IIJmioレビュー!実際に使って感じたメリット・デメリットを本音で解説
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格安SIM会社への乗り換えを検討している方の中には、「IIJmio」という名前を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に使ってみてどうなのか、本当に通信速度は安定しているのか、メリットだけでなくデメリットも知りたい…そう思っている方もいるはずです。
本記事では、実際にIIJmioの音声eSIM(au回線)プランを1ヵ月間利用してみて分かった、メリットとデメリットを徹底的にレビューします。
記事後半では、実際に体験して初めて気づいた「意外なデメリット」や、短期解約に関する重要な注意点についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
キャンペーンや月額料金が最大の魅力!しかし、注意点も
・端末の大幅割引や月額料金の割引、データ増量など、お得なキャンペーンが定期的に開催
・混雑する場所や時間帯でも、基本的な動作は問題なく通信できることが多い
・通信速度を抑える代わりにギガを消費しない「低速モード」も
IIJmioは、キャンペーンが豊富で月額料金が安い点が最大の魅力です。しかし、キャンペーンの適用タイミングやデュアルSIMの運用において、注意すべき点も存在します。
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実際に使って感じたメリット

実際にIIJmioを1ヵ月間利用してみて感じたメリットは、以下の4点です。
キャンペーンが豊富でお得に始められる
IIJmioは、実際に使う前から知っていたことですが、何といってもキャンペーンが豊富に開催されている点が大きな魅力です。

他社からの乗り換えで端末がかなり安く購入できるキャンペーンや、月額料金や通話定額の割引、データ増量のキャンペーンなど、時期によって様々な種類があります。
私もキャンペーンを利用して、iPhone SE(第2世代)を110円(税込)で購入しましたよ!
このようなキャンペーンは定期的に開催されているので、公式サイトをチェックすることをおすすめします。
通信速度も問題なく快適に利用できた
格安SIM会社は「通信速度が遅い」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、実際に1ヵ月IIJmioを使ってみて、私は快適に過ごすことができました。
私が利用しているのは音声eSIMのau回線ですが、地下鉄や屋内にいるときでも、通信が繋がりにくいと感じることはほとんどありませんでした。
以前、楽天モバイルでは繋がりにくかった場所でも、IIJmioは問題なく通信できたことに驚きました。
通信速度を計測した際、昼間の渋谷駅地下では下り1.03Mbpsという数値でしたが、実際にYouTubeを開いてみると、問題なく動画を視聴することができました。
高画質な動画や4K動画は難しいかもしれませんが、通常画質であれば十分に快適です。
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月額料金が安く、自分に合ったプランを選べる
IIJmioの3つ目のメリットは、何と言っても月額料金の安さです。
IIJmioの料金プラン「ギガプラン」について紹介します。
ギガプランは「音声SIM/音声eSIM」「データeSIM」「SMS」「データ」の4つのSIMカードタイプを提供していて、通信回線はドコモとauから選択可能です。
まずは、データ容量や月額料金を一覧で確認しましょう。
2ギガ プラン |
5ギガ プラン |
10ギガ プラン |
15ギガ プラン |
25ギガ プラン |
35ギガ プラン |
45ギガ プラン |
55ギガ プラン |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
音声SIM/音声eSIM | 850円 | 950円 | 1,400円 | 1,800円 | 2,000円 | 2,400円 | 3,300円 | 3,900円 |
データeSIM | 440円 | 650円 | 1,050円 | 1,430円 | 1,650円 | 2,240円 | 2,940円 | 3,540円 |
SMS | 820円 | 930円 | 1,370円 | 1,780円 | 1,980円 | 2,380円 | 3,280円 | 3,880円 |
データ | 740円 | 860円 | 1,300円 | 1,730円 | 1,950円 | 2,340円 | 3,240円 | 3,840円 |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
「音声SIM/音声eSIM」は、音声通話、SMS、データ通信に対応したプランです。ドコモ回線とau回線から選べます。
音声eSIMは、eSIM対応端末であれば物理SIMを差し替えずに、オンラインで手続きを完結でき、最短で即日開通が可能です。
メイン回線としてだけでなく、サブ回線としてデュアルSIMで使うのもおすすめです。
「データeSIM」は、データ通信専用のeSIMです。ドコモ回線のみに対応しています。eSIM対応端末であれば、オンラインで手続きを完結でき、Wi-Fi環境がない外出先でもすぐにインターネット接続が可能です。タブレットやPCでの利用にも適しています。
「SMS」は、データ通信専用SIMコースにSMS機能がついたプラン料金プランで、ドコモとauの通信回線に対応しています。「SMSでやりとりをしたい方」や「アプリなどでSMS認証を利用したい方」には、こちらがおすすめです。
「データ」は、データ通信専用のプランです。ドコモ回線のみに対応しています。
スマホでの利用はもちろん、仕事用のサブ端末やタブレット、モバイルルーターでの利用にもおすすめです。
キャンペーンを適用しない通常価格でも、データ通信のみのプランであれば25GBを月額1,650円(税込)から利用できます。
プランのギガ数の選択肢も多いため、自分に合った最適なプランを選べるのも嬉しいポイントです。スマホ代を節約したい方には特におすすめです。
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便利な機能や長期利用特典が充実している
4つ目のメリットは、便利な機能や長期利用特典が充実している点です。

IIJmioでは、データ容量の翌月繰り越しや低速モードが可能です。
低速モードでは、通信速度を低速に切り替えることで、データ容量を消費せずに通信ができます。アプリから簡単に切り替え可能です。
低速モード時の通信速度は下り0.12Mbps程度。YouTubeやインスタの閲覧は難しいですが、LINEのメッセージやLINE通話は問題なく利用できますよ。
長期利用得点では、毎年最大5GBのデータ容量がもらえたり、年に1回SIMの交換・再発行手数料が無料になったりします。
長期利用するほど特典が充実していく仕組みは、IIJmioがユーザーを大切にしていることが伝わってきて嬉しく感じました。
実際に使って気づいた意外なデメリット

ここからは、実際に使ってみて初めて気づいた、意外なデメリットについてお伝えします。
キャンペーンの適用は「2ヵ月目」から
私は今回、キャンペーンを利用して20GBプランを月額900円(税込)で利用する予定でした。しかし、キャンペーンの内容をよく見ると、「ご利用開始月の翌月から、データ容量が10GB増量」と記載されていました。

つまり、利用を開始した月は増量データが適用されず、10GBしか使えなかったのです。
月額料金が500円割引されるのも、利用開始月の翌月からになります。そのため、思っていたよりも初月の費用がかかったと感じる方もいるかもしれません。
初期費用や初月のデータ容量をしっかり確認してから申し込むことをおすすめします。
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デュアルSIMの回線切り替えが面倒
もう一つのデメリットは、デュアルSIM運用における回線切り替えの面倒さです。
通常、デュアルSIMは設定画面から簡単に回線を切り替えることができます。しかし、私の場合はIIJmioの回線から他の回線(povo)に切り替えることができず、常に「圏外」と表示されてしまいました。
IIJmioのサポートに問い合わせたところ、IIJmioのAPN構成プロファイルを削除すれば、povoの回線が使えるようになるとの対処法を教えてもらい、実際に解決しました。
しかし、これはつまり、IIJmioの回線を使いたいときは再度APN構成プロファイルをインストールし直す必要があるということです。
IIJサポートセンターへの問い合わせ

この作業が非常に面倒だと感じました。IIJmioのサポートによると、これはイレギュラーなケースとのことですが、私と同じような状況になった方もいるかもしれません。
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IIJmioを短期解約する場合の注意点
IIJmioでは、お得なキャンペーンを利用して端末を購入できる反面、短期解約に関する注意点があります。
利用規約には、「転売目的のご購入と判断し得る場合、申込をお断りさせていただくことがございます。また、申込完了後であっても、乗り換え価格の提供を取消し、割引相当額を別途請求させていただくことがございます」と明記されています。

短期で解約した場合、転売目的と見なされる可能性があるのではないかと疑問に思い、サポートに問い合わせてみました。
具体的な基準は教えてもらえませんでしたが、「最低利用期間は利用開始月の当月末日までなので、最低利用期間後の通常の解約であれば、基本的には問題ない」との回答を得ました。
ただし、以下の場合は転売目的と判断されることがあるそうです。
・申し込み日からの直近1年以内に、IIJmioの音声SIM/音声eSIMを多回線解約している
・同一世帯・同一住所に属する複数人がそれぞれ複数の端末を購入している
ルールを守って賢く利用することが大切です。
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まとめ
・月額料金の安さと豊富なキャンペーンは大きな魅力
・通信速度も、メイン回線として十分快適に利用できる
・ドコモ回線とau回線から選べるため、通信障害などに備えて異なる回線でデュアルSIM運用することも可能
・短期解約には注意
2025年8月28日時点の調査内容です。
※最新の情報については必ず公式サイトご確認ください。