povoのデータ専用プランならiPadやAndroidタブレットを手軽に使える！

povoならタブレットもお得に使える！月額料金・対応端末を確認

冒頭でもお伝えしたように、povoならタブレットもお得に利用できます。料金体系はスマホと同じで「使いたいものを、使いたい分だけ」購入可能。使い方にあわせてカスタマイズできる料金プランは、タブレットにぴったりでしょう。

まずは以下の3つの項目に分けて、povoでタブレットを利用する上での基本的な情報を紹介します。

データ専用プラン登場、通話＋データプランとの違いは？

これからpovoでタブレットを使いはじめる方には、2024年3月に登場した「データ専用プラン」がおすすめです。音声通話とSMS機能に対応していないデータ専用プランなら、本人確認書類の提出が不要。申し込み手続きが簡略化されており、最短3分で開通できます。

料金体系は従来の「通話＋データプラン」と同じで、基本料金は0円。必要な分だけデータトッピングを購入できます ※1。「普段はWi-Fiがあるけど、たまには外出先でも使いたい」と考えている方も満足できるでしょう。

※1. 180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります。

ただし、データ専用プランには注意点もあります。ここでは、通話＋データプランとの違いをもとに、データ専用プランについて確認しましょう。

上記のとおり、データ専用プランは「音声通話・SMS・海外ローミング・他社からの乗り換え」に対応していません。音声通話やSMSを使いたい方はもちろん、海外でデータ通信を利用したい方も通話＋データプランを選択してください。

また、データ専用プランを契約できる年齢は18歳以上に制限されており、SIMタイプは「eSIM」に限られています。

eSIMとは、端末に内蔵されたチップに通信キャリアの情報を読み込んで利用する通信方式のことです。物理的なSIMカードが不要なため、契約後すぐに使いはじめられますが、eSIM非対応端末では利用できません。

なお、povoのデータ専用プランについては『【2024年5月最新】「povo2.0 データ専用」とは？サービス内容からpovo2.0との違いについても解説』でも紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

データトッピングは8種類から使いたい分だけ選べる

povoは月額0円での維持に対応していますが、タブレットで高速通信を利用するにはデータトッピングを購入する必要があります。トッピングによってデータ容量・利用可能期間・金額が異なるため、使い方にあわせて選択しましょう。

上記のうち「データ使い放題」は、利用可能期間内に使えるデータ容量が無制限になるトッピングです。2024年4月には「データ使い放題（7日間）12回分」の提供がはじまり、さらに幅広いシーンで役立つようになりました。

一方「データ追加」は、利用可能期間内に規定のデータ容量を使えるトッピングです。たとえば「データ追加3GB（30日間）」なら月額990円(税込)、「データ追加20GB（30日間）」なら月額2,700円(税込)のように考えると、他社サービスとの比較がしやすいでしょう。

なお、データ専用プランの利用開始時には、以下のいずれかのトッピングを購入する必要があります。その後、目的にあわせて通常のデータトッピングを購入してください。

本記事で紹介したデータトッピング以外にも、期間限定のお試しトッピングが随時更新されています。詳しくは、povo公式サイト「トッピング一覧」をチェックしてください。

Wi-Fiモデルは不可、 iPad・Androidタブレットの対応端末をチェック

タブレットにはモバイルデータ通信に対応した「セルラーモデル」と、Wi-Fi通信のみ利用できる「Wi-Fiモデル」の2種類がありますが、povoのサービスを利用するにはセルラーモデルの端末が必要です。また、データ専用プランを契約する場合は、eSIM対応端末を用意しましょう。

ここでは、povoのサービスを正常に利用できることが確認された「動作確認済み」のiPadとAndroidタブレットを一覧で紹介します。

povoのデータ専用プランでタブレットを使う方法・手順

ここからは、povoのデータ専用プランでタブレットを使う方法・手順を紹介します。以下の4つの項目に分けて、詳しく確認していきましょう。

1. povoの申し込み手続きに必要なものを準備する

povoのデータ専用プランの申し込み手続きには、以下の「支払い先情報」と「連絡先情報」を使用します。

支払い先情報には、クレジットカードまたは株式会社Paidyが提供するあと払いサービスの「ペイディ」が利用できます。ペイディの請求先は、口座振替・銀行振込・コンビニ払いから選択可能です。

◼︎参考：povo公式 クレジットカード以外でpovo2.0を申し込む～あと払い（ペイディ）を利用する～

連絡先情報には、認証SMS/メールを受け取れる電話番号とメールアドレスを登録する必要があります。メールアドレスは、キャリアメールアドレス以外（Gmailなど）を用意してください。

2. 動作確認済み端末とSIMロック解除をチェックする

povoはタブレットを販売していないため、利用者自身で端末を用意する必要がありますが、市場に出回っているすべての機種が利用できるわけではありません。

スムーズに手続きを進めるために、あらかじめ「動作確認済み端末」と「SIMロック解除」をチェックしておきましょう。

動作確認済み端末をチェックする

povoのサービスを正常に使えることが確認された端末は「動作確認済み端末」として登録されます。未登録の端末は正しく動作しない恐れがあるため、事前に情報を確認しておきましょう。

手順はiPadとAndroidタブレットで異なります。まずはiPadを利用する場合の手順をご覧ください。

上記の手順で対象の機種名が表示されない場合、動作確認が済んでいない可能性があります。povoに対応している新しい機種を購入するなどの対策を検討してください。

続いて、Androidタブレットを利用する場合の手順を紹介します。

以上で動作確認済み端末のチェックは完了です。

Androidタブレットの中には、SIMカードの有効化やトッピングの購入に使用するpovo2.0アプリに対応していない機種があります。対象の機種を利用する方は、別途アプリに対応している端末を用意してください。

SIMロック解除の有無を確認する

「SIMロック解除」は、SIMロック（購入した通信キャリア以外のSIMカードを利用できないようにする制限）を解除するための手続きです。

2021年10月1日以降に発売された機種は制限の対象外のため、手続きは不要。それ以前に発売された端末の解除状況は通信キャリアによって異なります。ここでは、ドコモ・au・ソフトバンクのSIMロック解除状況を一覧表で紹介します。

上記のうち「あり」に当てはまる場合、SIMロック解除手続きが必要です。各社、店舗・電話・Webで受け付けているため、問い合わせて手続きをしましょう。

3. povoの申し込み手続きをする

povoの申し込み窓口は、「povo2.0アプリ」と「povo公式サイト」の2種類から選択できます。操作方法や手続き時間に大きな違いはないため、好みにあわせて選んでください。

なお、povo2.0アプリは利用状況の確認やデータトッピングの追加などにも使用します。公式サイトから申し込む方も、このタイミングでダウンロードしておきましょう。

ここでは、povo2.0アプリから申し込む手順を紹介します。

※手順画像にはiPhoneまたはAndroidスマホの操作画面を使用していますが、実際にはpovoのデータ専用プランを利用するiPadまたはAndroidタブレットで操作を進めてください。申し込みおよび設定にはインターネットに接続できる環境が必要です。

1. povo2.0アプリを開く。※1
2.「アプリにトラッキングしないように要求」または「許可」を選択する。
3. 利用規約を確認し「続ける」をタップする。
※1. アプリをお持ちでない方はApp StoreまたはGoogle Play ストアからダウンロードしてください。

4. プライバシーポリシーを確認し「続ける」をタップする。
5.「初めての方はこちら」をタップする。※2
6.「データ専用」の「選択する」を選択し「次へ」をタップする。
※2. povoを利用したことがある方は「ログイン」をタップして登録を進めてください。

7. 下にスクロールし、最初に購入するトッピングを選択する。
8. 重要事項説明・利用規約のチェックボックスにチェックを入れる。
9.「ユーザー情報の入力に進む」をタップし、契約手続きを進める。

続いて「契約者情報の登録」→「支払い方法の設定」と進めて、登録内容を確定させたら申し込み手続きは完了です。

4. eSIM有効化手続きと初期設定をする

申し込み後、povoから登録完了のメールが届いたら、eSIM有効化手続きと初期設定を進めましょう。

※タブレットのOSが最新でない場合、正常に設定が完了しない可能性があります。事前に現在のバージョンを確認した上で、必要に応じて更新してください。

1. eSIM有効化手続きをする

eSIM有効化手続きは、9:30〜20:00の受付時間内に実施してください。手順は次のとおりです。

2. eSIMプロファイルをダウンロードする

eSIMプロファイルをダウンロードする手順は、iPadとAndroidタブレットで異なります。それぞれ確認していきましょう。

1. povo2.0 アプリを開き「eSIMの設定」をタップする。
2.「eSIMプロファイルをダウンロード」を選択し「続ける」をタップする。

3.「続ける」→「完了」→「閉じる」の順にタップする。

続いて、Androidタブレットの設定手順を紹介します。

上記の方法でeSIMプロファイルをダウンロードできない場合「コード入力方式」または「QRコード方式」を使って設定する必要があります。詳しくはpovo公式サイトをご覧ください。

3. モバイルネットワークの設定をする

続いて、モバイルネットワークの設定をしましょう。iPadはpovo以外に利用する回線がない場合は設定不要なため、ここではAndroidタブレットの設定手順のみ紹介します。

1.「設定」アプリを開き「ネットワークとインターネット」をタップする。

2.「povo ※1」をタップし「モバイルデータ」をオンにする。
3.「povoを使用」をタップする。
4. デフォルトのモバイルデータが「povo」になっていることを確認する。
※1「KDDI」と表示されることがあります。

4. APN設定をする

APN設定は、povoの通信サービスを利用するための設定です。

iPadOS 17.1以降のiPadはキャリア設定をアップデートすること※1で自動設定されるため、ここではAndroidタブレットの設定方法を紹介します。手順は次のとおりです。

※1. キャリア設定アップデートについてはこちらをご確認ください。

なお、この時点でWi-Fiの接続をオフにしてもインターネットにつながる場合、APN設定をせずに使いはじめられます。

1.「設定」アプリを開き「ネットワークとインターネット」をタップする。
2.「モバイルネットワーク」をタップする。

3.「詳細設定」→「アクセスポイント名」の順にタップする。

4. 画面上部の「メニュー」をタップし「新しいAPN」を選択する。

5. 各項目にpovoのAPN情報を入力する（以下に記載しています）。

6. 画面右上の「メニュー」をタップし「保存」を選択する。
7. 作成したAPNをタップする。

手順4の各項目には以下の情報を入力してください。

5. モバイルデータ通信テストをする

以上でpovoのデータ専用プランの申し込みと設定はすべて完了です。

最後にWi-Fiをオフにした上でブラウザを開き、モバイルデータ通信の接続状況を確認しましょう。問題なく接続できたら、そのまま使いはじめられます。

povoのタブレットに関するよくある質問

最後に、povoのタブレットに関するよくある質問を紹介します。不明点や心配な点がある方は、ぜひ参考にしてください。

2024年6月23日時点の調査内容です。