自宅のWi-Fi環境は楽天モバイルがおすすめ？使い放題回線のメリット・デメリット

楽天モバイルはテザリングでモバイル通信端末（ポケットWi-Fi）代わりとしても使える！

楽天モバイルのサービスは、基本的にスマホで通信や通話をするためのものとなっていますが、テザリング機能が利用できるスマホであれば、機能をオンにすることでスマホをモバイル通信端末（ポケットWi-Fi）代わりに使えます。

楽天モバイルのSIMカードを入れたスマホを経由して、タブレットやパソコン、ゲーム機などをインターネットに接続可能です。

なお、他の大手通信キャリアで購入した一部の端末など、機種によってはテザリングができないケースもあるので注意しましょう。

テザリング方法の種類

設定アプリでテザリングをオンにしたら、テザリング機能が利用可能になります。

テザリング機能には3種類あり、よく使われるWi-Fiテザリングの場合、速度が速くケーブルが不要な代わりにバッテリー消費が早いという弱点があります。

Bluetooth接続ではケーブル不要・バッテリー持ちが良い代わりに速度が遅めです。

USB接続はケーブルが必須な弱点があり、機器も1台しか接続できない代わりに通信が安定していて、高速・外部に勝手に接続されるなどの危険性も低くなっています。

楽天モバイルはモバイル通信端末（ポケットWi-Fi）に入れて使うことも可能 | テザリングとどちらがおすすめ？

楽天モバイルでは、モバイル通信端末（ポケットWi-Fi）が販売されています。

販売されているモバイル通信端末（ポケットWi-Fi）に楽天モバイルのSIMカードを入れ、自宅や外出先でパソコンなどに接続することでインターネットの利用が可能になります。

例えば、Rakuten WiFi Pocket 2cは通常7,980円(税込)の端末ですが、あわせて回線を契約すれば割引が適用され、1円(税込)で端末を手に入れることができます。

ほとんど費用をかけずに自宅のWi-Fi環境を構築できるのは、モバイル通信端末（ポケットWi-Fi）で楽天モバイルを使う大きなメリットです。

ただし、モバイル通信端末（ポケットWi-Fi）は通話やSMSなどの機能が使えないので注意してください。

楽天モバイルを固定回線代わりに使うメリット

楽天モバイルを固定回線代わりに使うメリットは、以下の通りです。

3GB月額1,078円(税込)～使い放題月額3,278円(税込)なので自由なペースで使える

楽天モバイルは3GBまで月額1,078円(税込)、20GBまで月額2,178円(税込)、20GB以上は固定で月額3,278円(税込)という価格設定で、最大でも月額3,278円(税込)しかかかりません。

休みが長くスマホを使うことが多い時期も、忙しくて使う機会が少なかった時期も、無駄なく・安価な料金で使えます。

料金の目安を判断しやすく、自由なペースで使いやすいのは楽天モバイルを固定回線代わりにするメリットです。

Wi-Fi環境構築の費用が圧倒的に少ない

Rakuten WiFi Pocket 2cは通常7,980円(税込)ですが、あわせて楽天モバイルの回線契約をすることで7,979円(税込)引きの1円(税込)で購入できます。

2年後の返却など面倒な条件はありません。

また、楽天モバイルは契約事務手数料や契約解除料も0円なうえに、ポケットWi-Fiであれば工事の必要もないので、自宅のインターネット環境をあっという間に負担をかけず構築することができるのは魅力的です。

動画視聴やネットサーフィンなど一般的な用途は問題なく利用できる

楽天モバイルを通信に使っているユーザーの口コミ情報を調べてみました。

問題なく動画視聴ができているという口コミがありました。

動画視聴を快適にできている、という声は意外に多くあり、楽天モバイルを自宅用の固定回線代わりにして動画を楽しむことは可能であることがわかりますね。

動画再生と同様に、ネットサーフィンもストレスなく行えているという声がありました。

動画再生やSNS、ネットサーフィンなどのライトな用途であれば、楽天モバイルを自宅用の固定回線代わりに使っても問題ないと考えられます。

楽天モバイルで自宅回線を賄うデメリット・注意点は？

楽天モバイルを自宅回線代わりにするデメリットや注意点について、まとめました。

場所によっては電波のつながりが悪い

楽天モバイルは人口カバー率が99.9％を超えていますが、場所によっては電波のつながりが悪いため自宅での通信に使えないケースもあります。

場所によっては最近でも、圏外になってしまうケースがあることが口コミ情報からわかります。

楽天モバイルは契約解除料が無料なので、圏外などになってしまう場合は余計な費用をかけず解約できますが、契約してもうまく通信できない可能性がある点に注意してください。

通信速度はあまり速くなく、オンラインゲームや高画質動画の視聴には不向き

楽天モバイルの通信速度は、大手通信キャリアとしては遅めです。

速い状態でも数十Mbps程度、遅い場所だと1桁台まで下がってしまうこともあります。

オンラインゲームや高画質な動画の再生など、通信速度が求められる場面では使い勝手が悪くなる可能性があることにもご注意ください。

ホームルーターサービス・Rakuten Turboも展開中

楽天モバイルでは、プラン料金が月額4,840円(税込)の「Rakuten Turbo」というホームルーターサービスも展開されています。

現在は、プラン料金の支払い開始当月から1年間、月額1,980円(税込)で利用ができるキャンペーンを開催しています。

料金は、別途製品代金が41,580円(税込)、契約事務手数料3,300円(税込)がかかる点にご注意ください。

また、楽天モバイルのスマホとセットで使えば20,000ポイントが還元される特典も開催中です。

Rakuten Turboはコンセント接続式なのでバッテリー切れの心配がなく、また最大200mまで電波を飛ばすことができるため、自宅内であればインターネットを安定した接続状態で使えることも見逃せません。

Rakuten Turboなら機器の同時接続台数も最大128台までとなっており、Rakuten WiFi Pocket 2cの16台やスマホの約10台と比べて非常に多いです。

家族などでより快適に楽天回線を使ったインターネット環境を自宅に用意したい場合は、必要に応じて検討してみてください。

プランや端末代金の料金設定がやや高めなので、マンションやアパートに住んでいて自分1人だけ通信するような場合は無理に選ばず、楽天モバイルのテザリングやモバイル通信端末（ポケットWi-Fi）による運用がおすすめです。

楽天モバイルのWi-Fi環境を充実させられるオプション2つと注意点

楽天モバイルにおいて、Wi-Fi環境をより充実させられるオプションを注意点とあわせて解説します。

1.Rakuten Casaは自宅内の楽天回線環境を改善できる

Rakuten Casaは、室内における楽天モバイルの電波状況を改善できる小型基地局サービスです。

楽天ひかりなど対応するインターネット回線においてルーターのLANポートにRakuten Casaを接続することで、自宅内にしっかり楽天の電波を飛ばせるようになります。

レンタル料金は無料、事務手数料や月額利用料もかかりませんが、契約終了後に返却しなかった場合は20,000円(非課税)の違約金がかかるのでご注意ください。

2.楽天モバイルWiFi by エコネクトは外出先でWi-Fiスポットを使えるオプション

楽天モバイルWiFi by エコネクトは、月額398円(税込)で使えるWi-Fiスポットサービスです。

国内14万箇所以上のWi-Fiスポットを使えるようになるので、外出先でできるだけデータ通信量を抑えたい場合に検討してみましょう。

とはいえ、楽天モバイルは20GBが月額2,178円(税込)、使い放題月額3,278円(税込)といった低価格での大容量通信が可能なため、無理に選ぶ必要性は薄いと考えられます。

楽天モバイルやRakuten Turboはどのような方におすすめ？

楽天モバイルの固定回線代わりでの運用は、以下の条件に当てはまる方におすすめです。

Rakuten Turboは、以下の条件に当てはまる場合におすすめです。

より便利・快適に通信できると考えられるのはホームルーターのRakuten Turboですが、代わりに料金が楽天モバイルより高額なうえに、製品代金も4万円以上かかってしまう点に注意が必要です。

また、自宅でしか使えないインターネット回線としては他に光回線などもあるので、あわせて検討してみましょう。

2023年8月1日時点の調査内容です。