かけ放題 |
– (1回5分かけ放題付き) |
通話準定額:550円 | – (1回5分かけ放題付き) |
5分以内通話かけ放題 :550円 |
国内通話かけ放題 | かけ放題オプション :1,100円 |
通話定額:1,650円 | 通話定額 for LINEMOベストプランV :1,100円 |
通話かけ放題 :1,650円 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
料金プランに1回5分以内の国内通話かけ放題がついているahamoやLINEMOベストプランVでは、どちらも月額1,100円(税込)で24時間かけ放題にすることができます。
LINEMOベストプラン、povoでも通話オプションの料金はどちらも同額でした。
LINEMOは料金プランによって利用できる通話オプションが異なるため注意しましょう。
なお、LINEMOでは通話オプション対象にしたキャンペーン「通話オプション割引キャンペーン2」を開催しています。
7ヵ月間は通話オプションに対して月額550円(税込)の割引が適用されるため、利用を検討している方は確認することをおすすめします。
海外利用の違いを比較
海外旅行が趣味の方や海外出張が多い方は、格安プランが海外で使えるのか心配ですよね。海外での利用可否も各社違いがあるので確認していきましょう。
ahamo | LINEMO | povo | |
---|---|---|---|
海外ローミング | 15日以内なら、 国内利用の20GBと 同様に利用可能 |
・海外あんしん定額 ・海外パケットし放題 |
海外データトッピング |
利用可能国数 | 91の国・地域 | 人気の渡航先99%の 海外で利用可能※1 |
音声通話・SMS:200以上の国・地域 データ通信:160以上の国・地域 |
※1. 海外あんしん定額の定額国Lの場合。
ahamoで利用可能な20GBは、国内で利用している月間データ容量と同じです。海外で使い始めてから20GBスタートではないので注意しましょう。
また、海外での利用可能期間は、15日以内と決まっており、15日経過した場合には送受信速度が最大128kbpsに制限されます。
長期間の渡航の際には、海外SIMの利用をするなど対策をしましょう。
LINEMOでは「海外あんしん定額」と「海外パケットし放題」の2つのサービスが提供されています。
どちらのサービスも「世界対応ケータイ」への加入が必要です。
また、新規契約の場合、契約から4ヵ月以内は海外ローミングが利用できないため注意しましょう。MNPや番号移行で加入した場合には、原則申し込みできますが、海外に行く前に確認しておいた方が安心です。
なお、povoでも2023年7月から海外ローミングのサービス提供が始まりました。
povoの海外ローミングは、音声通話・SMSは200以上の国と地域、データ通信は160以上の国と地域で利用することが可能です。
音声通話・SMSに関しては渡航先ごと異なるようになっているため、事前に確認をしておきましょう。データ通信に関しては3つのトッピング種別から選択し利用することができます。
ここでは「エリアトッピング」の一部を見ていきましょう。
データ容量 | 有効期間 | 料金 | |
---|---|---|---|
韓国 | 1GB | 3日間 | 680円 |
3GB | 7日間 | 1,980円 | |
台湾 | 1GB | 3日間 | 680円 |
3GB | 7日間 | 1,980円 |
海外ローミングの詳しい内容については公式サイトを確認をご確認ください。
今回比較した3社の中では、ahamoの海外サービスの使い勝手が一番いいということがわかりました。
やはり、国内で使える容量なら海外でも無料で利用可能というのは、とても使い勝手がいいですね。
利用可能な国と地域は今後も変更する可能性があります。利用する際は事前にそれぞれの公式サイトを確認しておきましょう。
使い方にあわせて選べる料金プラン新登場
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キャンペーンを比較
大手通信キャリアに比べると数は少ないのですが、各社おトクなキャンペーンを用意しています。
ahamo | LINEMO | povo | |
---|---|---|---|
キャンペーン名 | ahamo対象機種を お得に購入しよう |
LINEMOベストプランV対象! PayPayポイントプレゼントキャンペーン |
他社からお乗り換えで au PAY 残高還元キャンペーン! |
特典内容 | dポイントの進呈または 端末割引を受けることができる |
最大15,000円相当の PayPayポイントのプレゼント |
最大10,000円相当の au PAY 残高の還元を受けられる※1 |
キャンペーン期間 | 2023年12月13日~ | 2024年7月30日~2024年9月16日 | 2023年12月15日~ |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
※1. 価格は不課税です。
ahamo・LINEMO・povoがおすすめの方
ここまで比較してきた内容を元に、ahamo・LINEMO・povoそれぞれがおすすめな方の特徴をまとめていきます。
使い方にあわせて選択することで、より使いやすくおトクなプランを選ぶことができますよ。
ahamoはこんな方におすすめ
・5分以内の通話が多い
・とにかくシンプルな料金プランがいい
・乗り換えと同時に端末を購入したい
・海外旅行によく出かける
・通信速度が安定して速い通信キャリアを選びたい
ahamoがおすすめの方をまとめるとこのようになります。
料金プランの選択肢が一つで、基本料金に5分間の無料通話が組み込まれているため、プランを考える手間がかかりません。
また、3社の中で唯一端末を同時購入できることも、手軽に乗り換えできるポイントになります。
さらに、大手通信キャリアに引けを取らない通信速度や、使い勝手のいい海外ローミングのサービスなどを展開しており、非常にバランスの取れたプランです。
一点気になるところとしては、小容量のプラン展開がないところです。
データ使用量が少ない方にとっては大きな金額差が出るので、小容量プランが追加されたらデメリットが限りなくゼロに近づくと思います。
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ahamoポイ活でdポイントがたまる!
LINEMOはこんな方におすすめ
・小容量、大容量から選択したい
・通話が少ない
・連絡は主にLINEでおこなう
・おトクなキャンペーンが欲しい
LINEMOの料金プランも元々は20GBのプランのみでしたが、2021年7月15日から3GBのミニプランの提供を開始しました。
これにより、データ使用量が少ない方は基本料金をかなりおさえられるようになったのです。
さらに「LINEギガフリー」のサービスがあることで、Wi-Fiに接続できない外出先でもLINEをたくさん使うことが可能です。
このサービスがあることで、3GBのミニプランを選択しやすくなるため、とてもいいサービスですね。
申し込み時のキャンペーンでは、3社の中で特におトクなキャンペーンが用意されています。
毎月の料金が安いにもかかわらず、このようなキャンペーンを用意してくれるのはうれしいですね。
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povoはこんな方におすすめ
・自分にあった料金プランにカスタマイズしたい
・たくさん使う月とあまり使わない月の差が激しい
・よく使うコンテンツサービスに対応している
・0円からの安い基本料金でも通信速度は安定させたい
povoの一番の特徴は、カスタム性のある料金プランです。
基本料金、月額0円(税込)に対して「トッピング」というオプションを追加することにより、料金プランが完成するというのはとても新しいですね。
この料金プランを使いこなすには、自分の使う量に応じて正しい量のデータ容量を購入する必要があります。
少し手間がかかりますが、上手にプランを選択することでとてもおトクに使うことが可能になるでしょう。
また、3社の中で唯一コンテンツサービスを提供しています。
コンテンツを一時的に利用できる機能と、データカウントフリーになる機能がセットになっているオプションです。
該当のオプションを利用する方であれば、選ぶ理由にもなるでしょう。
ahamo・LINEMO・povo共通の注意点
ahamo・LINEMO・povoなどの格安プランと大手通信キャリアを比較すると、利用できなくなるサービスや共通したデメリットがあります。
料金が安くなるといったようなメリットだけではないため、しっかりと確認をしておきましょう。
キャリアメールが使えなくなる
大手携帯キャリア間の乗り換えでもメールアドレスが変わります。
さらに格安プランに変更すると、メールアドレスが変わるだけでなく、キャリアメールアドレスが使えなくなります。
メールアドレスが変わることによって、利用しているサイトのメールアドレス情報を変更したり、メールアドレスの変更連絡をしたりする必要があります。
送信先のアドレスがキャリアメールアドレスしか受け付けない設定になっている方もいるので、事前に伝えておく必要があるでしょう。
このようにメールアドレスが変わることや、キャリアメールアドレスが使えなくなることによってのデメリットはいくつかあります。
このデメリットによってのトラブルを最小限にするために必要なことは、事前に普段使いのメールアドレスを変更しておくということです。
大手通信キャリアに乗り換える場合でも、格安SIM会社に乗り換える場合でも、事前にフリーメールアドレスに変更しておくことがおすすめです。
フリーメールアドレスとは、GmailやYahoo!メールなどの無料で利用できるアドレスです。
現在Androidを利用している方は、すでにGmailを利用している方も多いと思います。
そんな方は、今のうちから普段使いのメールアドレスを変更しておくと乗り換え後の手間を最小限にすることができますよ。
基本的に店舗サービスが受けられない
ahamo・LINEMO・povoは申し込みから使い方の相談まで、基本的に電話や店舗でのサービスを受けることができません。そのためほとんどの作業をWeb上でおこなう必要があります。
店舗のスタッフや電話対応するスタッフの数を減らすことによって、料金を安くすることができているということですね。
そのため、日頃からショップでサポートを受けている方には、あまりおすすめができません。
契約手続きや、ある程度のトラブルは自分で対応できる方でないと不安が残ってしまうでしょう。
ただ「ahamo・LINEMO・povoに絶対切り替えたいけど、ショップでのサポートも受けたい!」 という方のためにahamoのみショップでの有料サポートを受け付けています。
有料サポートは以下の内容です。
ahamo WEB お申し込みサポート |
3,300円 | ahamoの新規契約、他社からの乗り換え、 ドコモのギガプラン等からの料金プラン変更の申し込みをサポート |
ahamo WEB お手続きサポート |
3,300円 | ahamo契約後の各種手続きの申し込みをサポート |
※表は右にスクロールできます。
この有料サポートを利用することで、店頭での申し込みや手続きのサポートを受けることができます。
契約事務手数料がかからないというメリットがなくなってしまうのであまりおすすめはできませんが、このようなサービスが用意されているのは心強いですね。
転送電話、留守番電話の機能がない
転送電話や留守番電話は、仕事で利用している方が多いのではないでしょうか。
ahamo・LINEMO・povoは転送電話機能、留守番電話機能がついていないため注意が必要です。
※povoでは2024年5月より留守番電話サービス(月額330円(税込))の提供を開始しました。
大手通信キャリアは標準でついていることが多いため、見逃してしまいがちな項目ですが事前に確認しておきましょう。
現在は追加オプションの提供が開始するといった情報もないため、この機能が必要な方は諦めるしかないでしょう。
家族割引が適用されない
大手通信キャリアの家族割引では、家族間通話が無料になるものや月額料金が割引されるものなどがあります。
しかしahamo・LINEMO・povoの3キャリアでは、家族割引が適用されることはありません。
そのため家族間の通話が多い方や、今まで家族割引で基本料金が安くなっていた方は、その割引を考えた上で料金を見積もらないと損してしまうことがあります。
家族間通話が多いかもしれない、と思った方は毎月どの程度通話をしているのか再度確認してから乗り換えることをおすすめします。
ただし、ahamoに限りドコモの「ファミリー割引」のカウント対象になります。
ahamo回線との通話料金割引や、ahamoに対しての基本料金割引はないので注意が必要ですが、ドコモのファミリー割引回線数に含まれることでドコモ側に割引が適用できる場合があります。
ドコモ側で受けられるファミリー割引は、下記の金額が回線ごとに割引されます。
回線数 | 1回線 | 2回線 | 3回線以上 |
---|---|---|---|
割引料金 | 0円 | 月額550円 | 月額1,100円 |
※表は右にスクロールできます。
家族にドコモ回線の方が多い場合は、他の格安SIM会社に切り替えるよりも合計金額が安くなる可能性もあるので、カウント対象になるということも加味した上で計算してみましょう。
使い方にあわせて選べる料金プラン新登場
LINEのトークや通話はデータ消費量ゼロ!
ahamo・LINEMO・povoの口コミや評判
実際にahamo・LINEMO・povoを利用している方が、どのように感じているのか、Twitterの口コミを確認していきましょう。
Twitterでの口コミは実際に感じた速度などが確認できるのでとても参考になりますよ。
ahamoの口コミ・評判
現役ショップ店長に聞く”ahamoの評判”
・速度が速く、通信回線は安定している
・ワンプランのためデータ使用量が少ない場合、月額料金は割高になる
・オンライン限定プランのため、契約後の対応には批判の声も多くある。
オンラインのチャットがつながりにくい、不明なことがあった場合にすぐに解決しないなど。
・大手通信キャリアから乗り換えた方からは、料金が大幅に安くなったとの賞賛も多い。
まずはahamoの口コミを確認していきましょう。
口コミ
「みんそく」での速度もかなり高かったように、通信速度には高評価の口コミが多い印象でした。
速度に不安がある方でも安心して利用できるのではないでしょうか。
LINEMOの口コミ・評判
現役ショップ店長に聞く”LINEMOの評判”
・LINEアプリのデータ通信がカウントされない「LINEギガフリー」はLINE通話も気にせず使えて良い。
・通信速度が速く、電波の繋がりやすさや速度では不便に感じたことはない。
・3GBまで990円で使えるミニプランがあるのでデータ通信が低容量でも安く使える。
・端末が同時購入できないこと、サポートがオンラインのみであることは不便である。
・回線が込み合う時間帯は速度が低下する場合がある。
次にLINEMOの口コミを見ていきましょう。
実際の使用感はどのようになっているのでしょうか。
口コミ
LINEMOも他キャリアと比較すると、速度がかなり速くなったという口コミが数多くありました。
もちろん利用するエリアにもよりますが、しっかりとしたスピードが出るようです。
povoの口コミ・評判
現役ショップ店長に聞く”povoの評判”
・トータルの月額料金の安さ、データ通信24時間使い放題が好評。
・通信速度が速い。
・0円から利用でき、使いたいときに使う容量にあわせてトッピングできるので無駄な通信費を抑えられる。
・サポートがオンラインのみであることには不便を感じる。
最後にpovoの口コミを確認していきましょう。
「povo2.0」は新しい料金プランのため情報が少ないので、実際に使った方の情報はとても重要です。
口コミ
料金プランをカスタムできるというメリットを最大限活かすことによって、毎月の料金を減らすことができています。
この方のようにしっかりと自分のデータ使用量を把握して購入できる方にとっては、とてもいい料金プランですね。
ahamoの契約数が500万突破!!
ahamoポイ活でdポイントがたまる!
まとめ
◆ahamoはこんなに方おすすめ◆
・5分以内の通話が多い
・とにかくシンプルな料金プランがいい
・乗り換えと同時に端末を購入したい
・海外旅行によく出かける
・通信速度が安定して速い通信キャリアを選びたい
◆LINEMOはこんな方におすすめ◆
・小容量、大容量のプランからどちらか選択したい
・通話の利用が少ない
・連絡は主にLINEでおこなう
・おトクなキャンペーンがあるほうがいい
◆povoはこんな方におすすめ◆
・自分にあった料金プランにカスタマイズしたい
・たくさん使う月とあまり使わない月の差が激しい
・コンテンツサービスを利用したい
・0円からの安い基本料金でも通信速度は安定させたい
2024年9月10日時点の調査内容です。
この記事を書いた人
望月 聖也
望月 聖也
大手通信キャリアの代理店で7年間働いた経験を活かし、スマホ・光回線系のメディアを中心にフリーライターとして活動中。複雑な料金プランやサービスを、わかりやすくかみ砕いて解説します。