楽天モバイルのau回線ローミングは徐々に終了?最新の電波状況を解説!
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楽天モバイルは自社の回線を使ってサービスを展開していますが、まだ回線設備が整っていない場所では、auから借りた回線を使って通信を可能にしています(auローミング)。
楽天モバイルのauローミングは徐々に終了を進めている段階でしたが、2023年6月に方針を一転し、KDDIと新たなローミング協定を締結しました。
この記事では、楽天モバイルにおけるauローミングの現状や、楽天モバイルが繋がりづらいときの対処方法について解説します。
楽天モバイルでau回線のローミングエリアは徐々に終了していたが、方針を一転!
楽天モバイルのau回線ローミングの提供エリアは順次終了していましたが、これは楽天回線の対応エリア拡大に伴うものなので、大きな心配は必要ありませんでした。
また、2023年6月からは方向性を変え、新プラン提供にあわせてKDDIと新たなローミング協定を締結したことを発表しました。
従来のプランでは、 au回線エリア(パートナー回線エリア)では月5GBまで制限があり、超過すると最大速度1Mbpsまで制限されてしまうというデメリットがありましたが、新プランでは制限を撤廃し、パートナー回線エリアでも無制限で利用可能に。
本記事では楽天モバイルの最新の電波状況や、安心してデータ利用するための情報をご紹介していきます!
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楽天モバイルのauローミングは徐々に終了しつつあった
楽天モバイルでは、2026年の3月末まではauローミングを利用して広範囲での通信が可能な状態を目指していました。
楽天モバイルは、サービス参入が他の大手通信キャリアより遅かったため、まだ回線の提供状況が十分な状態ではありません。
そのため、回線設備が日本全国で整うまでの一時的な措置として、auから回線を借りつつ、自社回線エリアの拡大にあわせてauローミングエリアの順次終了を行っていました。
楽天回線エリア拡大で順次auローミングは終了
そもそも、楽天モバイルでauローミングの終了が進んでいたのは、楽天回線のエリアが広がってきていたからです。
auから回線を借りていたのは、楽天モバイルの自社回線エリアが不十分という点を補うためでした。
楽天モバイルの自社回線は、2022年3月末時点で人口カバー率97%に到達していましたが、2023年5月に発表されたKDDIとの新たなローミング協定によって、翌月6月から開始されたRakuten最強プランでは、人口カバー率が99.9%となりました。
また、従来のプランでは、ローミングエリアでは月5GBまで高速通信が可能でしたが、それを超えると月末まで速度が1Mbpsに制限されてしまうという制度でした。
しかし、Rakuten最強プランではローミングエリアにおける上限を撤廃し、ローミングエリアにおいても無制限でデータ通信が可能になりました。
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今現在、auローミングをしているエリアはどこ?
楽天モバイルにおけるauローミング提供エリアは、公式サイトの「パートナー回線エリアマップ」からすぐに確認することができます。
東京都内や各地方の都市部では、ほとんどの場所で楽天回線が利用可能です。
人口が少ない山間部など、まだ楽天回線が未提供の地域
上の画像は楽天モバイルのエリアマップで、薄いピンク色の部分が、auローミングのエリアとなっています。
見ての通り関東では、内陸の山間部・地方などの部分にauローミングエリアが多くみられます。
他の地域でも傾向は同じで、都市部から離れた山間部などを中心にauローミングエリアが広がっています。
つまり、各都道府県の都市部に住んでいるなら基本的に楽天回線を利用可能。山間部など人があまり集まっていない地域だとauローミングでの利用となる可能性が高いです。
もちろん地域ごとに細かく状況は異なっているので、自分の生活圏内におけるauローミングの提供状況は公式サイトからしっかり確認しましょう。
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楽天モバイルでのauローミング終了についてよくある質問
楽天モバイルにおけるau回線のローミング終了に関する、よくある質問に回答します。
auローミング終了のメリットはあるの?
前述したように従来のプランでは、パートナー回線エリアにおけるデータ使用量が月5GBを超過した場合は、最大1Mbpsの速度制限がかかってしまっていました。
しかし、Rakuten最強プランからはパートナー回線エリアにおける上限が撤廃され、楽天回線エリア・パートナー回線エリアいずれにせよ国内であれば完全に無制限でデータ通信が可能となりました。
また、これまでにつながりにくかった屋内や繁華街、高層ビルや地下鉄もふくめ、以前よりもつながりやすい通信環境が提供できるようになり、従来低い評価となっていた楽天モバイルの「通信品質」の改善も期待できます。
楽天モバイルはauローミングが完全に終了してもちゃんと繋がるの?
楽天モバイルのauローミングが終了した=その場所は楽天回線の設備が整っているということなので、基本的には楽天回線で問題なく繋がります。
ただし、楽天回線が常時電波の良い状態で繋がり続けると断言はできません。
地下や屋内などを中心に楽天回線の電波がなかなか届かず、さらにauローミングにも繋がらないことで完全に圏外になってしまう場合があります。
しかし、Rakuten最強プランからは楽天エリア内でもau回線を使えるようになるので、改善される可能性は高いといえるでしょう。
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楽天モバイルの回線が繋がりにくくなった場合の解決方法
auローミング終了などを理由に、楽天モバイルの回線が繋がりにくくなった場合の解決方法を紹介します。
Wi-Fiスポットを活用して手っ取り早く解決
今いる場所にWi-Fiスポットの提供があるなら、接続すればすぐインターネットを使えるようになります。
例えば、自宅で光回線などを契約しているなら、接続してみましょう。
外出先でも、駅やコンビニ、スーパー、喫茶店などで無料のWi-Fiスポットがあれば、接続することでインターネットを使えます。
デュアルSIMで回線を切り替えて解決
Wi-Fiスポットは使える場所が限られますが、「デュアルSIM」でスマホを使うなら日本全国広いエリアで通信を行えます。
デュアルSIMとは、対応するスマホに2枚のSIMカードを入れておき、必要に応じて使い分けられる仕組みのことです。
楽天モバイルがエリア外になってしまってもデュアルSIMにしておくと、もう1つの回線がエリア内なら通信・通話ができるので心配ありません。
iPhoneならXS・XRシリーズ以降がデュアルSIMに対応しています。(2枚目のSIMカードはデータのみをネット上からダウンロードして使うeSIMを利用、 iPhone 13シリーズ以降はeSIM2枚でもOK。)
AndroidスマホでデュアルSIMを利用したい場合は、Xpeira 1 IVなど対応するスマホを選びましょう。
そして、楽天モバイルと組み合わせて使う回線は自由に選べますが、迷ったらpovo2.0がおすすめです。
povo2.0は基本料0円・高速通信は使いたい時に課金をしていく、という仕組みであり、毎月課金をしなくても半年に1回有料トッピングを行っておけば回線の維持が可能です。
コストを最低限に抑えつつ非常時の通信・通話手段を確保しておけるのが、povo2.0のメリットです。
povo2.0は、1回330円(税込)の24時間使い放題や1GB 390円(税込)/7日間などの低価格な通信トッピングが用意されているので、楽天モバイルが繋がらなくなったときの追加出費を最低限に抑えられるのも嬉しいですね。
また、2024年3月よりデータ通信のみ利用できる「povo2.0 データ専用の提供」を開始し、povoを契約する際に「通話+データ」「データ専用」2種類から選択ができるようになりました。
povo2.0のどちらかを契約してスマホに2枚目のSIMカードとしてセッティングしておき、楽天モバイルの通信が不安定になってしまった時は必要に応じて切り替え・トッピングをして高速通信を行ってみてください。
■関連記事
【2024年5月最新】「povo2.0 データ専用」とは?サービス内容からpovo2.0との違いについても解説
楽天モバイル公式サイトより電波の調査を依頼する
楽天モバイル公式サイト内の「お問い合わせ」から、電波状況の調査依頼ができます。
楽天モバイルを使っていて電波が繋がりづらい場所があったら、相談してみましょう。
将来的に提供された情報を元に改善が行われ、繋がりやすくなるかもしれません。
ただし、調査依頼をすれば絶対に通信環境が改善されるとは限らないので、ご注意ください。
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まとめ
・楽天モバイルは、楽天回線が未提供の場所でauローミングを行っている
・auローミングは楽天モバイルのエリア拡大に伴って徐々に終了していた
・2023年6月から提供のRakuten最強プランから方針を一転し、積極的にローミングを活用するようになった
・Rakuten最強プランからはローミング接続時のデータ通信量5GB/月の上限が撤廃となった
・auローミングが提供されている場所は山間部などが中心、公式サイトのエリアマップより詳しく確認が可能
・楽天モバイルが繋がりづらい時はWi-Fiスポットを活用、必要に応じてデュアルSIMを活用して回線を切り替えるのもおすすめ
・楽天モバイルの公式サイトから、電波状況の調査依頼ができる
2024年7月時点の調査内容です。