mineoからソフトバンクに乗り換える手順を4ステップで紹介！デメリットはある？

mineoからソフトバンクに乗り換える手順はかんたん4ステップ！

まずは、mineoからソフトバンクへの乗り換え手続きについて解説します。手順は以下の4ステップです。

1. 契約手続きに必要なものを準備する

はじめに、ソフトバンクの契約手続きに必要なものを準備しましょう。

上記のうち、本人確認書類と補助書類には細かく受付基準が定められています。また、未成年や法人名義での契約には別途書類が必要です。事前にソフトバンク公式サイト「本人確認書類」を確認した上で手続きを進めてください。

MNP予約番号は、他社からの乗り換え時に使用する10桁の番号です。以前は必須でしたが、2023年5月以降「ワンストップ方式対応サービス同士の乗り換えをWeb窓口で申し込む場合」に限り不要となりました。mineoは2023年7月に、ソフトバンクは2023年5月に対応しています。

ソフトバンクショップなどの店舗窓口で申し込む方は「マイページ」からMNP予約番号を発行してください。手順は以下のとおりです。

1.「mineo公式サイト」にアクセスして、右上の「マイページ」をタップする。
2.「eoID・パスワード」でログインする。

3.「各種サポート」→「解約・MNP予約番号発行」の順に進める。
4. 注意事項を確認した上で「MNP予約番号発行」をタップする。

5. 対象の電話番号を選択し「決定」をタップする。
6.「同意する」→「予約番号取得」の順に進める。

7. 解約したいコンテンツにチェックを入れ「選択したコンテンツを解約する」をタップする ※1。
8. お申し込み完了画面に表示される「MNP予約番号」を確認する。
※1. コンテンツを解約しない場合は「解約しない」をタップしてください。

MNP予約番号の有効期限は、発行日を含めた15日間です。発行後はできるだけ早く手続きを開始してください。

2. 動作確認済み端末とSIMロック解除のチェックをする

他社で購入した端末を使ってソフトバンクのサービスを利用する方は、事前に「動作確認済み端末」と「SIMロック解除」をチェックしておきましょう。それぞれ解説します。

動作確認済み端末をチェックする

ソフトバンクのサービスを正常に使えることが確認された端末は「動作確認済み端末」として登録されます。未登録の端末は正しく動作しない可能性があるため、事前に確認が必要です。以下の手順に沿って操作を進めてください。

上記の手順で「対象の機種名が表示されない」または「○がついていない」場合、動作確認が済んでいないと判断できます。新しい機種を購入するなど、別の方法を考えましょう。

SIMロック解除の有無をチェックする

「SIMロック解除」は、SIMロック（購入した通信キャリア以外のSIMカードを利用できないようにする制限）を解除するための手続きです。

2021年10月1日以降に発売された機種は制限の対象外のため、手続きは不要。それ以前に発売された端末の解除状況は通信キャリアによって異なります。ここでは、ドコモ・au・ソフトバンクのSIMロック解除状況を一覧表で紹介します。

上記のうち「あり」に当てはまる場合、SIMロック解除手続きが必要です。各社、店舗・電話・Webで受け付けているため、問い合わせて手続きをしてください。

3. ソフトバンクの申し込み手続きをする

ソフトバンクは、主に以下の3つの窓口で新規申し込みを受け付けています。便利でお得に契約したい方には「ソフトバンクオンラインショップ」が、相談しながら手続きしたい方には「ソフトバンクショップ」がおすすめです。求めるサービスにあわせて選択してください。

ここでは、Web窓口のソフトバンクオンラインショップで申し込む手順を紹介します。少し複雑なため、2つのブロックに分けて確認していきましょう。

1.「オンラインショップ」にアクセスし「おススメ商品」までスクロールする。
2.「もっとみる」をタップし「ラインナップ」から当てはまる項目を選択する。
3. 購入する機種/SIMの「予約・購入する」をタップする ※1。
※1. 機種やSIMの種類によって表示が異なる場合があります。

4.「受け取り」から「現在お使いの機種」まで当てはまる項目を選択する。
5.「次へ」をタップし「カラー」や「容量」を選択する ※1。
※1. 機種やSIMの種類によって表示が異なる場合があります。

6.「お支払い回数」などの契約内容を画面表示に従って選択する。
7.「プラン」の金額を確認した上で「次へ」をタップする。
8.「オプション」を選択または解除し「次へ」をタップする。

9. 必要に応じて「アクセサリ」を選択した上で「次へ」をタップする。

ここまでの手順で、購入する機種やSIMの情報が登録できました。続いて、乗り換えに必要な情報の登録手続きを進めましょう。

なお、手順4で「ソフトバンクショップで受け取る」を選択する場合、契約事務手数料（3,850円(税込)）は無料になりませんので、ご注意ください。

1.「MNP予約番号情報は取得済みですか？」で「いいえ」を選択する ※1。
2.「現在ご契約中の……」で「その他」をタップし、検索バーに「mineo」と入力する。
3.「mineo」を選択した上で「のりかえ予定の電話番号」に対象の電話番号を入力する。

4.「次へ」→「次へ」とタップし、登録手続きを進める。
※1. MNP予約番号を発行した方は「はい」を選択し、情報を入力してください。

続けて「MNP予約番号情報の取得」→「契約者情報の登録」→「本人確認書類のアップロード」と進み、登録を確定させたら申し込み手続きは完了です。

4. 開通手続き・初期設定をする

審査完了後、2日〜1週間程度で登録住所に商品が届きます。注文内容と相違がなく、傷などの不備がないことを確認してください。

また、ソフトバンクオンラインショップで申し込んだ場合、回線の切り替え手続きや端末の初期設定を利用者側で行う必要があります。詳しい手順は、ソフトバンク公式サイト「商品到着後の設定・開通手続き方法」をご覧ください。

mineoからソフトバンクに乗り換えるメリット・利点

ここからは、mineoからソフトバンクに乗り換えるメリット・利点を紹介します。以下の4つの項目に分けて、詳しく確認していきましょう。

通信速度が改善される可能性がある

「通信速度が遅いからソフトバンクに乗り換えたい！」と考えている方は多いはず。mineoからソフトバンクに乗り換えることで、通信速度を改善できる可能性があります。

では実際にどれくらいの違いがあるのでしょうか。ここでは、回線速度の口コミサイト「みんそく」の情報を参考に、mineoとソフトバンクの通信速度比較を紹介します。

上記のうち「平均Ping値」は1回あたりの通信にかかる時間の平均値を、「平均ダウンロード/アップロード速度」は1回あたりの通信で送受信できるデータ容量の平均値を表します。

平均Ping値は数値が小さいほど高速で、平均ダウンロード/アップロード速度は数値が大きいほど優れていると考えてください。

測定項目の特徴を踏まえた上で比較結果を見ると、すべての項目でソフトバンクが優れていることがわかります。ソフトバンクに乗り換えることで、動画視聴やオンラインゲームもサクサクと使えるようになるでしょう。

データ容量無制限プランを利用できる

データ容量を気にせずインターネットを楽しめる無制限プランは、ソフトバンクの魅力の1つです。

「ペイトク無制限」や「メリハリ無制限＋」を契約することで、これまで以上に自由な使い方ができるでしょう。以下の表には、メリハリ無制限＋の基本情報をまとめています。

※「ペイトク30/50/無制限」は、PayPayポイントの還元額によって実質負担金額が変動するため、本記事では詳述しません。

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mineoにも「マイそく」や「パケット放題 Plus」といった無制限サービスはありますが、最大通信速度などの制限が設定されているため、純粋な“データ容量無制限プラン”とは言えません。

たとえば、最大通信速度で選べる料金プラン「マイそく」には、以下の利用条件が定められています。基本情報とあわせてご覧ください。

なお、mineoはマイそくを契約している方に向けて「24時間データ使い放題（198円(税込)/回）」を提供しています。オプションの適用後、24時間は利用条件の対象外となるため「週に1度だけデータ容量無制限で使いたい！」と考えている方に最適です。この点も加味した上で、検討してください。

全国各地で充実した対面サポートを受けられる

大手通信キャリアならではの充実した対面サポートを受けたい方には、ソフトバンクへの乗り換えがおすすめです。

ソフトバンクショップをはじめとした全国の取扱店では、新規契約・他社からの乗り換え・機種変更などの契約手続きを受け付け中。契約内容に関する不明点も気軽に相談できます。

また一部の店舗では、専門のスマホアドバイザーによる無料の「スマホ教室」が開催されています。ほかの通信キャリアを契約している方や、ガラケーを使っている方も参加できますので、ぜひ試してみてください。

一方のmineoも店頭窓口を用意していますが、店舗数は多くありません。また、ソフトバンクショップと比べて受けられるサービスが限られている点にも注意が必要です。店舗ごとに対応範囲が異なるため、来店前に公式サイトを確認しておきましょう。

お得な乗り換えキャンペーンが開催されている

現在ソフトバンクは、他社からの乗り換えで契約する方に向けて、お得な乗り換えキャンペーンを開催しています。以下に特典内容をまとめますので、キャンペーン名のリンクから詳細情報をご覧ください。

mineoからソフトバンクに乗り換えるデメリット・注意点

ここまでの項目では、mineoからソフトバンクに乗り換えるメリットを確認してきました。通信速度が改善できる可能性がある、データ容量を気にせず使える、といった良い面が見えてきたのではないでしょうか。

しかし、その一方でデメリットや注意点もあります。乗り換えたことを後悔しないように、事前にしっかりと調べておきましょう。

月額料金が高くなる可能性がある

格安SIM会社のmineoと比べて、ソフトバンクの月額料金は割高に設定されています。本記事で紹介した「高速通信・データ容量無制限・店頭サポート」などのメリットを維持するためには、コストがかかるのです。

ここでは、mineoの「マイピタ」と、ソフトバンクの「メリハリ無制限＋」を使った月額料金比較を紹介します。

上記のうち「mineoとの金額差」の項目を確認すると、すべての段階でソフトバンクの月額料金が高いことがわかります。

たとえば「mineo：20GB（月額2,178円(税込)）」と「ソフトバンク：無制限（月額7,425円(税込)）」の金額差は月額5,247円(税込)です。1年間同じ条件で使い続けた場合、合計62,964円(税込)の差額が生まれます。

なお、ソフトバンクは対象の料金プランに加入する方に向けて、以下の3つの割引サービスを用意しています。

3つの割引の合計金額は月額2,497円(税込)。適用条件を満たす必要はありますが、節約効果は絶大です。こちらも、mineoの「マイピタ」と月額料金を比較してみましょう。

すべての割引が適用されることで、ソフトバンクの月額料金が大幅に下がりました。「mineo：20GB（月額2,178円(税込)）」と、割引後の「ソフトバンク：無制限（月額4,928円(税込)）」の金額差は月額2,750円(税込)です。

通話料・通話かけ放題オプションが割高になる

mineoとソフトバンクはどちらもかけ放題オプションを提供していますが、それぞれサービス内容が異なります。こちらも一覧表を使って違いを確認してみましょう。

上記の表からは、mineoと比べてソフトバンクのかけ放題オプションが割高であることがわかります。

ソフトバンクの「準定額オプション＋」と「定額オプション＋」には、以下の4つの通話オプションが無料で付帯していますが、使わない方にとっては不要と言えるでしょう。

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mineoからソフトバンクへの乗り換えに関するよくある質問

最後に、mineoからソフトバンクへの乗り換えに関するよくある質問を紹介します。不明点や心配な点がある方はぜひ参考にしてください。

2024年4月30日時点の調査内容です。