IIJmioからpovoに乗り換えて通信速度を改善!データ容量/月額料金も徹底比較
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INDEX
本記事では、IIJmioからpovoへの乗り換えを検討している方に向けて「通信速度・データ容量・月額料金・通話サービス」の違いを徹底的に比較/解説します。
「IIJmioからpovoに乗り換えると月額料金はどれくらい変わるの?」「通信速度やつながりやすさは改善する?」といった疑問を解決できる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
また、記事の後半ではIIJmioからpovoに乗り換える方法/手順を画像付きで紹介しています。
安さを求める方にはIIJmio、通信速度にこだわる方にはpovoがおすすめ!
【IIJmio】
・業界最安値クラスの月額料金が魅力、2GBなら月額850円(税込)から使える
・データ容量は8種類、小容量〜中容量プランの選択肢が豊富
【povo】
・通信速度は圧倒的、大手通信キャリアと同等の通信品質を求める方に
・50GB以上の大容量プランとデータ使い放題が選べる
本記事で実施した月額料金比較では、すべての段階でIIJmioの月額料金が安い結果となりました。
しかしその一方で、通信速度はpovoの圧勝です。通信キャリアにどのようなサービスを求めるのかによって、最適な乗り換え先が変わるでしょう。
IIJmioからpovoに乗り換える3つのメリット
まずは、IIJmioからpovoに乗り換えるメリットを紹介します。以下の3つの項目に分けて、詳しく確認していきましょう。
auと同等の高速通信を利用できる
「通信速度を改善するために乗り換えを検討している」という方は多いはず。格安SIM会社の中では安定した通信速度で利用できるIIJmioですが、時間帯やエリアによってはつながりづらいことがありますよね。
そんな方にはpovoへの乗り換えがおすすめです。auのオンライン専用プランとして提供されているpovoなら大手通信キャリアと同等の高速通信を利用可能。乗り換えることで、通信環境を改善できる可能性があります。
では、実際にどれくらいの違いがあるのでしょうか。
ここでは、回線速度の口コミサイト「みんそく」の情報を参考に、IIJmioとpovoの通信速度を比較していきましょう。はじめに、以下の一覧表をご覧ください。
測定項目 | 平均 Ping値 |
平均 ダウンロード 速度 |
平均 アップロード 速度 |
---|---|---|---|
IIJmio | 64.09ms | 42.76Mbps | 10.1Mbps |
povo | 49.44ms | 92.74Mbps | 16.83Mbps |
※表は右にスクロールできます。
上記のうち「平均Ping値」は1回あたりの通信にかかる時間の平均値を、「平均ダウンロード/アップロード速度」は1回あたりの通信で送受信できるデータ容量の平均値を表します。
平均Ping値は数値が小さいほど高速で、平均ダウンロード/アップロード速度は数値が大きいほど優れていると考えてください。
測定項目の特徴を踏まえた上で比較表を確認すると、すべての項目でpovoの数値が優れていることがわかります。特に「平均Ping値」と「平均ダウンロード速度」は圧倒的です。povoへの乗り換えによって、より快適にインターネットを利用できるようになるでしょう。
50GB以上の大容量プランや無制限プランが選べる
IIJmioとpovoはどちらもデータ容量の種類の多さに魅力がある通信キャリアです。小容量プランから大容量プランまで幅広く用意されているため、さまざまな使い方にフィットするでしょう。
中でも大容量プランの最大値ではpovoが一歩リードしています。3GB・20GBの小中容量に加え、90日以上の利用可能期間が設定された60GB・150GB・300GBが提供されているため、50GB以上の料金プランを求める方にも最適です ※1。
※1. 150GBの利用可能期間は最大180日間です。
データ容量 | IIJmio | povo |
---|---|---|
〜5GB | ・2GB:850円/月 ・5GB:990円/月 |
・1GB(7日間):390円/回 ・1GB(180日間):1,260円/回 ・3GB(30日間):990円/回 |
〜20GB | ・10GB:1,500円/月 ・15GB:1,800円/月 ・20GB:2,000円/月 |
20GB(30日間):2,700円/回 |
〜50GB | ・30GB:2,700円/月 ・40GB:3,300円/月 ・50GB:3,900円/月 |
– |
〜300GB | – | ・60GB(90日間):6,490円/回 ・120GB(365日間):21,600円/回 ・150GB(180日間):12,980円/回 ・300GB(90日間):9,834円/回 ・300GB(365日間):24,800円/回 ・360GB(365日間):26,400円/回 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
また、90日以上の利用可能期間が設定されているデータトッピングなら「60GBを月に20GBずつ3ヵ月間かけて利用する」といった使い方ができます。この場合の実質負担金額は月額約2,163円(税込)です ※2。このようなカスタマイズ性の高さもpovoのメリットだと言えるでしょう。
※2. データ追加60GB(90日間)を3ヵ月間利用する場合のひと月あたりの実質負担金額です(6,490円(税込)÷3ヵ月=ひと月あたり約2,163円(税込))。
さらに利用可能期間中はデータ容量が無制限になる、2つのデータ使い放題トッピングが提供されています。「旅行中はデータ容量を気にせず使いたい!」「週末だけデータ使い放題にしたい!」と考えている方は、こちらも検討してみてください。
トッピング名(利用可能期間) | 料金/回 |
---|---|
使い放題(24時間) | 330円 |
使い放題(7日間)12回分 | 9,834円 |
※価格は税込表示です。
連続180日までなら0円で維持できる
基本料0円で「使いたいものを、使いたい分だけ選べる」というユニークな料金体系を採用しているpovoなら、スマホを使わない月は0円で契約を維持できます。
高速通信を使うにはデータトッピングの購入が必要ですが、送受信最大128kbpsの低速通信なら0円で利用可能です。Wi-Fi環境下なら、いつもと同じように使うことができます。
ただし、0円で利用できる期間は最大180日間となっており、その後も継続して利用するには有料トッピングなどの購入が必要です。利用条件を満たしていない場合、利用停止や契約解除となることがあるため注意しましょう。
また、通話やSMSは有料トッピングを購入していない期間にも利用できますが、それぞれ通話料(22円(税込)/30秒)とSMS送信料(3円(税込)/1通)が発生します。
IIJmioからpovoに乗り換える3つのデメリット
続いて、IIJmioからpovoに乗り換えるデメリットを解説します。こちらも3つの項目に分けて、詳しく確認していきましょう。
月額料金が高くなる可能性がある
「auと同等の高速通信が使える」「大容量プランの選択肢が豊富」などのメリットがあるpovoですが、IIJmioと比べると月額料金は割高です。乗り換えることで月額料金が高くなる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。
※ povoのデータトッピングのうち「有効期限が30日以下のプラン」と「データ使い放題プラン」は比較対象に含めていません。
小容量〜中容量プランの月額料金比較
まずは、インターネットの使用量が少ない方向けの小容量〜中容量プランの月額料金比較を紹介します。
データ容量 | IIJmio | povo | IIJmioとの 金額差 |
---|---|---|---|
〜3GB | 2GB :850円 |
3GB(30日間) :990円 |
+140円 |
〜5GB | 5GB :990円 |
– | – |
〜20GB | 15GB :1,800円 |
20GB(30日間) :2,700円 |
+900円 |
20GB :2,000円 |
+700円 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
上記のうち「IIJmioとの金額差」の項目を確認すると、すべての段階でpovoの月額料金が高いことがわかります。また、IIJmioは小容量〜中容量プランの選択肢が豊富です。20GB以下の料金プランを求める方にはIIJmioが適しているでしょう。
大容量プランの月額料金比較
続いて、インターネットの使用量が多い方に向けて、大容量プランの月額料金を比較します。
データ容量 | IIJmio | povo | IIJmioとの 金額差 |
---|---|---|---|
〜30GB | 30GB :2,700円 |
– | – |
〜40GB | 40GB :3,300円 |
– | – |
〜60GB | 50GB :3,900円 |
60GB(90日間) :6,490円 |
+2,590円 |
〜300GB | – | 150GB(180日間) :12,980円 |
+9,080円 ※1 |
– | 300GB(90日間) :9,834円 |
+5,934円 ※1 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
※1. IIJmio:50GBとの金額差です。
今回の比較でも、すべての段階でpovoの月額料金が高い結果となりました。
とはいえ、必ずしもpovoが劣っているわけではありません。前述したように、povoではIIJmioと比べて多くのデータ容量を利用できます。ひと月50GB以上の料金プランを求めている方は十分メリットを感じられるでしょう。
業界最安クラスかつシンプル!
データ量が無駄なく使えてサービスも充実
通話料・かけ放題オプションが高くなる
国内通話料とかけ放題オプションの安さはIIJmioの特長の1つです。povoが特別高いわけではありませんが、乗り換えることによって毎月の通信費が高くなる可能性があります。
ここでは、各社の通話サービスを一覧表を使って比較していきましょう。
IIJmio | povo | |
---|---|---|
国内 通話料 |
通常 :11円/30秒 |
22円/30秒 |
同一mioID間 :8.8円/30秒 ※1 |
||
5分 かけ放題 |
通話定額5分+ :月額500円 |
5分以内通話かけ放題 :月額550円 |
10分 かけ放題 |
通話定額10分+ :月額700円 |
– |
無制限 かけ放題 |
かけ放題+ :月額1,400円 |
通話かけ放題 :月額1,650円 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
※1. ファミリー通話割引が適用された状態の金額です。
IIJmioの通常時の国内通話料は、一般的な通信キャリアの約半額に相当する11円(税込)/30秒。
さらに同一mioID間の通話にはファミリー通話割引が自動適用され、8.8円(税込)/30秒で利用できます。たまにしか通話をしない方や、家族間の通話が多い方には最適です。
一方、povoの国内通話料は22円(税込)/30秒です。かけ放題オプションは「5分かけ放題」と「無制限かけ放題」が提供されています。無制限かけ放題の利用料金は、IIJmioと比べて月額250円(税込)割高です。
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データシェア・データ繰り越しができなくなる
IIJmioでは、同一名義で契約している回線同士でデータ容量を共有できる「データシェア」と「データプレゼント」が提供されており、どちらも無料で利用できます。
データシェアでは事前に作成したグループ内でデータ容量のシェアが可能。データプレゼントでは、毎月のデータ容量から別で購入したデータ容量もプレゼントできます。データ容量が余った時や足りない時など、さまざまなシーンで活躍するでしょう。
また、IIJmioの「ギガプラン」は使い切らなかったデータ容量の繰り越しにも対応しています。有効期限はデータ容量が付与された月の翌月末日です。たとえば、10GBを契約している方がN月に5GB利用した場合、N+1月のデータ容量は合計15GBとなります。
一方のpovoは「データシェア/プレゼント」や「データ容量の繰り越し」には対応していません。契約状況や使い方によっては、乗り換え前後で必要なデータ容量が変化する可能性があるため、注意が必要です。対象のサービスを利用している方は、実際にどれくらいのデータ容量を使用しているのかをチェックしておきましょう。
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IIJmioからpovoに乗り換える方法/手順を4ステップで解説!
ここからは、IIJmioからpovoに乗り換える方法/手順を以下の4つのステップに分けて解説します。
1. povoの契約手続きに必要なものを準備する
はじめに、povoの契約手続きに必要なものを準備しましょう。
本人確認書類 (いずれか1点) |
・運転免許証 ・マイナンバーカード (個人番号カード) ・在留カード |
---|---|
支払い先情報 (いずれか1点) |
・クレジットカード ・ペイディ |
連絡先情報 | メールアドレス ※1 |
MNP予約番号 ※2 | – |
※1. キャリアメールアドレスは利用できません。
※2. ワンストップ方式非対応サービスからの
乗り換え時にのみ利用します。
上記のうち、本人確認書類には細かく受付基準が定められています。事前にpovo公式サイト「ご本人さま確認について」をご確認ください。
支払い方法には、クレジットカードまたは株式会社Paidyが提供するあと払いサービスの「ペイディ」が利用できます。ペイディの請求先は、口座振替・銀行振込・コンビニ払いから選択可能です。
◼︎参考:povo公式 クレジットカード以外でpovo2.0を申し込む~あと払い(ペイディ)を利用する~
なお、IIJmioとpovoはどちらもワンストップ方式に対応しているため、事前にMNP予約番号を発行せずに乗り換えられます。本人確認書類・支払い先情報・連絡先情報の3点がそろい次第、次の項目に進んでください。
2. 動作確認済み端末とSIMロック解除のチェックをする
au以外で購入した端末を使ってpovoのサービスを利用する方は、事前に「動作確認済み端末」と「SIMロック解除」をチェックしておきましょう。それぞれ項目を分けて解説します。
動作確認済み端末をチェックする
povoのサービスを正常に使えることが確認された端末は「動作確認済み端末」として登録されます。
未登録の端末は正しく動作しない恐れがあるため、事前に情報を確認しておきましょう。手順は以下のとおりです。
1.「対応機種・端末」にアクセスする。
2.「SIM種別」と「製品カテゴリ」を選択する。
3.「キャリア」と「メーカー」を選択する。※1
4.「検索する」をタップし、検索結果に表示される機種名を確認する。
※1. 手順2で「iPhone・iPad」を選んだ方は選択不要です。
上記の手順で対象の機種名が表示されない場合、動作確認が済んでいない可能性があります。povoに対応している新しい機種を購入するなどの対策を検討してください。
SIMロック解除の有無をチェックする
「SIMロック解除」は、SIMロック(購入した通信キャリア以外のSIMカードを利用できないようにする制限)を解除するための手続きです。
2021年10月1日以降に発売された機種は制限の対象外のため、手続きは不要。
それ以前に発売された端末の解除状況は通信キャリアによって異なります。ここでは、ドコモ・au・ソフトバンクのSIMロック解除状況を一覧表で紹介します。
通信キャリア | 発売/販売された時期 | SIMロック |
---|---|---|
ドコモ | 2021年8月26日以前に発売された機種 | あり |
2021年8月27日以降に発売された機種 | なし | |
au | 2021年9月以前に発売された機種 | あり |
2021年10月1日以降に発売された機種 | なし | |
ソフトバンク | 2021年5月11日以前に ソフトバンク取扱店で販売された機種 |
あり |
2021年5月12日以降に ソフトバンク取扱店で販売された機種 |
なし |
※表は右にスクロールできます。
※auで購入した機種をpovoで利用する場合、SIMロック解除は不要です。
上記のうち「あり」に当てはまる場合、SIMロック解除手続きが必要です。各社、店舗・電話・Webで受け付けているため、問い合わせて手続きをしてください。
3. povoの申し込み手続きをする
povoの申し込み窓口は「povo2.0アプリ」と「povo公式サイト」の2種類から選択できます。操作方法や手続き時間に大きな違いはないため、好みにあわせて選んでください。
なお、povo2.0アプリは利用状況の確認やトッピング(データ容量など)の追加に使用します。公式サイトから申し込む方も、このタイミングでダウンロードしておきましょう。
ここでは、povo2.0アプリから申し込む手順を紹介します。
1.「povo2.0アプリ」を開く。※1
2.「アプリにトラッキングしないように要求」または「許可」を選択する。
3. 利用規約を確認し「続ける」をタップする。
4. プライバシーポリシーを確認し「続ける」をタップする。
5.「初めての方はこちら」をタップする。※2
6.「通話+データ」の「選択する」をタップする。
7.「次へ」をタップし「SIMタイプ」を選択する。
8. povoのアカウントに使用するメールアドレスを入力する。
9.「次へ」をタップし、契約手続きを進める。
※1. アプリをお持ちでない方はApp StoreまたはGoogle Play ストアからダウンロードしてください。
※2. povoを利用したことがある方は「ログイン」をタップして登録を進めてください。
※以下の操作画面はiOS版のアプリを使って作成しています。Androidスマホを利用する方は、実際の表示内容を確認しながら操作を進めてください。
1.「povo2.0アプリ」を開く。※1
2.「アプリにトラッキングしないように要求」または「許可」を選択する。
3. 利用規約を確認し「続ける」をタップする。
※1. アプリをお持ちでない方はApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードしてください。
4. プライバシーポリシーを確認し「続ける」をタップする。
5.「初めての方はこちら」をタップする。※2
※2. povoを利用したことがある方は「ログイン」をタップして登録を進めてください。
6.「通話+データ」の「選択する」をタップする。
7.「次へ」をタップし「SIMタイプ」を選択する。
8. povoのアカウントに使用するメールアドレスを入力する。
9.「次へ」をタップし、契約手続きを進める。
続いて「契約者情報の登録」→「MNP予約情報の登録」と進めて、登録内容を確定させたら申し込み手続きは完了です。
4. 開通手続き・初期設定をする
審査完了後、数日程度で登録住所にSIMカードが届きます。登録内容と相違がなく、傷などの不備がないことを確認してから、開通手続き・初期設定を進めてください。手順は以下のとおりです。
なお、eSIMを契約した場合、別途「eSIM有効化手続き」や「eSIMプロファイルダウンロード」が必要です。詳しくは「povoならeSIMが使える!乗り換え・機種変更・再発行の手順を画像付きで解説!」をご確認ください。
1. SIMカード有効化手続きをする
SIMカード有効化手続きは、povoのSIMカードに通信回線を切り替えるための手続きです。9:30〜20:00の受付時間内に実施してください。
1. povo2.0アプリを開き「SIMカードを有効化する」をタップする。
2.「バーコードをスキャンする」をタップする。
3. カメラが起動したら、SIMカード台紙のバーコードを読み取る。
4.「SIMカードを有効化する」をタップする。
5. SIMカード有効化完了のEメールが届いたら「次へ」をタップする。
1. povo2.0アプリを開き「SIMカードを有効化する」をタップする。
2.「バーコードをスキャンする」をタップする。
3. カメラが起動したら、SIMカード台紙のバーコードを読み取る。
4.「SIMカードを有効化する」をタップする。
5. SIMカード有効化完了のEメールが届いたら「次へ」をタップする。
2. 端末にSIMカードをセットする
続いて、端末にpovoのSIMカードをセットします。SIMカードは小さくデリケートなため、取り扱いには十分注意してください。手順は以下のとおりです。
1. 端末の電源をオフにする。
2. SIMカードトレーを引き出す。
3. IIJmioのSIMカードが入っている場合、取り出す。
4. povoのSIMカードのICチップを取り外す。
5. トレーにSIMカード(ICチップ)を取り付け、端末にセットする。
3. iOSのバージョンを最新にする(iPhoneを利用する方)
povoで利用するiPhoneのiOSが最新になっていない場合、正しく設定を完了できない可能性があります。以下の手順に沿って情報を確認し、必要に応じてアップデートしましょう。
1.「設定」アプリを開き「一般」→「ソフトウェア・アップデート」の順に進める。
2. アップデート情報が表示されたら「ダウンロードしてインストール」をタップする。
3. 画面表示に従って作業を進める。
4. APN設定をする(Androidスマホを利用する方)
APN設定は、povoの通信サービスを利用するための設定です。iOS15以上のiPhoneは設定不要のため、ここではAndroidスマホの設定方法を紹介します。手順は次のとおりです。
なお、この時点でWi-Fiの接続をオフにしてもインターネットにつながる場合、APN設定をせずに使いはじめられます。
1.「設定」アプリを開き「ネットワークとインターネット」をタップする。
2.「モバイルネットワーク」をタップする。
3.「詳細設定」→「アクセスポイント名」の順にタップする。
4. 画面上部の「+」をタップする。
5. 各項目にpovoのAPN情報を入力する(以下に記載しています)。
6. 画面右上の「メニュー」をタップし「保存」を選択する。
7. 作成したAPNをタップする。
※機種やOSのバージョンによって操作方法が異なります。
1.「設定」アプリを開き「ネットワークとインターネット」をタップする。
2.「モバイルネットワーク」をタップする。
3.「詳細設定」→「アクセスポイント名」の順にタップする。
4. 画面上部の「+」をタップする。
5. 各項目にpovoのAPN情報を入力する(以下に記載しています)。
6. 画面右上の「メニュー」をタップし「保存」を選択する。
7. 作成したAPNをタップする。
手順5の各項目には以下の情報を入力してください。
名前 | povo2.0 |
---|---|
APN | povo.jp |
APNプロトコル | IPv4 / IPv6 |
※そのほかの項目は入力不要です。
5. 発信テスト・モバイルデータ通信テストをする
以上でIIJmioからpovoへの乗り換えに必要な手続き/設定はすべて完了です。
最後に以下の方法でテストを実施し、正常に利用できることをチェックしましょう。
1.「111」に発信し、ガイダンスを最後まで聞く。
2. Wi-Fiをオフにした上でブラウザを開き、モバイルデータ通信の接続状況を確認する。
まとめ
・本記事で紹介したIIJmioからpovoに乗り換えるメリットは以下の3つ
1. auと同等の高速通信を利用できる
2. 50GB以上の大容量プランや無制限プランが選べる
3. 連続180日までなら0円で維持できる
・通信速度を改善したい方、povo特有のサービスを活用したい方におすすめ
・本記事で紹介したIIJmioからpovoに乗り換えるデメリットは以下の3つ
1. 月額料金が高くなる可能性がある
2. 通話料・かけ放題オプションが高くなる
3. データシェア・データ繰り越しができなくなる
・月額料金を下げたい方は満足できない可能性がある
2024年11月8日時点の調査内容です。
この記事の参考・引用サイトまとめ
- IIJmio公式
- IIJmio公式 料金表
- IIJmio公式 ギガプラン
- IIJmio公式 大容量プラン(30GB/40GB/50GB)登場
- IIJmio公式 ギガプランーデータ容量シェア/データ容量プレゼント機能とは?
- IIJmio公式 通話定額オプション(かけ放題プラス)
- IIJmio公式 IIJmioが選ばれる6つの理由
- povo公式
- povo公式 対応エリア
- povo公式 povo2.0料金プラン詳細
- povo公式 トッピング一覧
- povo公式 もっと便利なpovoの使い方~サブ回線を追加してスマホライフを快適に~
- povo公式 ご利用手続き(他社/UQからお乗り換えのお客さま)
- povo公式 SIMカードご利用のお客様
- povo公式 ご本人さま確認について
- povo公式 クレジットカード以外でpovo2.0を申し込む~あと払い(ペイディ)を利用する~
この記事を書いた人
望月 聖也
望月 聖也
大手通信キャリアの代理店で7年間働いた経験を活かし、スマホ・光回線系のメディアを中心にフリーライターとして活動中。複雑な料金プランやサービスを、わかりやすくかみ砕いて解説します。