折りたたみスマホはおすすめ?メリット・デメリットや国内で買える最新機種を紹介
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昨今、Samsung(サムスン)やmotorola(モトローラ)などさまざまなメーカーから、折りたたみスマホが販売されています。
折りたたみスマホは高額ですが、普通のスマホと比べて携帯性に優れていたり、タブレットとスマホの1台2役ができたりといったメリットがあります。
最近の折りたたみスマホは、画面を縦に開くガラケーのような形状のモデルと、横に開いてタブレットサイズの大きな画面が現れるモデルの2種類があります。
本記事では、折りたたみスマホのメリット・デメリットや、国内で買える最新機種の特徴について解説します。
折りたたみスマホは2種類!普段使いなら縦折りのコンパクトなタイプがおすすめ
折りたたみスマホは大きく分けて横折りと縦折りの2種類があります。
横折りのタイプはGalaxy Z FoldシリーズやGoogle Pixel Fold。閉じた状態だと厚みはあるものの、一般的なスマホと同じ感覚で使うことができ、開くと正方形に近い比率のタブレットのように使用できます。
縦折りのタイプはGalaxy Z Flipシリーズやmotorola razrシリーズ。閉じた状態でも外面のサブディスプレイで簡単な操作が可能で、何よりコンパクト。開けば普通のスマホとして使えるため、普段使いにおすすめです!
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折りたたみスマホは画面を縦や横に折り曲げられる最先端のスマホ!
普通のスマホは1枚の板のような形状ですが、折りたたみスマホには有機ELの発色の良いキレイな画面を曲げて、閉じたり開いたりできる画期的な最新技術が取り入れられています。
折りたたみスマホは、閉じた状態から開くと一般的なスマホと同じサイズの画面になる縦折りタイプと、閉じた状態では普通のスマホ・開けばタブレットのような大画面になる横折りタイプの2種類が存在します。
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折りたたみスマホを使うメリットは4つ!
折りたたみスマホには、さまざまなメリットがあります。主な折りたたみスマホのメリットを4つまとめました。
1.横折りモデルなら画面を開いてタブレットとして使える!
横に閉じたり開いたりできるタイプの折りたたみスマホは、開けば画面がタブレットのように大きくなります。
タブレットがなくてもスマホ単体で、大画面で動画やマンガなどを楽しめるのが横折りタイプの折りたたみスマホの魅力です。
1台の重さは少し重くなってしまいますが(250~300g程度)、代わりにタブレットを持ち運ぶ必要がなくなるので総合的な荷物量は減らすことができます。
2.折りたためばコンパクトで持ち運びやすい!
折りたたみスマホは閉じた状態であれば、横折りタイプだと通常のスマホ程度、縦折りタイプならもっと小さい、昔のガラケーの収納時のようなサイズ感になります。
閉じた状態だとコンパクトなサイズになるため、携帯性に優れているのも折りたたみスマホの魅力です。
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3.角度を調節して机などに置いたまま使える
縦型の折りたたみスマホなら、途中まで開いた状態にすることで机の上に置きながら角度を調節して見やすい状態で利用できます。
スタンドなしでも固定しやすいのは嬉しいメリットです。
Galaxy Z Flip 5のように、途中まで開いた状態でそのまま置いて、三脚なしで撮影を行える機種もあります。
4.複数アプリの同時起動ができるモデルもある
横開きの折りたたみスマホでは、大きな表示で2つ以上のアプリを同時に利用できる機種もあります。
例えば、ゲームの攻略情報を横に表示したブラウザで調べながらプレイする、SNSを見ながら動画を楽しむなどの使い方が可能です。
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折りたたみスマホの気になるデメリットは4つ!
折りたたみスマホには、気になるデメリットもいくつか存在しています。
必ずしも万人向けとは言い難いタイプのスマホなので、デメリットについてもしっかり事前に確認しておきましょう。
1.横折りモデルは重量が重くなる
横折りモデルの折りたたみスマホは、重量が重い傾向にあります。
例えば、この後紹介するGalaxy Z Fold5は253g、Google Pixel Foldはなんと283gあります。iPhone 14の重量が172gですので、その重さは一目瞭然ですね。
軽いスマホを使いたい方は、ずっしりと重くて使いづらいと感じる可能性があるので、重量なども含めたスペックをしっかりチェックしながら検討しましょう。
また、折りたたみスマホは開いた状態で一般的なスマホと同じような厚みになることもあり、折りたたみ時に分厚くなってしまうのも難点です。
通常のスマホ1.5台分以上の厚みになるので、ご注意ください。
2.画面に折り目があり、角度によっては目立つことも
折りたたみスマホは、画面の真ん中部分に折り目があります。
折れる仕様なので、折り目がついてしまうのはやむを得ないと考えられますが、知らないで購入してしまうと違和感を覚えてしまうこともあるので、家電量販店の店頭などで実機をチェックして納得のうえで購入するようにしましょう。
折り目は正面からだと比較的目立ちづらいものの、斜めの角度から見ると目立ちやすくなります。
3.安くても11万円以上など高額
最先端な技術を採用している折りたたみスマホは、価格が高めです。
安くても11万円程度、高い機種だと25万円をオーバーしてしまいます。
普通のスマホと比べて気軽に入手しやすい機種とは言えないので、ご注意ください。
4.海外メーカーの機種しか存在していないことにも注意!
折りたたみスマホは、国内メーカーのモデルが存在していません。
サムスンやモトローラ、Googleといった海外メーカー製のモデルのみが国内販売されています。
どれも信頼できる大企業ですが、どうしても日本メーカーの端末を使いたい!という方は、今後の登場を待ちましょう(ただし、国内メーカーが折りたたみスマホを出す保証はありません)。
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2024年時点における国内最新の折りたたみスマホ
最後に、2024年時点での最新折りたたみスマホを紹介します。
折りたたみスマホを選ぶ際のポイント
折りたたみスマホを選ぶ際は、以下の4つのポイントに注目して機種を絞りましょう。
・開閉時それぞれのサイズをチェック、できれば実機も確認
・用途にあわせて横折り・縦折りを選ぶ
・本体重量をしっかり確認する
・閉じた状態での使用感を調査する
折りたたみスマホは形状が普通のスマホと違うため、公式サイトなどでしっかりサイズを確認・できれば実機を確認してから機種を選ぶのがおすすめです。
携帯性重視なら縦折り、タブレットとしても使いたいなら横折りのモデルを選ぶと良いでしょう。
本体重量は、横折りのモデルだと250gオーバーと一般的なスマホよりもかなり重いので、重量もしっかり確認したうえで購入することが大切です。
また、折りたたみスマホは、閉じた状態でできることやサイズ感が機種ごとにバラバラです。
口コミ情報なども調べて、閉じた状態での操作性が自分にとって十分かどうかなども確認しておきましょう。
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1.Galaxy Z Fold5|横に折りたためる!タブレットとして利用可能
Galaxy Z Fold5は、横に開閉できるタイプの折りたたみスマホです。
開くとタブレット、閉じると縦長のスマホとして使えます。
項目 | 内容 |
---|---|
価格(au) | 242,660円~ |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
メモリ | 12GB |
ストレージ容量 | 256GB / 512GB / 1TB |
画面/解像度 | メインディスプレイ:7.6インチ/2,176×1,812 サブディスプレイ:6.2インチ/2,316×904 |
サイズ | 開いた状態:約W130×H155×D6.1mm 閉じた状態:約W67×H155×D13.4mm |
重さ | 253g |
カメラ | アウトカメラ:5,000万画素+1,200万画素 +1,000万画素 インカメラ:(前面)1,000万画素 (インナー)400万画素 |
バッテリー容量 | 4,400mAh |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
横折りのモデルとしては重量が軽く253g。CPUは最新のSnapdragon 8 Gen2を搭載しているので高性能が求められるゲームなども快適に遊べると考えられます。
3つのウインドウの同時起動ができたり、Galaxy特有のSペンでイラスト作成やメモ書きができたりする点も見逃せません。
2023年時点で最上級の性能・機能性がある折りたたみスマホを選びたい方は、Galaxy Z Fold5 を選びましょう。
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2.Galaxy Z Flip5|縦に折りたためる!高性能&コンパクトさが魅力
Galaxy Z Flip5は、縦に開閉できるタイプの最新サムスン製折りたたみスマホです。
項目 | 内容 |
---|---|
価格(au) | 154,300円~ |
CPU | Snapdragon 8 Gen2 |
メモリ | 8GB |
ストレージ容量 | 256GB / 512GB |
画面/解像度 | メインディスプレイ:6.7インチ/2,640×1,080 サブディスプレイ3.4インチ/720×748 |
サイズ | 開いた状態:約W72×H165×D6.9mm 閉じた状態:約W72×H85×D15.1mm |
重さ | 187g |
カメラ | アウトカメラ:1,200万画素+1,200万画素 インカメラ:1,000万画素 |
バッテリー容量 | 3,700mAh |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
Galaxy Z Flip5は、前モデルよりも折りたたみ時に利用できるカバー画面が大きくなり、自撮り時などに表示を確認しやすくなったり、カレンダーなどさまざまな情報が大きく表示できるようになったりしました。
縦に折ることでコンパクトになり、重さは187gと軽く、携帯性に優れているのも特徴です。
スマホを手軽に持ち運べることを重視する方に最適な機種が、Galaxy Z Flip5となっています。
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3.Google Pixel Fold|Googleが手がける横折りの折りたたみスマホ
Google Pixel Foldは、Googleが開発した折りたたみスマホで、横に開閉可能な大画面タイプとなっています。
項目 | 内容 |
---|---|
価格(Googleストア) | 253,000円 |
CPU | Google Tensor G2 |
メモリ | 12GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面/解像度 | メインディスプレイ:7.6インチ/2,208×1,840 サブディスプレイ:5.8インチ/2,092×1,080 |
サイズ | 開いた状態:約W158.7×H139.7×D5.8mm 閉じた状態:約W79.5×H139.7×D12.1mm |
重さ | 283g |
カメラ | アウトカメラ:4,800万画素+1,080万画素+1,080万画素 インカメラ:(前面)950万画素 (インナー)800万画素 |
バッテリー容量 | 4,821mAh |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
Google Pixel FoldはGoogle初の折りたたみスマホで、CPUは2022年発売のPixel 7シリーズで採用されていたGoogle Tensor G2が採用されています。
折りたたんだ状態だと横にも縦にもそこそこの広さがあるサブ(外面)ディスプレイを使うことになり、サブディスプレイはGalaxy Z Foldシリーズの縦長な画面よりも比較的普通のスマホに近い画面サイズであることが魅力です。
折りたたんだ際の厚みも12.1mmと、Galaxy Z Fold5 の13.4mmよりも薄くなっています。
重量が283gと重いのは注意点ですが、比較的コンパクトサイズな横開きの折りたたみスマホを選びたい方は検討してみましょう。
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4.motorola razr 40|価格を抑えた縦折りの大画面・軽量スマホ
motorola razr 40は、モトローラが展開している縦開き型の折りたたみスマホです。
項目 | 内容 |
---|---|
価格(IIJmio) | 112,000円 |
CPU | Snapdragon 7 Gen1 |
メモリ | 8GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面/解像度 | メインディスプレイ:6.9インチ/2,640×1,080 サブディスプレイ:1.5インチ/194×368 |
サイズ | 開いた状態:約W73.9×H171×D7.35mm 閉じた状態:約W73.9×H89×D15.8mm |
重さ | 188.6g |
カメラ | アウトカメラ:6,400万画素+1,300万画素 インカメラ:3,200万画素 |
バッテリー容量 | 4,200mAh |
※価格は税込表示です。
※表は右にスクロールできます。
IIJmioやソフトバンクでは、割引を適用することで10万円以下で購入できる、折りたたみスマホのなかでは比較的安価な機種です。小さな外部ディスプレイがついており、折りたたみ時でも通知の確認や音楽の再生などを行えます。
CPUも一世代前のハイエンドモデルと同等のものが採用されており、サクサクとした動作を実感できるでしょう。
また、上位モデルの「motorola razr 40 ultra」よりも画素数の高いメインカメラ、容量の大きいバッテリーを搭載しており、さらにおサイフケータイにも対応。無印モデルのmotorola razr 40のほうが普段使いがしやすくなっています。
できるだけ安く折りたたみスマホを使いたい、一度折りたたみスマホを試してみたいという方におすすめです。
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まとめ
・折りたたみスマホは有機EL画面を曲げてたたむことが可能な最先端スマホ
・縦折りタイプの折りたたみスマホは、コンパクトにたたんで携帯することが可能
・横折りタイプの折りたたみスマホは、開くとタブレットとして使えて一台二役
・Galaxy Z Fold5はGalaxyの最新折りたたみスマホ、Sペンを利用して多様な使い方ができる
・Galaxy Z Flip5は縦折りタイプ、画面を閉じた時に使うサブディスプレイも大画面
・Google Pixel Foldは横折りタイプ、画面を閉じても一般的なスマホのような画面サイズで使いやすい
・motorola razr 40は折りたたみスマホの中では低価格で、普段使いにもおすすめのコンパクトモデル