格安SIM会社のデータシェアサービスはどんな方におすすめ?対応サービスを踏まえて解説
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複数台契約しているスマホの通信料金をできるだけ抑えたい場合や、使い方にあうデータ容量を選べない場合などに使うと便利なのがデータシェアです。
データシェアでは、複数の回線で契約したデータ容量をシェアしたり、1つの契約に複数枚のSIMカードを紐付けて使えたりします。
本記事では、データシェアに対応している格安SIM会社の種類や特徴、注意点などをまとめました。
格安SIM会社に乗り換えて家族などでデータシェアを活用したい方は、参考にしてください。
シェアプランの安さならIIJmio。でも一番お得なのはy.u mobile!?
料金プランは、5GBなど少し大きい幅で設定されている場合が多いです。
そのため、各々の回線で満足できるデータ容量のプランを契約するよりも、2~3人でちょうど使い切れるデータ容量を選ぶほうが無駄にデータ容量を余らすことがなく安上がりになります。
IIJmioでは、中容量のプランと2GBのプランなどでデータシェアをすることで、実質的に元々の料金プランにはない6~8GBなどのデータ容量をお得に利用することができます。
y.u mobileのシェアプランは、一見すると他社よりも高額なプランに見えてしまうかもしれませんが、2人暮らしでU-NEXTを使いたい方などにとっては、最もお得に使えるプランといえるでしょう。
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データシェアができる格安SIM会社は5つ!それぞれの特徴と料金プランまとめ
格安SIM会社にはたくさんの種類がありますが、実のところデータシェアができるプランを提供している会社は多くありません。
まずは、データシェアに対応しているおすすめの格安SIM会社5つの特徴や料金プランを紹介します。
1.IIJmio
IIJmioは、ドコモ回線とau回線に対応する格安SIM会社です。
IIJmioの料金プラン「ギガプラン」は、5種類のデータ容量から好きなものを選べます。
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
2GB | 850円 |
5GB | 990円 |
10GB | 1,500円 |
15GB | 1,800円 |
20GB | 2,000円 |
30GB | 2,700円 |
40GB | 3,300円 |
50GB | 3,900円 |
※価格は税込表示です。
IIJmioでは、同一のmioIDで契約されている回線内でデータ容量をシェアすることが可能です。
データシェアはギガプランのみの対応ですが、契約タイプ(ドコモ回線・au回線)が異なっていても同一グループになることが可能です。
例えば、2GBと10GBの契約があるなら、シェアグループを作成することで12GBを2回線でシェアできるようになります。2人で6GBずつ分け合う場合など、使用方法によりお得に利用できる可能性があるという仕組みです。
あくまで契約内でデータ容量をシェアできるのみで、データシェアで料金が安くなるわけではありません。
しかし、元々の料金が2GB 850円(税込)など低価格なうえで家族などでデータシェアができるのは、IIJmioの大きなメリットであると考えられます。
また、IIJmioでは同一mioID内で通信量をプレゼントする「データ容量プレゼント」も利用できるので、子どもにデータ容量を一時的に分けるなどの使い方をしたい場合はあわせて活用しましょう。
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2.mineoのパケットシェア
mineoはドコモ・au・ソフトバンク回線対応の格安SIM会社で、料金プランは1GBから20GBまでの4種類で展開されています。
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
1GB | 1,298円 |
5GB | 1,518円 |
10GB | 1,958円 |
20GB | 2,178円 |
※価格は税込表示です。
mineoでは「パケットシェア」という機能があり、最大10回線のメンバーでグループを組みつつメンバー内で翌月に繰り越しているパケットをシェアできます。
当月に付与されたパケット(10GBプランなら10GBなど)はシェア対象外なので、確実に自分の契約したデータ容量は確保しつつ余った部分だけをシェアできるのが特徴となっています。
誰かが使いすぎた結果全員が巻き添えで速度制限にかかってしまうといった問題は起こりません。
家族以外ともグループを組めるので、友人・知人などとデータのシェアができることも魅力です。
mineoには、データ容量を他の人に与えられる「パケットギフト」も無料で存在しているので、IIJmioと同様家族内などでデータ容量を分け与えたい場合は活用してみてください。
なお、mineoには最大5回線で月額55円(税込)割引を受けられる家族割引があるので、家族でmineoに乗り換えればデータシェアをしつつ通信料金を抑えることもできます。
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3.BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、ドコモ回線とau回線に対応している格安SIM会社です。
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
1GB | 1,078円 |
3GB | 1,320円 |
6GB | 1,870円 |
12GB | 3,740円 |
20GB | 5,720円 |
30GB | 8,195円 |
※価格は税込表示です。
BIGLOBEモバイルでは、「シェアSIM」を申し込むことで契約したデータ容量(3GB以上が対象)を最大5人までシェア可能となっています。
シェアSIMの月額料金はデータSIMだと月額220円(税込)、音声通話対応SIMは月額990円(税込)です。
また、シェアSIMの追加時にSIMカード追加手数料3,300円(税込)とSIMカード準備料433円(税込)がかかる点にもご注意ください。
BIGLOBEモバイルでは家族で使うと毎月220円(税込)割引を受けられる「BIGLOBE家族割」もあるので、容量シェアにこだわらないなら家族割引で使うのもおすすめです(併用不可)。
4.イオンモバイル
イオンモバイルは、ドコモ回線とau回線対応の格安SIM会社で、最大5人でデータ容量をシェアできる専用の「シェアプラン」が展開されています。
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
1GB | 1,188円 |
2GB | 1,298円 |
3GB | 1,408円 |
20GB | 2,288円 |
30GB | 3,388円 |
※価格は税込表示です。
なお、イオンモバイルの料金プランは非常に細かく書ききれないので、表に記載されていない容量の月額料金については公式サイトよりご確認ください。
シェアプランのSIMは、データ通信専用SIMなら+2枚まで無料、SMS対応SIMは月額154円(税込)、音声通話対応SIMは月額220円(税込)で利用可能です。
また4~5枚目のSIMカードは、追加する場合別途1枚ごとに月額220円(税込)が発生します。
上記の通り、とてもお得な料金設定となっているためおすすめです。
5.y.u mobile
y.u mobileはドコモ回線の格安SIM会社で、データ容量をシェアできる専用のプランが提供されています。
データ容量 | 月額料金 |
---|---|
5GB | 1,070円 |
10GB | 2,970円 |
20GB | 4,170円 |
※価格は税込表示です。
20GBの「シェア U-NEXT」プランをy.u mobileで契約すれば、音声通話対応のSIMカードを1枚まで無料で追加できます。
最大4枚でデータ容量をシェアできますが、3~4人目は別途音声通話対応SIM契約時月額550円(税込)が1枚ごとにかかるのでご注意ください(データSIMは月額330円(税込)、SMS対応SIMは月額462円(税込))。
U-NEXTのプランが付帯されているのでU-NEXTの動画視聴などが可能、さらに毎月1,200円分のU-NEXTポイントがもらえるので映画などを楽しんだり、データ容量の10GBチャージに使ったりできます。
シェア U-NEXTは、月額4,170円(税込)と高めの料金設定ではありますが、1,200円分のポイント還元や通常月額2,189円(税込)のU-NEXTが含まれていると考えると、実質月額781円(税込)だけで20GBをSIMカード2枚で使えることになるため、実は料金的には非常にお得となっています。
データシェアはどんな方におすすめ?
データシェアのメリットは、データ容量を複数人でシェアすることで無駄なく通信を行えることです。
無駄なく通信を行えるため、不要な料金を支払う必要がなくなり、料金の節約にもつながる場合が多いです。
格安SIM会社の場合、使い方にあったデータ容量を選べないケースも少なくありませんが、データシェアを使って家族で共有することで、おのおのがピッタリのデータ容量を使えるケースもあります。
反対にデータシェアのデメリットは、全データ容量を共有するタイプの契約の場合に、誰かがうっかり使いすぎた結果、全員が速度制限にかかってしまう恐れがあることです。
mineoなら繰り越し分のデータ容量だけをシェアでき、mineoやIIJmioならデータ容量のプレゼント機能で一定の容量を特定の相手にシェア可能なので、巻き添えの速度制限を防ぎたい場合は活用してみましょう。
メリット・デメリットを踏まえると、データシェアがおすすめになるのは、みんなで無駄なくデータ容量を使いたい家族や複数台端末を利用したい方などです。
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データ量が無駄なく使えてサービスも充実
データシェアを利用する場合の注意点
最後に、データシェアを利用する際の注意点をまとめました。
誰かが使いすぎた結果、他の人も巻き添えで速度制限にかかることがある
前項でも紹介しましたが、データシェアの注意点は、みんなでデータ容量を共有しているため、誰かが勝手に使いすぎると全員が速度制限にかかってしまう場合があることです。
トラブルを防ぎたい場合は、個別に回線を契約して使うか、使いすぎる人物が家族内などにいる場合IIJmioやmineoでデータ容量を分け与える機能を使って一定量だけ直接与える使い方をしましょう。
そもそもデータシェアを提供していない格安SIM会社も多い
UQモバイルなど、データシェア機能がない格安SIM会社もたくさんあります。
データシェアを使いたい場合は、まず希望の契約先でサービスの提供があるかどうかをしっかり確認しておきましょう。
一方、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルでは、データ通信専用SIMに限りシェアプランを提供しています。詳しくはこちらをご覧ください。
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シェアSIMの月額料金が高い場合がある
シェアSIMの料金設定が高く、むしろ他社などで普通に個別に回線を契約したほうが安上がりになるケースもあります。
通信料金そのものが安価な格安SIM会社も多いので、データシェアを無理に使わないほうが便利かつ安上がりになることも多いです。
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まとめ
◆IIJmio
・同一のmioIDで契約されている回線内でデータシェアが可能
・パケットを他の回線に送るプレゼント機能もある
◆mineo
・翌月に繰り越した分のデータ容量をシェアできるパケットシェア機能がある
・契約しているデータ容量を他の人に与えられるパケットギフト機能がある
◆BIGLOBEモバイル
・シェアSIMで最大5回線までデータ容量をシェアできる
◆y.u mobile
・20GBプランでデータシェア可能、1枚のSIMカード追加は無料
◆イオンモバイル
・データシェア専用プランを提供している
・データシェアは他の方も巻き添えで速度制限になる場合があることに要注意
・データシェアの提供がない格安SIM会社も多い
2024年3月13日時点の調査内容です。